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つれづれなるままに~9月入学ということ~

●東京で感染者が100人を切り、だんだん減ってきているというニュースが出ている。
 これに対して、山中教授は警告を発している。
 それは単に検査をしていないだけという警告である。

 http://健康法.jp/archives/55484?fbclid=IwAR171Ek7a0MXoAdevv2cn6jWjijLZ8xb99XrHjIK3fmEt-xoSnBQWPgGu1I

 これだけ検査を増やせと言われているのに、まだ検査を絞っている現状がある。

 また、山中教授は、陽性率の高さに警鐘を鳴らしている。

https://www.mag2.com/p/news/450090?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_mon&utm_campaign=mag_9999_0427&trflg=1

 陽性率とは、検査した人数に対して、どれだけ陽性者が出たかどうかの割合。
 それが、東京で約40%、大阪で約20%。
 
 アメリカが20%、ドイツは7%、韓国は3%というから、日本の高さは異常である。

 これで安心できるのであろうか。
 こんなことを続けていたら、爆発的な感染者は出てこないだろうが、いつまでもだらだらと感染者が出てくる恐れ続く。
 終息がどんどん遅くなる。

●今、柔道界で最も強いと言われる大野将平に興味がある。
 彼は、試合で勝ったときに何も表情に表さない。
 どうしてなのか。
 その答えが、朝日新聞のTimely(武士道精神 永遠に 安藤嘉浩)に書いてある。

 「余計なことをしたくないだけ」という答えが返ってきた。
 「相手からすれば、投げられて、負けた。その上でガッツポーズされたら三重苦でしょう。そこまでやる必要があるのか」と疑問に感じるからだという。
 そのあとに、次のように付け加える。
「金メダルとったから偉いわけではない。むしろ競技生活を終えた後、どんな人生を送るかが大切だと思う。嘉納先生も柔道を通じての人間教育をうたわれています」と。

 さすがに大野将平である。

 この大野の言葉を引き取っていえば、金メダルを取る(往路)よりもむしろ競技生活を終えたあと(帰路)が大切だということである。

 そうなのだ。
 人は、仕事をしているときよりも、仕事を退職してからが大切だ。
 人は、仕事をしていれば、それに紛れてしまって自分を見失う。
 退職すれば、自分と直に向き合わなければならない。
 そこで問われるのは、往路で身に付けた器量というものである。

 もっと言えば、仕事をしているときよりも、今休校になって、自宅にいるときが大切だ。
 そのときに、その人の器量が表れる。
 とりとめもない、その「日常」の過ごし方に、その人のすべてが表れる。
 油断してはならない。
 
●ここへきて、9月入学がクローズアップされてきた。
 知事会が打ち上げている。

 9月にしたら、学力格差が解消される。また、世界標準になる。
 そういうことらしい。
今年の9月を考えて、そう言っている。

 そんな簡単なことだろうか。
 私は大変なことだろうと思ってしまう。
 まず、9月にコロナ感染が終息していることを前提に提案されている。
 まず、そこからおかしい。
 
 4月入学で、社会生活は成り立っている。
 そのことで人々の習慣と習俗などが決まっている(意識されていないが)。 これを一気に変えていくのであるから、大変である。
また、4月入社を迎える経済界の承認も得なければならない。

 まず、学校教育法とそれにつらなる施行規則などすべてを書き換えなければならない。
 それを改定し、国会で承認を得なければならない。
 9月まであと4ヶ月でそれができるのか。
 それを文科省がやりとげられるのか。 
 
 せめて来年の9月ということになれば、可能かもしれない。
 としても、オリンピックと同時進行でできるのかどうか。

 といっても、この9月入学がとんでもないことだとは言えない。
 朝日の天声人語を読んでいて、初めてのことを知ることができた。
(2020.4.29)
 ・明治期の大学は、西洋にならい、9月が学年の始まりだったということ。

 ・今の始業時期は、旧日本軍の徴兵制に関わりがある。
  徴兵対象者の届け出の時期が9月から4月に変わり、徴兵猶予の資格を
 学生が得やすいようにと4月入学が広がっていった、と。
 
 何のことはない。
それまでは、9月入学だったのである。
  徴兵対象者の届けの時期に合わせて、4月に変えたのである。
そうするならば、変えられないということでもないではないか。

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