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つれづれなるままに~天使の時間がある~

●私は、家事の中で買い物を担当している。
 
 最初は、レジでの会計で、小銭(10円、1円)を出すことができなかった。五千円や千円を払って、おつりをもらうということになっていた。そこでもたもた小銭を出すことに抵抗があったためである。

 次には、品物の消費期限や賞味期限をきちんと確認するということができなかった。これをきちんと確認するということは、最も大切である。

 そして、なかなかできなかったのが、野菜の生鮮ぐあいを確認することである。これは今も続いている。
 最近やっと「かぼちゃ」やブロッコリーの出来具合を確認することができるようになった程度である。
 しかし、最近もトマトで失敗。熟れすぎたものを買ってきてしまった。

 私は、ずっと家事について「手伝っている」という意識が抜けなかった。
やっとその意識が抜けているのかなと最近思い始めている。

最後は、連れ合いのどちらかが亡くなる。
 これはどうにもならない「真理」である。
 そうしたとき、男の場合、ほとんど奥さんに家事一切を頼り切ってきたときに路頭に迷う。
 若い頃、突然奥さんに亡くなられて子供2人を育てられなくて、お父さん、お母さんに任せきってしまった知り合いを知っている。 
もはや基本的なところでまずっている。

 家事一切を奥さんに任せきって、「フロ、メシ、ネル」の時代はもうとっくに終わっているのである。

●親しい知り合いのお母さんが亡くなった。
 もう自分で食べられなくて、点滴で生き繋いでおられた。
 亡くなる少し前に、美空ひばりの乱れ髪を一曲きちんと歌い終わられて、そして亡くなられた、と。
 
 誰でも亡くなる前には、少し元気になる時間がある。
 「天使の時間」と呼ばれているらしい。
 その時間に美空ひばりなのである。
101歳。粋な最後である。合掌。

●NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しみに見ている。
 このドラマのおもしろさは、三谷幸喜さんの脚本である。

 今までの大河ドラマは、歴史上の有名人物の偉大さを描くことで成り立っていた。
 ところが、この鎌倉殿は、その有名人物たちがきわめて人間的に描かれている。
 源頼朝は、女好きの側面を描いていたし、源義経は、戦だけは得意だが、あとの人間的な側面はだらしなく描いていた。

 人間は、一皮むけばちょぼちょぼである。
 どんなに偉大で、有名な人物でも、一皮むけば極めて卑小なところをもっているのだ、その人物たちが歴史をつくってきたのだ、と。
 そのように三谷さんは描きたいのであろう。

 時代考証を担当したのは、坂井孝一先生。
 この先生が書かれた『考証 鎌倉殿をめぐる人びと』(NHK出版新書)でドラマに出ている人物がどうな人物で、どうなっていくのかを確かめている。
おもしろい。

 
 

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