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もはや非常事態宣言を出すべきである(1)~文科省の統計資料を見て~

 ほんとうならば、非常事態を発しなければならないはずである。
 小学校の状況についてである。

 文科省が、10月22日に「令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」を発表した。 
 (この資料は拡大して見てほしい)
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 ずっとこの調査を注目してきたのだが、小学校は、平成25年度より右肩あがりで暴力行為発生が増えている。7年間ずっとズンズンとあがっている。中学校は下がっている。高校は、そのままで推移している。
 小学校では、当然何が起こっているのかというのが注目されるはずである。 どこで起こっているのか。
 
 これも統計に示されている。
暴力行為の発生件数(1000人当たり)の上位ベスト10は次のようになる。
第1位  沖縄県  12.7
第2位  岐阜県  12.6
第3位  神奈川県 12.2
第4位  青森県  11.6
第5位  高知県  10.9
第6位  新潟県  10.7
第7位  島根県  10.6
第8位  宮城県   9.4
第9位  鳥取県   8.8
第10位 静岡県   8.5
第10位 富山県   8.5

 わざわざベスト10を挙げたのは、この暴力行為は都市の現象だけではないことを表すためである。
 第3位の神奈川だけは、常に上位を占めているだけで、あとは全部地方化現象なのである。
 これは何か?なぜか?
 はっきりしているのは、今では都市だけでなく、地方も学校が荒れ始めているということである。 
 それでは、都市が落ち着いてきているのかというと、そうはいかない。
 
指定都市の状況も、この資料には明らかにされている。
 1000人当たりの発生件数。

第1位 新潟市   20.4
第2位 横浜市   19.6
第3位 仙台市   17.5
第4位 相模原市  15.1
第5位 広島市   12.1

 この都市部の発生件数は、半端ではない。
 都道府県の1位の沖縄県が、第5位の広島市と同じぐらいになる。

 第1位の新潟市は、知り合いの先生から荒れていることを聞いている。
 きちんと数字に出ている。
 仙台市も、知り合いの先生からクラスが荒れてきていることを聞いている。

 第2位の横浜市と第4位の相模原市(神奈川県)も、同じ状況である。
(つづく)
 

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