つれづれなるままに~経験したことがない事態が来ている~
●2回目のモデルナのワクチンを打って次の日。
午前中は、何もないなという感じで普通に生活を始めた。
ところが、昼近くになると急に倦怠感が出てきて、熱を計ると7℃近く。
熱が上がっている。
これはまずいと寝ることにする。
その日は、熱も7℃を越えてぐったり。
熱に弱いので体にはこたえる。
高齢者はあまりワクチンの後遺症はないと聞いていたが、そんなことはないのである。
2日目は、すっきりしている。熱も平熱に戻っている。
すべて戻ったという感じである。
解熱剤を飲んだのが効いたのかもしれない。
●コロナ感染の第5波が始まっている。
第3波を越える感染になるという専門家の予測である。
一都三県の感染者数は、今までと比べて最高を出していて、そのすごさがうかがえる。
これから地方にも波及して、一日で1万人を越す感染者はもうすぐそこに来ている(註 7/29で1万人を越えだしている)。
今まで経験したことがない事態が、そこまで来ていると専門家は警鐘をならしている。
今からどこまで感染が広がるのか見当がつかない事態なのである。
尾身会長は、「危機感が社会に共有されていない!」と指摘されている。
二十代の若者たちを動かしているのは、「楽観バイアス」というものらしい。
楽観バイアスとは、自分自身の行動や能力などを実情よりも楽観的にとらえ、危険や脅威などを軽視する心的傾向。
確かに、オリンピックでの高揚感が、この楽観バイアスを呼び起こしていることはありうるなあ、と。
●自宅の近くにあるS小学校で算数の授業をする。4年生の算数。
算数の授業だけは、なかなか飛び込みの授業には向かないのだが、どうしても算数の授業をしてほしいということで引き受ける。
もちろん、授業は教科書を使って、「小刻み学習法」で行う。
授業が終わっての子供たちの感想は、「おもしろくて、楽しかった!」というもの。
「とてもおもしろくて、分かりやすくて、すごく楽しい授業になりました。 おもしろいお話や、じゅぎょうでにが手だったさんすうが楽しいさんすうになりました。」
教えていることは、決しておもしろいものではない。小数の勉強。どちらかと言えば、つまんないのである(笑)。
しかし、それがおもしろくて、楽しいと書くのは、2つの理由があるからだと思っている。
①授業は子供たちがじっと聞く時間が短い。インプットしたら、すぐに
アウトプットさせるのであるから。
子供たちは、体や頭を使ってアウトプットさせれば、そのことが快いの である。それがおもしろいという感想になる。
②教えることが小刻みで「できる」という状態を可能にする。
それが「分かった!」という気持ちにつながる。「できた!」「分かった!」 という状態が「楽しい」になる。
要するに、このように「日常授業」は変えていけばいいのである。
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