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2022年5月

第5回オンライン初任講座の呼びかけです!

 第5回オンライン講座

毎日の授業をどのように乗り切っていくか?
やんちゃ対応をどうするか(2)?
 4回目のオンライン講座では、1ヶ月が過ぎて、クラスがどのようになっているか点検をしました。
  
 今回の講座は、6月18日です。
 授業についての2回目の講座です。毎日の授業をどのように乗り切っていくかについて考えたいと思います。
 提起した授業法についての授業案を、国語、算数で提起したいと思っています。
 また、やんちゃな子供への対応の2回目の提案です。

 どうぞご参加ください。

1 対象者 60名限定
①2022年度初任者
②初任者と一緒に学級経営を学び直したい先生
③初任者指導を担当する先生

2 参加費 1回ごとに チケットを購入してください。
 1000円

3 期日 1学期の期間
○2月から7月まで月1回の講座(8月は2学期へ向けて必要なら開きます)

2月(2月19日<土>)知ってほしい!初任の先生がよく失敗する事例
その対処法 (終了しました)
3月(3月12日<土>)勝負の1週間!1週間をどう乗り切るか(終了しました)
4月(4月16日<土>)クラスの軌道チェック (終了しました)
最初の授業づくり①
5月(5月14日<土>)1ヶ月を振り返る これからの方針(終了しました)
6月(6月18日<土>)毎日の授業をどう乗り切っていくか②(仮)
7月(7月23日<土>)1学期を振り返る 2学期へ向けて(仮)

4 時間帯
○土曜日
  ○20:00~21:00 野中の講座
5分休憩
21:05~21:25 秦の講座(初任者指導の現場から)
21:25~21:55 初任者の質問タイム(30分を予定)

5 講座講師紹介

◎野中信行 元横浜市小学校教員 初任者指導アドバイザー
○横浜市で37年間担任として過ごす。退職後、3年間初任者指導に当たる。現在は、7,8の教育委員会と連携して初任者指導を担当している。
○初任者関係の著書に、新卒教師時代を生き抜くシリーズとして『新卒教師時代を生き抜く心得術60』『新卒教師時代を生き抜く学級づく   り3原則』『新卒教師時代を生き抜く授業術』(共著)<明治図書>
『教師1年目の教科書』<学陽書房>
 ○初任者指導教師向けに『初任者指導の教科書』<共著、明治図書>
 ○現役時代を含めて、25年以上初任者指導を務めている。

◎秦安彦 元大和市小学校校長 H30年度神奈川県校長会調査研究部長
 ○大和市で37年間勤務。退職後の2年間を含め、9年間初任者指導
  にあたる。現在は拠点校指導員として4名の初任者指導を担当。
  
 ○初任者関係の著作に、新卒教師時代を生き抜くシリーズ『2W仕事術
    〜初めて教壇に立つ先生のための日々の心構え』<明治図書>

6 申し込みは以下のところからお願いします。
  http://ptix.at/f6Lz6B

 

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「学級づくり」の1ヶ月が終わった(2)

 なぜ授業指導だけではうまくいかないのか?

 授業をうまくやることが、学級を軌道に乗せることならば初任の先生にとっては絶望的な課題である。
 だって、初任の先生はそんなにすぐに授業をうまくやることができない。
 ほとんどの先生は、「45分(50分)の授業感覚」がまだできあがっていないので、時間オーバーになることが多くなる。
 また、「おしゃべり授業」で授業の大半をしゃべってしまうことになる。

 私が今まで担当した初任の先生や、授業を参観した先生は、ほとんどこうなっていた。
「だから、授業の指導をするのだ!」と指導の先生方は言われるのだろうが、見当違いである。

 大切な課題が分かっていない。

 ★
 初任の先生が取り組まねばならない最初の課題は、次のことである。

 ①まず、最初は「学級をつくる」(「学級づくり」)ことである。
  学級をつくることで、教室に授業が成り立つ「秩序」を成立させる。
  それに勢力を注ぎ込む。
  それがまず「土台」づくりある。
 
 ②その土台の上に、授業を乗せていく。 
 
 ③その土台の上で、やんちゃな子供対応をする。

 どうしてこんな課題になるのか。
 そのためには、現状の初任者のクラス事情がある。

 A 最初に学級をつくらないので、そのうちに学級の子供たちが
  落ち着かなくなる。「ざわざわ」とした状態になる。
  また、「だらだら」した状態になり、さっと動けなくなる。

 B 最初に学級をつくらないので、学級が「群れ」のままで「集団」
  にならない。弱肉強食状態。そのために、やんちゃな子供が、弱
  い子供に対していじめを行ったりする場合が多くなり、もめごと
  が頻発する。

 C 最初に安定した秩序を学級につくらないので、やんちゃ対応が
  うまくいかない。学級がますますうまくいかなくなる。

 

 要するに、初任の先生が困ったり、悩んだりするのは、「最初に学級づくりをしないこと」、「やんちゃ対応がうまくいかないこと」にある。
 この課題に、授業指導だけで対応できない。

 もちろん、授業のスムーズな進行も、学級に安定した秩序をつくることになるが、このことは最初の課題ではない。

 最初に学級をつくって安定した秩序ができあがると、初任の先生のうまくない授業でも(失礼!)きちんと流れていく。
 私が見てきた初任でうまくいっていた学級は、必ずこうであった。
 初任の先生は精一杯今できる授業をすればいい。
 それでいいのである。そんなことである。
 精一杯やれば、子供たちはその先生の意気込みを感じてついていくのであるから。

 ★

 現在行っているオンライン初任講座は、どの先生でも参加できます。

 もし興味がありましたら、次のところから参加下さい。

 http://ptix.at/uGUtQ5

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つれづれなるままに~管理職になりましたという報を受けて~

 知り合いの先生たちが、管理職になっている。
 連絡があると、
 返信で、「早く校長になって先生たちを元気にしてくださいよ!」と伝えている。

 私は管理職にならなかったので偉そうなことは言えない。
 だが、管理職の役割の重要さは充分に分かっているつもりである。

 管理職になったら、すぐに「子供たちに何ができるか!」と考えがちである。
 今はそんなことは第一の課題ではない。
 第一の課題は、「先生たちを元気にすること」なのである。
 子供のことなんか考えることはない(笑)。
 こう言うと顰蹙を買ってしまうのだが……。

 でも、学校は所詮子供たちのために成立しているのであるから、「子供たちのために」とわざわざ言わないでも必然的に子供たちのためになっていく。
先生たちを元気にすれば、当然子供たちに還元される。
 ★
 「先生たちを元気にする」というのはどうすることか。
それは決まっている。

 忙しさを軽減すること。
 これに尽きる。

 学校現場は、一人一台のタブレット配布によって、先生たちの忙しさが倍加されている、と聞いている。

 文科省の働き方改革はどうなってしまったのだろうか。
 もはや、だれも言わなくなった。

 私の最後の勤務校は、市でも有名な困難校であった。
 この学校は「3年学校」と呼ばれていて、ほとんどの先生はその大変さ故に3年間過ごしてすぐに異動していくことになっていた(3年間はその学校に在籍しなくてはならなかった)。
 
 まず、先生たちと取り組んだのが行事の精選。
 面倒な行事や、無くしていい行事を精選していった。
 あゆみを作成する月間(7月、12月、3月)は、行事や会議を入れず、他の月にするようにした。
 この1つの取り組みだけでも、先生たちはずいぶんとゆとりが出てきた。
 学期末の放課後何もなくなるのであるから、あゆみを作成する時間に当てることができるようになったのである。

 ちょうど評価で、相対評価から絶対評価への移行期であったので、当校では「あゆみ」の変更も行った。
 あゆみは、学校独自で作成できるわけである。
 市でモデルのあゆみは作成されていたが、当校はそれを選ばず、独自作成をすることになった。
 私が作成の推進委員長である。

 私たちが提案したのは、各教科で評定する項目を作り、文章表記するのは1つだけの所見欄にした。
 今までのあゆみと比べれば、文章表記が格段に少なくなったわけである。

 当校は、あれほどの困難校であったが、2年かかって普通の学校になっていった。
 やろうと思えば、できるのである。先生たちにゆとりができて、元気になったおかげであろう。
 ★
 さて、管理職になってどうするのか。
 法律の勉強と、組織論の勉強をすることである。

 「先生たちの研究をどうするか?」とすぐに考えがちであるが、そんなことは後回しでいい。
 
 法律の勉強をして、学校の法的成り立ち、管理職の法的成り立ち、……など徹底的に身に付けることである。『教育小六法』は必ず手元に置いておく必要がある。
 学校は、法によって動いているのであるから、それをきちんと知っておくことは力になる。
 
 組織論とは、先生たちをどのように組織していったらいいかを勉強することになる。
 必ず読む本は『部下をもったら必ず読む 「任せ方」の教科書』(出口治明著 KADOKAWA)、『元気な学校づくりの秘訣』(横藤雅人著 さくら社)の2冊である。
 ★
 今ほどに管理職の重要さが増している時代はないであろう。
 健闘を祈りたい。
 

 
 
 

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