つれづれなるままに~果たして5月6日で終わるのだろうか~
●国民に一人2枚のマスクを配布するという。
466億円かかるという。
笑うしかなかった。
これだけのお金があれば、使うべきところは至る所にあるだろうに…。
内田樹さんは、以下のようにツイッターで呟いていた。
「この日本政治史上かつてないスチャラカなプランがそのまま実現にこぎつけてしまうための可能性は、官邸のガバナンスが著しく風通しの悪い独裁に陥っているのか、でなければ総理を囲む側近が、一から十までバカ揃いであるからなのかのいずれかの場合しか考えられないからだ。」その通りです。
●【ニューヨーク共同】30日の米紙USAトゥデー(電子版)は、東京五輪の新たな大会日程が発表されたことについて「無神経の極みだ」と国際オリンピック委員会(IOC)を批判した。
同紙の運動担当コラムニストは「世界中が疫病と死と絶望に包まれている時に、なぜ日程を発表する必要があるのか」と指摘。「せめて暗いトンネルを抜けて光が見える時まで待てなかったのか」と述べ、新型コロナウイルス感染の状況改善を待つべきだったとした。
さらに来年7月に感染が終息している保証はないとして、発表が拙速だったと主張した。
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果たして来年の7月に感染が終息しているのだろうか。
これからアフリカ、中南米に感染は広がっていくはずである。
アメリカハーバード大学の研究チームが、新型コロナの世界的流行を抑えるためには、外出規制などの措置を2022年まで断続的に続ける必要があると発表している。ただし、抗ウイルス薬、ワクチン開発などで短縮されると言っている。
このような発表を勘案すれば、来年の7月のオリンピックもかなり厳しいと考えなければならない。
●安倍首相の動画は、さまざまなところで賛否を呼んだ。
シャキッとしたカジュアルな服装に身を包み、自宅でくつろぐ姿である。
首相とすれば、こうして休みましょうと呼びかけたかったのであろう。
だが、「いいね!」とする人もかなりいたのだが、疲弊して、ゴミ袋に身を包み、感染者を治療している病院関係者や、明日をも知れぬ仕事を続けている中小企業の人たちは、この呼びかけをどう受け取ったのだろうか。
安倍首相に欠けているのは、こうした人たちへ向ける眼差しとでも言えるのだろうか。
経済学者の野口悠紀雄さんが次のようにツイッターに呟かれている。
★ ★ ★
あのトランプでさえ、戦時大統領 だと言っている。それは、寝食を忘れて危機に当たるということだろう。世界の指導者の中で、「私は、いま、自宅で優雅に寛いでいます」と公言した人がいるだろうか?
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ドイツのメルケル首相や、イギリスのジョンソン首相、アメリカニューヨーク州のクオモ知事などのテレビで映る、深刻な表情。
我が国の首相とは、大きな違いがある。
これは一体何なのだろうか。
●学校が休校になっているところがある。
聞くと、1週間のうちに何日か出て、あとは自宅勤務という状態らしい。
こんな時こそ時間がたっぷりあるので、今までためていた課題に挑戦できるのではないか。
そのように発想できる。
しかし、そうはいかない。
ついついネットづけになったり、だらだらと過ごす時間になってしまう。
家族がずっと一緒にいるので、子供たちはゲームばかりやっていて叱ることが多くなり、また夫婦はついつい諍いになり、家族中が不穏な日々を過ごしているということらしい。
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私も退職して、家にいる時間が多くなり、日々の時間をどう過ごしていくかが大きな課題であった。
うまく過ごせるようになるまでには、ずいぶん時間がかかった。
経験上言えることは、次のこと。
①一日の時間設定をきちんとすること。
起きる時間、寝る時間、運動をする時間、……。
規則正しい時間ができるかどうかなのである。
②その日にする課題をきちんと明確にする。
私は、自作の手帳に、朝起きて、その日の課題を全部書き上げて、
その課題を済ませたら、一つ一つレ点をつけていく。
今日は、庭で大きくなっているフキを取って、フキ料理をするのが1つの課題である。
また、けん玉の日本一周の挑戦(笑)。動画を見て、研究をする。
こうしたことを1つ1つ済ませていく。
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