つれづれなるままに~なりすまし詐欺にあう~
●長崎の山中先生のFBに次のようなことが載っていた。
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初任者研修が正常に実施されていません。校内指導は拠点校指導員の努力で何とかカウントは増やせていますが,初任者が一堂に会しての研修会が1回も実施されていません。教育センターからDVDとレジュメが送られてきて,視聴しながらまとめていくという何とも悲しい研修になっています。
「3密」を回避するための方策であることはわかりますが,これではあまりにも初任者がかわいそうです。同じ悩みをもつ教師どうしが顔を見ながら話をすることで,悩みが軽減する可能性もあるのです。そこからつながりが生まれることもあるのです。学びのスイッチが入る場合もあるのです。まずは,人数を減らしてでも初任者が顔を合わせる場をつくってほしいと思います。
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その通りである。
私が今年度行うことになっていた初任者研修は、1つを除いてみんな中止になった。
7月に行う初任者研修は、担当する指導主事の先生から「何とかしたい!」という連絡があった。
それもどうなるか分からない。
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ある初任者は、小学2年担任なのに、毎日6時間授業をこなしている、と。
授業、授業と詰め込んでいる。
もちろん、学校の方針である。
校長の指示により、単元の遅れを何とか解消しようと詰め込んでいるわけである。
子供たちの思いはそっちのけ。
●いきなり、スマホのSMSにメールがきた。
「荷物を届けにきましたが、お留守だったので持ち帰りました。
確認してください。」と書かれていた。
荷物が届くことになっていたので、すぐに返信した。
「今はいます。よろしくお願いします。 」と。
女房から「これっておかしいよ!」と言われた。
そう言えば、ずっと家にいたのである。
スマホに、こんな不在メールが届くことは今まではあり得ない。
普通相手からの荷物には、固定電話が書かれているはずである。
おかしい!
それ以来、何の連絡もなかった。
娘からは、それは「なりすまし詐欺だよ!」と連絡がきた。
ヤマト運輸のショートメールに多発していることが書かれている。
「やられた!」というところである。
皆さんも、気をつけてください!
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コメント
うちの初任者は中学1年の担任です。学校再開から約30日が経過して,生徒がごたごたしています。もちろん学年職員全員で対応していますが,すべてが初めての初任者にどんな対応ができるのでしょうか。ここは副担(あるいは学年主任)がTTという形をとりながらリードして仕事を教えていくべきだと思います。私も他学年ですが,資料を配布したり,ちょっとした技を教えたりしています。幸いなことに6月末の佐世保教師塾には参加するようですから,ここで学びのつながりをつくってほしいと思います。
本日,読破した『教師崩壊』(妹尾昌俊 PHP新書)にこんなことが書かれていました。
「新人教師にいきなり学級担任等の重責を負わす体制を改めること」
その通りだと思います。
投稿: 山中太 | 2020年6月14日 (日) 17時26分