つれづれなるままに~「オンライン教師1年目の教室」が終わりました~
●7月12日に大和市の初任講座へ行きました。
会場は、シリウスという図書館で行うということ。
このシリウスというのは、日本一の図書館として有名なのです。
少し早めに行って、全体の会場をゆっくり見て回りました。
この初任講座で私に与えられた時間は、90分。
14:10~15:40なのです。
ぴったり15:40で終わりました。
1分も超過しませんでした。
「やったあ~」と。
森信三先生は、その著作の中で、「講演で一番大切なことは何ですか?」という質問に、
「与えられた時間をきちんと守ること」
と明快に答えられています。
話す内容とかではないのです。
しかし、これが一番難しいのです。
私もこのために準備していくのですが、なかなかうまく守れなかったことが数多いです。
最近になって、やっと何とかなってきたなあという段階です。
もう講演や講座は、そんなに多くやることはありません。
それでも、きちんと時間だけは守っていこうと願っているのです。
●4回目のワクチン接種が、7月28日に決まりました。
今年の夏は、どうしても母の初盆のために九州へ帰りたいという願いがあって、2週間前に接種をしたいと思い、何とかなったわけです。
それにしても、第7波の広がりはものすごいです。
ある先生からは、
「今日は、先生方が6人休みで自分と音楽専科で6年生3クラスを何とかみました。また、子どもたちも100人以上休んでいます(コロナ以外もいますが…)」
と連絡を受けました。
学校は大変なことになっています。
それでも、夏休みに突入したのですから、一安心ですね。
●オンライン教師1年目の教室が、7月23日に終わりました。
2月から月1回ということで進めてきたこの講座も、7月で終了ということになりました。
なぜ7月なのかということですが、今までの初任者指導の経験から言えば、7月まで何とか教室を保ってくれば、2学期、3学期につながっていくことが分かっていたからです。
それだけ1学期が大変なわけですが……。
私たちが、このオンラインで訴えたかったことがあります。
現在ほとんどの初任者指導は、最初から授業の指導に終始します。
授業さえうまく軌道に乗れば、クラスは大丈夫だという考えがあるからです。
しかし、現状は、授業だけを対応してもうまくいきません。
私は25年以上初任者指導の仕事に関わってきて、授業だけで対応できる現実はとっくに過ぎ去ったのだと考えています。
現実にうまく行っていないのですから。
私たちは、最初は「学級をつくる」ことから始めなくてはならないと主張しています。
そして、子供たちとの関わり方(「関係づくり」)の基礎基本を押さえ、特にやんちゃな子供との関わり方を指導していかなくてはならないと考えています。
これが最初の課題です。
それから毎日の授業をどのようにこなしていくのかという課題になっていきます。
来年度も2月から「オンライン教師1年目の教室」を始めていきたいと願っております。
何とか初任の先生が、最初の1年目の乗り切ってくれることを願いにしております。
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