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2020年11月

つれづれなるままに~家内が右肩を痛める~

●大事に育てているシャコバサボテンの花が開き始めた。
 まず白い花。そしてそのうちにピンクに染まっていく。
 
 朝起きたら、カーテンを開けながら、「おはよう!」と声かけ、「きれいな花を咲かせてね」と呼びかける。
植物もまた、人の声に反応するのが科学的に証明されていると何かの本で読んだことがある。

 今年のサボテンの花は、とくにきれいである。

●日本の「事実」に驚く。
 今までマスコミなどで明らかにされていないことを知ることになる。

 『経験なき経済危機』(野口悠紀雄著 ダイヤモンド社)を読んでいる。
 経済にはくわしくない。そのために、できるだけ経済書を目にする。
 とくに、経済学者野口先生の本は読むことにしている。

 この本の中で、第8章として「生産性の引き上げが急務」の「1 韓国に1人当たりGDPで追い抜かれた日本」がある。
 
 この中で、次の記述がある。

 「先進国が加盟するOECD(経済協力開発機構)のホームページに衝撃的な数字がある。」として、2018年に1人当たりのGDPが、次のようになっている。

 ①大きな衝撃は、韓国の数字が日本より大きくなっていることだ。
  韓国だけではない。表には示していないが、すでにイタリアに抜かれて
おり、スペインにも抜かれそうだ。

 ②1990年代、日本の1人当たりGDPはアメリカよりも高かった。それ  が、いまやこうした状態になっている。

 ②の事実は、多くの日本人は知っていたはずである。
 ところが、いつのまにか①になっているという事実をご存じだっただろうか。
 日本では、韓国の問題点がよく報道される。確かに問題点は多いと感じる。
ところが、経済はこうして成長していることも事実なのである。日本は負けている。

なぜ、こんなことになるのか。
 野口先生は言われる。

 「こうしたことになるのは、日本の労働生産性が低いからだ。労働生産性とは、就業者1人当たりのGDPだ。」

 日本は、アジアで最初に工業化した国である。1980年代には、世界経済における地位が著しく向上した。
 その状況が今も続いていると考えている人が、日本には多い。
 しかし、それが大きく様変わりしている。

③日本生産性本部が2019年12月に公表した「労働生産性の国際比較2019」によると、次のようになる。
 就業者1人当たりで見た18年の日本の労働生産性は、8万1258ドル(824万円)で、順位は、OECD加盟36国中21位。

④1人当たりGDPでも労働生産性でもOECD平均値より高い国を「先進国」 と定義するなら、日本は残念ながら先進国と言えない状態になっている。

⑤日本は韓国に抜かれているだけでなく、すでにトルコやギリシャにも抜か れている。日本より低いのは、バルト三国やポーランドなど9カ国しかな い。これらの大部分は、旧社会主義国である。

⑥G7というのは、「先進国」の会議である。この首脳会議は、「先進7カ国 首脳会議」と呼ばれる。ところが、もはや日本は、G7のメンバーの資格を 失っている。G7諸国の平均に比べると、日本の値は、1人当たりDDPで は78%でしかなく、労働生産性では70%でしかない。

 ③④⑤⑥の事実は、私も知らなかったことである。
 多くの日本人も、きっと知らないであろう。

 それが何なんだと居直ることはできるが(笑)、いつのまにか日本は、最貧国に転落していて、こういう現状になっているのだということだけは確認していなければならないはずである。
 このコロナ禍でさらに大きく経済は落ち込んでいく。

●家内が右肩を痛め、右手が使えなくなった。
 早速、ほとんどの家事を私が肩代わりをしなければならなくなる。
 洗濯をし、干して、取り込む。
 毎日掃除をする。二階から一階まで全部(これは私の役割)。
 買い物をしてくる(これも私の役割)。
 朝、昼、夕方の食事の準備。

 昨日の夕食は、金目鯛の煮付けが主菜。
 これは、そんなにむずかしくない。
 
 料理家の小田真規子さんの料理本『料理のきほん練習帳』(高橋書店)を参考にする。
 このレシピに従えば、簡単に、おいしくつくれる。
 テキトウにアレンジしたりしないこと。
 
 小田さんの料理本をほとんど全部買い込んでいる。
 小田さんの料理の考え方にとても共鳴している。

 たとえば、「料理上手の秘密1」で次のようなことが書かれている。
 「料理のおいしさは何で決まるのか?」と問われたら、ほとんどの人が「それは味付けだろう!」と答える。
 
 ところが、小田さんは、秘密1で、次のように答えられる。
「よく『私の肉じゃががあまりおいしくなくて。味が決まらないんです』という人がいます。でもこれは大きな勘違い。おいしさを大きく左右する決め手は味つけだけではなく、具材の切り方にもあったのです。たとえば、『一口大』と書いてあるのに1cm角にしてしまうと火の通りが早くなり水分が出すぎる。味がしみて濃くなるなどの影響が出てしまいます。じつは、具材を切るというのは味の土台づくりです。」
 
 「おいしさの半分は『切り方』で決まっていた!」
 ★
 なにごとにも、決め手になることがある。
 ものごとの本質と言われる。

ものごとの本質をつかまえると、ものごとは格段にうまくいく。

 うまくいく方法は、芋虫が蝶になるように大きく変容する。
 これをピボットというらしい。
 
 そのためには、今までのこだわりを手放すことが必要(これがむずかしいのだが、……)。
 そうすると、そこで生まれた空白を埋めるかのごとく、新しいアイデアや現実が生まれてくる。
 ★
 小田さんの料理本は、料理をつくるということだけでなく、ものごとの本質を教えてくれるのに最適だ。

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つれづれなるままに~第3波がきている~

●NHKの連ドラ「エール」を見ている。
 私の知り合いにはつわものがいて、一日に4回見ているという人がいた。
 同じ内容を4回も見ることができるのか、それ人生の無駄遣いではないかと思ったものだが、要するに暇なのだろう。
 思い切ってNHKも、それぞれ4回の内容を少しずつ変えてみてはどうかなど妄想してみたが、私も暇である。
 ★
 先日の内容は、「君の名は」。
 1952年のラジオドラマ。
 真知子と春樹のすれ違い恋愛の物語である。
 当時、このドラマが始まるときには、銭湯の女子風呂はがらがらになると言われたものらしい(家庭風呂がある家庭は当時めったになかった)。
 私にも、このときのドラマがくっきりと思い出される。
 実際には、このドラマは出演者の病気で急きょすれ違いに改められたものだとドラマは演じている。
 私が、6歳の時なのである。
木曜日の8:30にドラマが始まる。
 私のうちでは、みんなの布団を敷き詰めて、そのドラマに聴き入るのである。
 2人は会おうとしてすれ違う。それが何度も起こる。
 聞いているものには、「あっ~~」とため息がでる。
 私も、そのとき息を潜めてため息が出たのをはっきりと思い出す。
 6歳だったのである。
 はたしてそのことが何をあらわすのか、会おうとして会えないもどかしさを理解できたのかがあやしいものだが、とにかく木曜日を楽しみにしていたのである。
 当時、ラジオしかなかった。
 テレビが出てきたのは、5年生のときなのである。

●東京でコロナ陽性者が500人を超える。
 確実に第3波がやってきている。
 この3波は、北海道から始まり、東京、大阪、愛知、神奈川、埼玉などに広がっている。11月21日段階で日本全国2592人。
 原因は、GO TO キャンペーンにあることははっきりしている。
 東京医師会がこのキャンペーンは中断すべきだと進言している。
専門委員会の助言で、政府も再考するというのが結論だが、とにかくやることが遅い。
東京がGO TOに参加して、その結果第3波を招いている。
 このまま進めば医療崩壊が進んでいく。
 早く中断しなければいけないのだが、遅い。
 
 第2波の陽性者の中心は、20代であった。
 今回は、30代、40代にも広がり、高齢者も感染しているらしい。
 家庭内感染がかなりの比重を占めているということ。

 なぜ、このような事態が起こってきたのか。
 台湾やニュージーランドなどのようになぜならなかったのか。

 最初で失敗している。
 上の国などは、最初を徹底している。
 
 ところが、日本は、オリンピックなどを考慮に入れたために、すべてが後々の対策になってしまった。
 それに加えて、PCR検査を手控えている。
 場当たり的な政府の政策で、今の事態を迎えている。
 もはや市中感染は、広がるだけ広がっている。
 
私は素人判断であるが、だらだらと感染は続いていくと予測したが、その通りになっている。
 でも、国民のマスク着用などの防備は、すごいものであるので、欧米諸国みたいに爆発的には広がらない。

 第3波がどの程度に広がるのか。
 もはや、国民一人ひとりの努力だけにかかっている。

●GIGOの法則というのがあるという。
 「Garbage In Garbage Out」の略らしい。
 「ゴミを入れたらゴミが出てくる」というものだ。
 
 情報収集の法則。
 ゴミの情報を頭に入れたら、ゴミが出てくるというもの。
 これは多くの人が耳が痛い法則であろう。
 実は、私も耳が痛い法則になる。

 暇さえあれば、スマホの情報を探し出している。
 そんな人は多い。
 私はスマホは必要な時以外は使わないのだが、ネットやフェイスブックでの情報はいつも目にしている。

 ところが、自分の中にネットやマスコミなどのネガティブ情報を入れれば入れるほど自分の中から出てくるものは、ごみのようなことだと法則は教える。
 決して心豊かなことは生み出されない。

 今日から気をつけたい。必要最低限の情報にして、そこから離れていくようにしたい。
 できるかどうか、なのだが……(笑)。

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つれづれなるままに~今年の夏は紫蘇焼酎だった!~

●ヤフーニュースに次のことが出ていた。
 ★ ★ ★
新型コロナ流行、北半球で重大な岐路に直面=WHO事務局長

[ジュネーブ 23日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、新型コロナウイルスの流行が特に北半球で重大な岐路に直面しているとの見方を示した。

記者会見で「今後数カ月間、状況は非常に厳しいものとなり、一部の国々は危険な道をたどっている」と指摘。「さらなる不必要な死を防ぎ、必要不可欠な医療サービスの崩壊や学校の再閉鎖を防ぐために、指導者らが早急に行動を起こすことが求められている」と述べた。

その上で、検査体制を改善し、感染者の接触先を追跡するほか、ウイルスを拡散する恐れのある人を隔離することで、各国とも強制的な都市封鎖(ロックダウン)を回避することができるとした。
★ ★ ★

 こんな中で、オリンピックをやろうという計画が当たり前のように進んでいる。3月からは聖火リレーが始まるので、それまでに結論を出さなければならないはずだが、一体こんな状態でできるのだろうか。
 早く中止を決断すべき事態だと、私は思うのだが……。

また、WHOは、次のような報告をしている。

 ★ ★ ★
 コロナ、相当数に「深刻な後遺症」 心臓や肺に損傷 WHO

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日の記者会見で、新型コロナウイルスは「相当数の人に、深刻な後遺症を残す」と警告した。

 ここ数カ月のうちに、子供を含めて年齢や性別を問わず、後遺症の報告を受けているという。

 テドロス氏は「懸念が大きいのは、症状の幅広さだ」と指摘。時間の経過で症状は変動し、体内のあらゆる器官に影響を及ぼし得るという。具体的な例として「疲労感をはじめせき、息切れ、肺や心臓を含む主要臓器の炎症と損傷、神経系や心理面での影響」を挙げた。

 まだ正確な数は把握できていないものの、入院患者・非入院患者の双方で症状が残る例が報告されているという。 
 ★ ★ ★


●今年の夏に、紫蘇焼酎を何回もつくった。
 7月の半ばに一度だけ体調を崩し、食欲がない事態を迎えた。そのときに思いついて、紫蘇焼酎をつくり、飲んでみることを続けてみたのである。
 その紫蘇は、玄関前のプランターに自然と生えてきたもので、それを30枚ほど摘んで、よく洗い、乾かして、1.8Lの焼酎に漬け込む。
 程良い味になり、そのままの焼酎よりも味が良くなる。夏の間は、炭酸で割って飲むことができた。
 これを夏中飲んで暮らした。
 何が良かったのか。
 疲れがなかった。今までの夏は、暑いと疲れて昼間は昼寝をしないといけなかったが、今年の夏はそれがなかった。
 紫蘇には、疲労回復効果があるということだから、その効果だろうか。
 アレルギー症状を軽減する効果もあるらしいから、冬に起こるアレルギー鼻炎症状を回復してくれたらうれしいのだが……。
 焼酎は、いろいろ試したが、奄美の黒糖焼酎れんとが一番おいしい。
 紫蘇は、無農薬のものを使う必要がある。市販のものは不適当。

●土曜日の楽しみは、虎さん。
 BSテレ東7チャンネルで6:30から始まる「男はつらいよ」シリーズである。デジタル修正版。
 
 毎週土曜日に放映されている。
 これを見て、アハハと笑い、笑い、笑い……。
 なんともほのかな気持ちになる。
 これで1週間が終わるなあという気持ちを残してくれる。
 
それにしても、山田洋次監督は、よくもまたこのような脚本をつくりだしたものである。
 筋書きは、ワンパターン。
 でも、水戸黄門だって、半沢直樹だって、人々に好まれる作品は、ほとんどがワンパターンなのである。
 考えてみれば、私たちの人生だって、ワンパターンの繰り返しなのだ。

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励まして、支えて~あと5ヶ月凌いでほしい~

 以下のようなコメントが載りました。
 いつもブログありがとうございます。

★ ★ ★
 いつも野中先生のブログを拝見して、心の支えにしている小学校教師です。(57歳)
3年の担任をしています。学年2クラスです。
隣のクラスは、他県から東京都に異動してきた通算5年目の女の先生です。
学級がうまくいっていません。
野中先生が、いつも言われているような不安定さです。7月に学校が完全に再開して、夏休み前には、現在のような状況になりました。
夏休みに、私は野中先生の「明日の教室」のDVDを一緒に試聴して、「大切なのは、教材準備より先に、学級経営だよ」と伝えました。でも、ダメでした。現在、彼女は、身体的にも肉体的にも、ダウン状態です。
野中先生の本も紹介したのですが。
3月まで乗り切れるのか心配です。そして、私も倍速で学年の事をしないといけない状況です。愚痴になってしまい、すみません。
野中先生のブログを心の支えとして、進みたいと思っています。


 ★ ★ ★

 隣の先生のクラスが、学級崩壊に近い状態を迎えているのですね。
 もはや、11月なのです。
 さまざまな手立ては打ってあるのに、うまくいかないわけです。
 これから隣のクラスの立て直しを図ることはむずかしいと考えなければなりません。
 
 その先生に、さまざまなアドバイスをされるでしょうが、もはやそのアドバイスを聞いて、実践に移していける心の状態が追いついていかないのだと思われます。
 
 この場合は、最悪の事態を想定することから始めなければなりません。
 最悪の事態とは何か。
 それは、その先生が身体的にダウン状態だということで、精神的にも参っていると考えた方がいいですね。
 そうすると、あと5ヶ月あるのです。
 その間に、鬱状態になって休職に入ることが想定されます。
 もっと最悪の事態は、辞職です。
 そうなった場合は、どうするかを想定してください。
 もちろん、本来校長が行うことですが、学年主任としても、その覚悟をしなければなりません。
 そして、その覚悟で、今何をしたらいいか冷静に判断することです。
 最悪の事態が起こらないように手立てを講じることです。
何ができるでしょうか。

 ①校長と相談して、フリーの先生にT・Tで入ってもらうということは
  可能でしょうか。これが一番効果的な方法です。
  授業で邪魔をするやんちゃな子供に付き添ってもらい、暴れるようだっ たら校長室や別室に連れて行って話すなどのことをやってもらう先生です。
 
 ②臨時の教科担任制を行う。
  先生のクラスとそれぞれの教科を交換する。他に教務主任などのフリー  の先生がいたら、何かの教科を持ってもらう。
要するに、担任の先生と子供たちの関係が壊れているのですから、他の 先生だったら関係は築けると思われます。
これが可能でしょうか。

 ③教科ごとにクラスを半分ずつに分けて、あるいはフリーの先生が
  加わってもらえば、3分割に分けて授業を行う。少人数ですね。
  これをできる限りの教科で行う。

私が困難校での教務主任のときは、①の方法で学級崩壊クラスを乗り切りました。
 その先生は、理科専科だったのですが、急きょT・Tに入ってもらいました。できる限りの授業をしてもらうようにしました。

どうでしょうか。
その先生のこれからの教師人生がかかっています。
励まして、励まして、支えて、支えて、あと5ヶ月間凌いでいけるように助力してあげてください。

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