小牧の初任者指導へ行く
愛知県小牧市の初任者指導に行く。
もうここの初任者指導は、現役の頃から続けている。17年目になるのだろうか。
いつものように名鉄岩倉駅に早めに着いて、五条川の桜を見に行く。
満開である。
今年は満開を過ぎてしまうのかもしれないと心配したが、いやいや満開である。良かった。
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小牧勤労センターへ着くと、玉置先生と中川先生が見えている。びっくり。
玉置先生のブログの仕事日記には、次のように書かれている。
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12時45分ごろに家を出て、小牧勤労センターへ。小牧市教育委員会主催の4月からの初任者研修会で講演される野中信行先生にお会いするためだ。
講演までの30分間、互いの近況報告、学級経営の大切さ、変化がない学校現場などを話題にあれこれ話す。初任者研修会を3月末に行ったのは、小牧が全国に先駆けたという記憶があるが、今回で17年目だと野中先生は言われた。「僕の講演を聞いた小牧の初任者は、すでに40歳ほどになっておられるのです」とも。75歳の今なお、この年度末に7、8件の講演依頼があるとのこと。「同じような年齢で私のように講演をやっておられる人はいませんよ。僕の上になると野口芳宏先生なんですよ」と、エネルギッシュに話される野中先生。
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つかの間の時間だったが、大切な話がぽんぽんと飛び出す。
「学校現場が変わらない」という話は、その原因についてじっくり話したかったが、時間切れ。残念。
そのあと、すぐに講座になる。
2時間ばかりの講座の終わりに、初任者に話した。
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今朝早起きしてNHKのテレビを見ていたら、WBCで優勝した栗山監督の言葉が紹介されていました。
決断のときの言葉は何かということです。
「できるかできないかは、アウト。
やるか、やらないか、なのだ」と。
今初任の先生たちは、「できるだろうか?」と不安に思っているのかもしれません。
はっきり言いますと、実際は、「そんなにうまくいきません!」
だって、10年も20年もやっている先生たちがうまくいっていないのに、すぐの初任の先生がうまくいくはずはありません。でも、うまく行ったら「しめた!」じゃないですか!
だから、不安に思うことはないのです。
大谷翔平君は、言っています。
「何かやれば、良いこと悪いことが出てくる。これはしあわなこと。悪いことが出てきたら、それをどう乗り越えられるかの工夫ができるのですから、しあわせなことなのです」と。
28歳の若者がこんなことを言っています。
今日、私が提案したことは「やるか、やらないか」の話でした。
ぜひとも1つでも2つでも挑戦していただきたい。
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初任の先生たちは、これから準備をして初めを迎えるのである。
何とか1年目を乗り切ってくれることを願っている。
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