つれづれなるままに~母が亡くなった~
母が亡くなった。
2月22日のこと。
早朝に静かに息を引き取った。
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2月9日に発熱していることが分かる。
入所している施設でのこと。クラスターが起こったのである。
それでも、最初は食事も完食しして、元気であった。
だが、酸素吸入をし出してから急に食事が受け付けなくなり、その3日後の早朝に亡くなった。発熱してからちょうど2週間後のことであった。ほとんど苦しむこともなく、静かに息を引き取った。
母は、昨年の11月に100歳の誕生日を迎えてきた。
「100歳まで生きんば!」というのが口癖で、みごとにその目標を達成していた。
まだまだ元気で、これから何歳まで寿命を延ばしていくいくのかと思っていた矢先である。
それが、3ヶ月もしない間に、コロナに感染し、亡くなっていった。
あっけないもの。
★
3月5日に、九州佐賀のお寺で告別式を行った。家族葬。
亡くなるときにも、またダビにふされるときにも、家族は、誰も立ち会うことはできなかった。
ただ、お骨だけが渡されただけ。
あっけないもの。
ただ100歳まで生き抜いたということはたいしたもので、若い頃から働きづめの生活で得た生命力は敬服にあたいするものであった。
ただただ敬意の念をもって、母をおくることができた。
「お母さん、よく生き抜いたね」と。
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