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つれづれなるままに~家内が右肩を痛める~

●大事に育てているシャコバサボテンの花が開き始めた。
 まず白い花。そしてそのうちにピンクに染まっていく。
 
 朝起きたら、カーテンを開けながら、「おはよう!」と声かけ、「きれいな花を咲かせてね」と呼びかける。
植物もまた、人の声に反応するのが科学的に証明されていると何かの本で読んだことがある。

 今年のサボテンの花は、とくにきれいである。

●日本の「事実」に驚く。
 今までマスコミなどで明らかにされていないことを知ることになる。

 『経験なき経済危機』(野口悠紀雄著 ダイヤモンド社)を読んでいる。
 経済にはくわしくない。そのために、できるだけ経済書を目にする。
 とくに、経済学者野口先生の本は読むことにしている。

 この本の中で、第8章として「生産性の引き上げが急務」の「1 韓国に1人当たりGDPで追い抜かれた日本」がある。
 
 この中で、次の記述がある。

 「先進国が加盟するOECD(経済協力開発機構)のホームページに衝撃的な数字がある。」として、2018年に1人当たりのGDPが、次のようになっている。

 ①大きな衝撃は、韓国の数字が日本より大きくなっていることだ。
  韓国だけではない。表には示していないが、すでにイタリアに抜かれて
おり、スペインにも抜かれそうだ。

 ②1990年代、日本の1人当たりGDPはアメリカよりも高かった。それ  が、いまやこうした状態になっている。

 ②の事実は、多くの日本人は知っていたはずである。
 ところが、いつのまにか①になっているという事実をご存じだっただろうか。
 日本では、韓国の問題点がよく報道される。確かに問題点は多いと感じる。
ところが、経済はこうして成長していることも事実なのである。日本は負けている。

なぜ、こんなことになるのか。
 野口先生は言われる。

 「こうしたことになるのは、日本の労働生産性が低いからだ。労働生産性とは、就業者1人当たりのGDPだ。」

 日本は、アジアで最初に工業化した国である。1980年代には、世界経済における地位が著しく向上した。
 その状況が今も続いていると考えている人が、日本には多い。
 しかし、それが大きく様変わりしている。

③日本生産性本部が2019年12月に公表した「労働生産性の国際比較2019」によると、次のようになる。
 就業者1人当たりで見た18年の日本の労働生産性は、8万1258ドル(824万円)で、順位は、OECD加盟36国中21位。

④1人当たりGDPでも労働生産性でもOECD平均値より高い国を「先進国」 と定義するなら、日本は残念ながら先進国と言えない状態になっている。

⑤日本は韓国に抜かれているだけでなく、すでにトルコやギリシャにも抜か れている。日本より低いのは、バルト三国やポーランドなど9カ国しかな い。これらの大部分は、旧社会主義国である。

⑥G7というのは、「先進国」の会議である。この首脳会議は、「先進7カ国 首脳会議」と呼ばれる。ところが、もはや日本は、G7のメンバーの資格を 失っている。G7諸国の平均に比べると、日本の値は、1人当たりDDPで は78%でしかなく、労働生産性では70%でしかない。

 ③④⑤⑥の事実は、私も知らなかったことである。
 多くの日本人も、きっと知らないであろう。

 それが何なんだと居直ることはできるが(笑)、いつのまにか日本は、最貧国に転落していて、こういう現状になっているのだということだけは確認していなければならないはずである。
 このコロナ禍でさらに大きく経済は落ち込んでいく。

●家内が右肩を痛め、右手が使えなくなった。
 早速、ほとんどの家事を私が肩代わりをしなければならなくなる。
 洗濯をし、干して、取り込む。
 毎日掃除をする。二階から一階まで全部(これは私の役割)。
 買い物をしてくる(これも私の役割)。
 朝、昼、夕方の食事の準備。

 昨日の夕食は、金目鯛の煮付けが主菜。
 これは、そんなにむずかしくない。
 
 料理家の小田真規子さんの料理本『料理のきほん練習帳』(高橋書店)を参考にする。
 このレシピに従えば、簡単に、おいしくつくれる。
 テキトウにアレンジしたりしないこと。
 
 小田さんの料理本をほとんど全部買い込んでいる。
 小田さんの料理の考え方にとても共鳴している。

 たとえば、「料理上手の秘密1」で次のようなことが書かれている。
 「料理のおいしさは何で決まるのか?」と問われたら、ほとんどの人が「それは味付けだろう!」と答える。
 
 ところが、小田さんは、秘密1で、次のように答えられる。
「よく『私の肉じゃががあまりおいしくなくて。味が決まらないんです』という人がいます。でもこれは大きな勘違い。おいしさを大きく左右する決め手は味つけだけではなく、具材の切り方にもあったのです。たとえば、『一口大』と書いてあるのに1cm角にしてしまうと火の通りが早くなり水分が出すぎる。味がしみて濃くなるなどの影響が出てしまいます。じつは、具材を切るというのは味の土台づくりです。」
 
 「おいしさの半分は『切り方』で決まっていた!」
 ★
 なにごとにも、決め手になることがある。
 ものごとの本質と言われる。

ものごとの本質をつかまえると、ものごとは格段にうまくいく。

 うまくいく方法は、芋虫が蝶になるように大きく変容する。
 これをピボットというらしい。
 
 そのためには、今までのこだわりを手放すことが必要(これがむずかしいのだが、……)。
 そうすると、そこで生まれた空白を埋めるかのごとく、新しいアイデアや現実が生まれてくる。
 ★
 小田さんの料理本は、料理をつくるということだけでなく、ものごとの本質を教えてくれるのに最適だ。

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