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WITHコロナ時代の現場教師の生き方とは(3)

 コロナ禍の非常事態での生き方の原則を次のように書いておいた。

1 「明日」へ向けて「今日」をしっかり生きる。
 2 仕事を絞る。
 3 子供とは「距離」をとる。
 4 早く帰る。


 2 仕事を絞る

 どうしても担任としてやらなければならない仕事がある。

 ①毎日の授業
 ②一日の流れを進める。
 ③児童・生徒指導
 ④学級事務(テストの丸付け、ドリル・スキルの点検など)
 ⑤学校の仕事、中学校は部活
 ⑥保護者への連絡
 ⑦学年打ち合わせ、会議・研究会参加

 これだけでもこなしていくには、大変なことである。
 だが、やらざるをえない。
 
 これらは、普通にやっていく。さぼるわけにはいかない。

 ただ、必要なのは、どうしてもこだわりたいことを1つか2つに絞って、あとは普通にやること。
 全部を真面目にやらない。

 そういう真面目さを捨てることである。
 
 ただ、さぼるという選択肢が出てくるが、それをやるとすべてがいい加減になり、結局ミイラ取りがミイラになる現象がでてくる。

 3 子供とは「距離」をとる。

 子供には、つねに寄り添っていくことが必要だと思われているかもしれない。そんな真面目さも、捨てること。

 でも、子供に近づかないで、常に離れておくことを勧めているわけではない(笑)

べたべたしない。できれば、物理的にも距離をとる時間も必要。

 普通に「担任する」ことで十分なのだ。

 4 早く帰る。

 いつも遅くまで残っている。
 今日やっておかなくては明日が大変だからと遅くまで残る。
 
 家に帰り着くのは、いつも9時、10時。
 それから夕食になる。
 こんな生活をしている先生がたくさんいる。
 まともな生活がおくれるわけがない。

 やろうと思えば、教師の仕事は無尽蔵に湧き出てくる。
それを一々真面目にやっていたら、たまったものではない。

 しかし、やることをきちんと決めて絞っていたら、そんなにやることはない。
 テストの丸付け、ドリル、スキルなどの丸付けも、授業の中に組み込んでいけば、学級事務のほとんどから解放される。

 6時には仕事の目安をつける。
 繰り返すが、放課後の仕事は、教室で行う。
 職員室は、基本的には先生たちとの交流の場である。

 家では、仕事はしない。ほっとする時間にする。
 睡眠時間は、必ず6,7時間は確保する。

そんなことはできないと思われるかもしれない。
 だが、このコロナ禍は、「自分の仕事をもう一度考え直せ!」と突きつけたはずである。

 決断をする。
 もう一度自分の仕事を考え直す。
 それが求められていると、考えている。
 ★
 コロナ禍の中で、現場教師の生き方とは?という問いかけで、自分ならばこうするだろうと考えたことである。

 現場から14年も離れているので、現実の現場感覚とすれ違っているのかもしれない。

 だが、ただでさえ困難な現場で、さらにコロナ禍が付け加わっている現場で、何の身構えも持たないままに過ごしていけば、こちらがぼろぼろになり、鬱病になっていく恐れは大きいはずである。
 それは自覚しないままに襲ってくる。

 ぜひとも、身構えてほしいという願いでこれを書かせてもらった。
                             (終わり)

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