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「算数学力向上メソッド」の結果です~C評価が一人もいなくなった~

 1年間の算数共同研究が終わった。
 5人の先生たちと、1年間「算数学力向上メソッド」の実践をしてもらい、その結果を検証しようということ。

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 結果は、どうなったのか。

 ①学力の定着が図られた。
 ②クラスにいる低学力児が引き上げられた。
 ③算数嫌いが少なくなり、算数好きの子供が増えた。
 
①の学力の定着だが、クラスの状態や単元の難しさによって、平均点の上がり下がりはあったが、ほとんどが平均90点以上であった。

 「算数学力向上メソッド」が定着してきた2学期以降(9月以降)は、ほとんどがその状況になることができた。

 ②の低学力児の引き上げは、次の通りである。

 ア 50点以下の点数を取っていた子供が、60点以上の点数を
   取るようになったこと。
 イ クラスにいる4,5人の低学力児のほとんどが、2学期、3学期に
   は低学力児のレベルを越えていったこと。
   低学力児がいなくなったクラスがほとんどである。
 
 ③の算数の好き嫌いでは、1年生を受け持っていた初任の先生のクラスでは、算数嫌いの子供が1人もいない状態になったことである。
 全員の子供たちが算数好きになったのである。

 「アウトプット学習」がきちんと成果を上げたということになる。
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 M先生のクラスは、次のような結果を生み出した。M先生の報告である。

 ★ ★ ★
 クラスの平均点(算出方法は3つの観点のすべてのテストの得点平均)が、前期88%、後期91%。
 子供たちの最低平均得点は、Tさんの前期70%、後期72%。クラスのみんなが平均70点以上を達成できた。非常に良い結果だったということである。このおかげで我がクラスは算数にC評価は一人もいない。他のクラスの先生たちは驚いていた。
 ★ ★ ★

 この結果は、どうだろう?
 低学力児がいなくなっているではないか!

 その1人であったN君についての報告である。

 ★ ★ ★
 我がクラスのN君は、発達障害、軽度知的障害があるので授業だけでは定着はむずかしい。同じ問題、似たような問題を繰り返して行うことで、分かるに発展して、テストでも良い結果が出ているのは今までのレポートの通りである。
 最近気がついたことだが、N君は、授業の2回遅れぐらいで理解が進んでいくことが分かった。これを取り入れなければ、定着するチャンスを失い、低学力児のスパイラルから抜け出すことはできなかったと思う。
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 また、このN君は次のように進化していっている。

 ★ ★ ★
 一つの教科に自信がでると、あらゆるところが相乗効果的に良くなる。
 とくに、N君は漢字が苦手だが、算数でやれば出来ることが分かり自主的に漢字学習に臨むようになった。
 ★ ★ ★

 子供を伸ばしていくには、まず1つのことを得意にしていくことが必要だということがよく分かる。

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 この共同研究は、令和2年度も続いていく。
 新たな挑戦を含んでいる。

 今一番のハードルになっているのが、宿題や復習テストを作成することである。
 なかなか、この2つを作成する時間がないという壁がある。
 これについては、来年度から作成した資料をDVDにして、すぐにその資料を取り出せるようにしたいという挑戦である。

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