恥ずかしいなどと考えないでほしい!
初任者の学級崩壊のことについて書いたら、次のようなコメントが舞い込んだ。り先生からである。
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まさに、私は今、学級崩壊を起こしています。取り返しのつかない事態に、毎日ドキドキが止まらず、悪循環しています。とにかく、なんとか打開したく、こちらのブログにたどり着きました。まさに、例に挙げられている学級崩壊同様です。恥ずかしい話、もう10年以上教師をしています。一年目の教科書と立て直しの本を今注文しました。四連休中に読んで、ラスト1週間持ちこたえて、夏休み明けからまた作ります。心折れてますが、そんなことも言ってられず、やるしかないです。ヒントをありがとうございます。
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「恥ずかしい話、もう10年以上教師をしています。」と言われている。
恥ずかしい話では、まったくない。
今は、ベテランの技量がある先生たちが、軒並み学級崩壊に合っている。
だから、恥ずかしいなんて考えないで、周りに助けを求めてほしい。
これからも、何度か学級崩壊の憂き目に合うと考えた方がいい。
誰でもが、学級崩壊にこれから合っていくのだと思った方がいい。
自分一人でなんとかしようと、どうしても考えてしまいがちである。
これは絶対にだめである。
自分をぼろぼろにしてしまう。
今年度は、まさに変則的な学校の始まりで、日本全国の多くの先生方のクラスが学級崩壊に合っているはずである。
ただでさえ、大変な状況になっているのに、今年度は特別である。
だから、とにかく凌いでほしいのである。
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まず、中村健一先生の『崩壊学級を救う33の方法&つぶす13の方法』(黎明書房)を読んでほしい。
夏休みにじっくり読んでほしい本。
1年間の中で、学級経営には、力をいれる時間として金の時間と銀の時間がある。
金の時間が4月いっぱい。
銀の時間が、夏休み明け1週間である。
だから、り先生には、夏休みに準備をして銀の時間に力を注いでほしい。
り先生のメールに、私が出している「夏休み明け1週間の法則」の文書を送ります。
もし欲しい先生がおられたら、私のブログのコメント欄に欲しいと連絡をください。コメントは非公開にしますので、安心してください。
メールに添付して送ります。参考にしてください。
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