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勝負の1ヶ月が終わろうとしている(2)

 4月いっぱいの1ヶ月で、最初にぜひともやらなくてはならないのは、「学級づくり」である。
 
 どんな状態になっているのがベターなのか。
子供たちが自分たちで学級を動かしていけるようになっていること。

 なっていなければ5月の連休明けに取り組まねばならない。

子供たちが自分たちで学級を動かしていくとは、どのようなことか。
 私の方法は、日直(毎日2人ずつ)をつくって、その日直にその1日を動かしていけるようにすることである。

 もう1つは、学級の仕事を一人一役で振り分けて(クラスの人数分仕事をつくって)、その1人1人にその日一日の仕事をさせていくことである。全員で学級の仕事を果たしていくためである。

 くわしくは、『初任者指導の教科書』(明治図書)のp50「図解で分かる!教室の一日」を参考にしてほしい。

 ★
 なぜ最初に「学級づくり」なのか?
 それは、前回にも書いたことだが、子供たちの多くが教室に求めている安心感を確保するためである。
 これが今「学級づくり」に求められる、最も大事な、最大の課題なのである。
 担任にしかできない。

 安心感が求められる教室とは、どんな状態なのか?

 ①担任が学級をリードしてくれている。
 ②「教室の一日」が子供たち全部に伝わっていて、自分たちで
  スムーズに動いている。
 ③教室でのルールがはっきり明示されていて、みんなで守って
  いけるシステムになっている。
 (このルールづくりは、先ほどの本『初任者指導の教科書』のp68を参考にしてほしい)

 この3つである。
 担任は、この3つに全力を傾けていけばいい。
 4月の1ヶ月で軌道に乗るようにしていくことになる。
 ★
 このことが4月の1ヶ月でできないために、学級が不穏な状態になる。
 そして、6月頃には学級が壊れていく。

 あるY市は、数年前に1年間で辞めた初任者は44名。
 学級崩壊になった初任のクラスは、多分その3倍、4倍になったことであろう。

 学級を最初にきちんとつくらなければ、このような事態が起こってくる。
 とくに、初任者のクラスでは容易に起こる。
 先ほどの3つがきちんとできていないためである。

 まだ4月なのだ。これからでも十分回復ができる。
 頑張ってほしいものである。
 

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