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つれづれなるままに~ものごとの本質は繰り返しにある~

●朝日新聞の「折々のことば」(鷲田清一)1725<2020.2.11 >に次のことが載っていた。

 ★ ★ ★
 NHK連続テレビ小説「スカーレット」(2月1日放送分)から。元女中のベテラン家政婦、大久保さん。主人公・喜美子が中学を卒業し新米女中としてやって来た時に特訓した。炊事一つとっても、限られた予算で献立を考え、作りながら片づけ、家族の様子を窺いつつ全体をケアする。家事がちゃんとできれば他の何でもできると、陶芸家の道に躓く喜美子に太鼓判を押す。
 水橋文美江(脚本)
 ★ ★ ★

 私も、この放送を見ていた。
 大久保さんは、決して喜美子を励ますための言葉として「家事がちゃんとできれば他の何でもできる」と言ったのではない、と。
 これは脚本家水橋さんの言葉なのである。

 ものごとの本質は、「繰り返し」にある。
 家事は、その「繰り返し」が如実に現れてくるもの。
家事に耐えられたら、その「繰り返し」の精神で、他のどんなものでも耐えてやっていける。
 そのように理解できる。

 人生の本質も、この「繰り返し」である。
 
 私は、夕方5時から家の中を10分ごとに3回、30分走る。
 ながら族であるので、走りながらさまざまな運動を重ねながら走る。

 狭い家である。
 外を走ればいいじゃないかと言われるが、あえて家の中に拘る(笑)。

 同じところを「繰り返し、繰り返し」ぐるぐる走る。
 繰り返しの精神を、体に染みこませたいと願っている。
 繰り返すことが、平気になるという精神を養いたいと願っているためである。
 
●朝日新聞の土曜日の別紙に「be パズル」がある。
 友人が、これに投稿していると聞いて、私たちもいっちょう挑戦してみるかと女房とやり始めた。
 
 土曜日に来る。
 日、月、火と解いて、火曜日のうちに答えを送ることになっている。
 私は「数独」の係。
 「ナンプレ」という名前で、高齢者の頭の体操として有名なもの。

 夏に帰ったとき、義弟がこのナンプレに夢中になっていて、私もやろうと
 本だけは買ったのだが、そのままになっていた。

 やり始めて、これは、これは、奥が深い。
 夢中になる。

 やりながら、これを解くためには、攻略法を知らないととても対処できないことに気付く。

 ネットで調べる。
 あるのである。ある、ある。
 
 「数独の解き方 初級編①」「レーザー発射法」
 「数独の解き方 初級編②」「このマスはアナタだけよ~!」法
というように一々ネーミングがついている。

 「ネーミングの野中」としては、「これは良い」ということになった。

 しばらくこれに嵌まっていくことになる(笑)。

●野村克也さんが亡くなった。
 野村さんは、野球に「科学の目」を導入した野球人。
 このことで、野球の歴史に大きな足跡を残したのだと思われる。組織論や分析論である。
 それまでは、根性とか努力とか、情熱、やる気などの言葉が野球界を覆っていたのである。

 野村さんの言葉で一番心に残っていることがある。
 『野村ノート』(小学館)の一節である。

「よくピッチャーにこういうことを訊く。『どうして変化球を投げる必要があるのか?』『配球にヤマを張らせないように』と答える。球種を多くもつことで打者の狙いをぐらつかせる――確かにそれもある。だがいちばん大事なことを忘れている。変化球の必要性とは、スピード不足とコントロール不足を補うためである。」
 そして、野村さんは、往年の名選手で金田や稲尾や米田、皆川たちが、変化球を覚えることで長生きをし、大記録を作った話題を書いている。

 変化球を覚えるのは、選手として長生きをするためである、と。
 この言葉には、感銘を受けた。
 
 そうなんだ、教師だってそうなんだ!
 ベテランになって、若さで子供たちに対せなくなったとき、何で対応していくのか。
 この時こそ、変化球を覚えるときなのである。
 ★
 沙知代さんが亡くなってからの野村さんは、ひどく落ち込む。
 「さびしい、さびしい」と沙知代さんを追い求めるような状況であることをテレビは放映していた。
 私は、こんな姿をテレビに晒すことはないのに、と思ったものである。
 奥さんに先に行かれた旦那が嘆き悲しむ、よくあるパターンである。
 
ただただ野球だけに打ち込んできて、「生活者」として生きるすべを怠ってきた姿だと、思われても仕方がなかった。

 人は、最後は一人になるのだという、冷徹な真実を忘れてはならない。
そのために、人生の「午後の時間」でその準備をするのである。
 野村さんは反面教師としてそのことを教えてくれたのかもしれない。
         合掌

●鳥取へ行った。
 新型コロナの影響だろうか、ホテルは閑散としていた。
 ここにもこんな影響が出ている。
 京都ががらがらになっているとテレビは放映していた。
 横浜の中華街もがらがらであるらしい。
 普通は、人だかりで大変ななのだが、がらがらになっている。

 新型コロナの市中感染が始まっている。
 その規模は、かなりの数になるらしい。
 
 おそらく、この3月、4月で何とかできなければ、オリンピックが危うくなるであろう。

神戸大学の教授で、お医者さん(とくに感染症が専門)の岩田健太郎という先生が、次のようなブログを出されている。
 重要なものなので、ぜひ読んでほしい。

 https://t.co/8bVxn5kOx1

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