つれづれなるままに~危難にあったときの対処法~
●【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は26日、新型コロナウイルスの日本での感染状況について「厳しい外出制限をしていないのに、イタリアやニューヨークのようなひどい状況を回避している」と指摘、世界中の疫学者は理由が分からず「当惑している」と伝えた。
日本が医療崩壊を避けるため、意図的に検査を制限しているとの見方を紹介。米コロンビア大の専門家は、日本のやり方は「ばくち」であり「事態が水面下で悪化し、手遅れになるまで気付かない恐れがある」と警鐘を鳴らした。
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オリンピックが延期という状況になって、急に東京での感染者が増えた。
あまりにもできすぎな感じである。
海外のコロナ感染のひどさは、驚くばかり。
どうして日本だけがこんなに少ないのかと、誰でもが疑問に思うはずである。
同じコロナなのである。この感染の違いは何か。
「意図的に制限をしている」という指摘である。
もしこんなことをしているとしたら、市中感染がどんどん広がっているであろう。
それが、今の東京だとしたら、大変なことになる。
●コロナ騒ぎで大騒ぎになる中で、私たちは冷静な対応を迫られている。
いつも自分に危難が降りかかったとき、どのような行動を取ればいいか。
慌てふためいて、大騒ぎをするということが多くの人たちの行動であるが、そうならないための対処法である。
こういうときの対処法をご存じだろうか。
私は、『道を開ける』(創元社)のカーネギーの対処法に従っている。
ウィリス・H・キャリアの公式という。
①第1に、まず状況を大胆率直に分析し、その失敗の結果起こり得る
最悪の事態を予測する。
②第2。起こり得る最悪の事態を予測したら、やむをえない場合に
は、その結果に従う覚悟をする。
③第3。これを転機として、最悪の事態を少しでも好転させるように
冷静に自分の時間とエネルギーを集中させること。
誰でもが、人生の中で何度か、大きな危難に遭う。
それは必然だ。
その時の対処法を知っておくことは大事なことである。
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