つれづれなるままに~それでもオリンピックは開かれる~
●100歳でコロナ感染から回復された女性の方がニュースになっていた。
その方は、78歳から気功をやり、80歳からスペイン語に挑戦し、90歳から絵画へ挑戦されている。
趣味は、ビールを飲みながらの麻雀ということ。
かくしゃく(矍鑠)としておられて、見ると80歳代の人かなとも思える。
102歳までビザの有効期限があるので、まだ海外旅行を楽しみたいと言われていた。
色紙に、「今を楽しむ」、と。
●5/18(火)に神奈川の横須賀教育委員会初任者研修に行った。
オンラインでの研修である。
私は、初めての経験。
ちょうどNHKの気象放送のような感じでセットされていた。
私がこちら側で話し、パワーポイントの画面が移り変わっていくという流れ。いつもと変わらない。
時には質問をして、指名して答えてもらう。
これからこういう講座になっていくのだ、と。
ただ、対面での講座ではないので、どのように伝わっているのか、その雰囲気がつかめない。
これがズームだけでの講座となった場合はどうなるのだろうかと思ってしまう。
●ソフトバンクグループの孫正義氏が東京五輪などについて、次のようにツイッターしているのがニュースになっている。(5/24)
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ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は23日、東京五輪・パラリンピック開催についてツイッターへ投稿し、新型コロナウイルス感染症流行下では、ワクチンが普及遅れの日本で「変異株が蔓延し、失われる命や、GDP(国内総生産)の下落、国民の我慢を考えるともっと大きな物を失うと思う」と懸念を示した。
孫氏は、この日の投稿で「(開催中止は)違約金が莫大だという話はあるけど」とした上で、世界各国から選手や関係者が多数来日することに懸念の言葉を続けた。前日も、国民の大多数が開催延期か中止を希望していると指摘し「誰が何の権利で(開催を)強行するのだろうか」と投稿していた。
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私の意見も、早く東京五輪を中止すべきというもの。
それは、何度もこのブログで書いている。
何のために東京五輪を開くのかという目的がなくなっている。
最初は、復興五輪という呼びかけだった。
それが次には、人類がコロナに打ち勝ったという証として開くという呼びかけになった。
だが、人類はまだ打ち勝ってなんかいない。
その中でも日本は、緊急事態を出し、再延長をしなくてはならない状況になっている。
今は、「安心安全な五輪にする」と盛んに言われている。
これは目的ではなく、1つの目標にしか過ぎない。
目的を喪失しているのである。
それでもなぜ強行するのか。
IOCも、政府も、東京都も、もはや中止という選択肢はなくて、そのまま
なだれ込んで実施するということらしい。
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現在、北海道や沖縄が急に感染者を増やしている。
この理由は、はっきりしている。
5月の連休で観光客が訪れて、感染を広げたのである。
このように人が移動すれば、そこには必ず感染が広がるという結果がついていく。
東京五輪で9万人近くの人が訪れる。
この移動が更に感染を広げていくことにつながらないのか。
完全に隔離されると盛んに宣伝されているが、そんなことが本当にできるのだろうか。
それを保障していく医療体制などは大丈夫なのか。
また、そんなことをしてまで開催していく意味があるのか。
この開催で、日本は何を得ていくのか。
疑問符だらけである。
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