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音読の効果

 経営コンサルタントの神田昌典さんから学んだことがある。
 神田さんは、「想像もできなかったほどの変化を起こすためには、2つの重要なことがある」と。

 1 センターピン
ボーリングのピンを倒すには、真ん中の1本を当てなければ全部を倒すことはできない。
あなたが望む変化を達成するためには、突破すべき重要な「ひとつ」を見つけなければならない。

2 毎日の儀式を行う
センターピンを倒すために、毎日少しずつ行うべき小さな行動を考えな  ければならない。

 まず「センターピン」を倒すための「ひとつ」を見つけ、そしてその「ひとつ」を毎日少しずつ行わなければならない。
 これが大きな変化を起こしていく。

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 親しい知り合いの初任者指導の先生から報告を受けた。
 2年生を受け持っている初任の先生のクラスで、国語の「お手紙」のテストを行ったということ。
 読解の表が、平均97点、裏の漢字が92点、言葉が98点だったと。

 これはすごいことである。
 普通の先生だって、こんなに良い成績を上げることができない。
 それを初任の先生が達成しているのである。

 何をしたのか?

 当然そういうことになる。何かをしなければこんなことにはならない。

それは、「音読」だと。
 その初任の先生は、毎日国語の時間、子供たちに音読、音読を練習をさせたということである。算数などもしっかりと音読をさせたらしい。
 ★
 音読が効果をあげる、特に低学年は効果的であるということは今までも言われていたことである。
 だが、そう言われていても、ほとんどの先生はやってはいない。
 どんな発問をしたらいいか、話し合いをどうさせようか、……そんなことに指導の中心は向けられている。

 音読は、カードを作って、家庭学習にさせる。
 家庭で音読をしたら、聞いてもらって親にハンコをもらう。
 そんなことをやっているクラスは多いのである(多分親は音読を聞かないでハンコだけ押している)。

 私は、この音読カードが一番の問題であると考えてきた。
 学校では音読はやらず、家庭に任せてしまうのであるから。

 ★
 それでも今から50年以上前は、夕方家々から子供が音読をする声が聞こえてきたものである。

 親は、夕食をつくりながら、そばの飯台に子供を座らせて国語の教科書を音読させる。
 宿題ではなく、親たちは自主的に行ったのである。

 親は、音読をさせて、その読み具合で子供の学校での学習具合を判断したのである。
 すらすら読めたら、うまく学習をしている。
 拾い読みをしていたら、これは問題である。
 そのように判断したのである。

 音読が大きな決め手であることが分かっていたのである。

 ★
 音読は、低学年だけが効果的ではない。
 どの学年も効果を上げる。
 とにかく教科書を読んで、読んで、いくことである。

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