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大谷翔平という存在~WHY-HOWの使い方~

 
 大谷翔平が、6日、規定投球回数と規定打席数の2つをクリアした。
 大リーグの歴史にまた1つ名前を刻んでいる。

   私は、この28歳の若者をずっと注目してきた。
 それは、このスーパースターが日本の輝ける星であり、大ファンであるという注目と少し違っている。

 ほとんどの人は、大谷の才能の豊かさがスーパースターをつくり上げていると考えている。別格の存在だと。
 私は違っている。
 もちろん、才能はある。
 でも、そんな野球人は、限りなくいる。でも、大谷ような存在になれない。
 大リーグに行った筒香や、秋山や、……は、同じように素晴らしい才能を持っていたのに活躍できない。
 そこに何があるのか?
 ★
 大谷は、「WHY」―「HOW」の使い方のうまさが抜きん出ている存在である。
 
 その使い方は、高校に入って佐々木監督との出会いによって学んでいる。
 中学生のときまでは、単なる普通の野球選手だったのが、高校で生まれ変わっている。
 その学びとは、目標達成の仕方である。

   https://www.kaonavi.jp/dictionary/otanishohei_mokuhyosetteisheet/

 これは、今泉浩晃さんが最初に開発されたマンダラートである。

「HOW」の見つけ方がさすがなのである。
 大谷は、昨年コントロールに苦しんだときがあった。
 そのとき編み出した「HOW」は、「重いボールを使っての壁当て」。その様子は、何度もテレビに映し出された。

「WHY」―「HOW」の使い方で二刀流を開花させている。

  今年ピッチングは、15勝を上げて好調であった。
  新球ツーシームとスライダーの巧みな使い方が投球の幅を広げたと言われている。

 

 だが、本塁打が34本で終わった。
 大谷は、「3割近く打つイメージでシーズンに臨んだ。そのなかで本塁打をどれだけ打てるかがチャレンジだったが、フェンス手前で失速する打球が目立った」と語っている。
 きっと来年は、この課題に「WHY」―「HOW」を駆使するだろう。
 ★
 私たちが大谷から学ぶのは、この「WHY」―「HOW」の使い方である。
 
 人生を生き抜いていくには、この2つを使い続けられるか、なのである。
 
 大谷は言っている。

 「良かったこと、悪かったことが出てくることはとても幸せなことだと考えています」
 「やることがたくさんあることはとても幸せなことです」
 

   当たり前のことのように聞こえるが、普通の私たちは、こんな考えをもっていない。
 良かったことには舞い上がるし、悪かったことには落ち込んでしまう。
 
 ところが、大谷は、「悪かったこと」ことに当たり前のこととして「WHY」―「HOW」を駆使する。
こうして道を切り開いていく。

 今年のMVPは、ジャッジとの争いである。
 でも、ほとんど意に介していないのではないだろうか。
 どっちでもいいかと(笑)。

  自分の目の前のことをどうするか、なのである。
 「今、ここ」を精一杯生きていく。

 「今季の活躍で印象に残っているのは」という記者の問いかけに、
 大谷は、
「印象に残っているもの……。ほとんど、前のことは忘れてしまいました」 と答えている。

 28歳の若者の挑戦はみごとである。

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