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クラスが荒れてくると、必ずスピード感がなくなる!

 「6月から学級が荒れて困っています。」
 「すでに初任の先生が鬱病になり、休職を取りました。」
 …………
 このような話を各地で聞いた。
 現場は、大変である。
 ★
 クラスが荒れてくると、必ず起こってくることがある。

 そのクラスに、「スピード感」がなくなること。

 だらだら、もたもたし始める。

 これは、荒れているクラスに共通した特徴である。
 ★
 初任者の先生の場合、周りの先生たちが、入れ替わり立ち替わり、そのクラスに入り、さまざまな助言をする。

 うなずくことばかり。

 でも、あまりにも数多くの助言で、かえって初任者は混乱する。
 何を、どのようにしたらいいのか、混乱してしまうのである。
 ★
 とりあえず、しなくてはならないことは、何だと思われるだろうか。

 「あなたの授業がつまんないから、子供たちが荒れるんです。もっと授業を楽しくしなきゃあ。教材研究をするんです!」

指導する先生たちは、このような助言をする。

 クラスが荒れるのは、「授業が楽しいか、おもしろいか」ですべて決まると思っているのである。
 指導する先生たちだって、つまんない授業をしていたはずである。
 そのはずなのに、こういう指導になる。
 
 初任者も、そのように判断する。
 それしか、判断する尺度はないから。
 今まで大学でそのように教えられてきている。
 
 初任者は、そのように指導されて必死に教材研究をしようとする。
毎日残って、9時、10時まで。
 
 と言っても、指導書を丹念に読んだり、ネットで調べたり、指導案をつくったり、…そんなことをする。
 それしか、教材研究の方法を知らないのである。

でも、クラスはよくならない。
 へとへとになって、「自分は教師に向いていないんだ」と考えるようになる。
 ★
 「授業が楽しいか、楽しくないか」がクラスを荒れさせたりしない。
  その失敗は、単に「やり方」を間違っただけである。

 学級が荒れるのは、その学級なりの原因がある。
 だが、ほとんどの原因は、以下の3つ。
 
 ①子供たちとの「関係づくり」のやり方
 ②「学級づくり」のやり方
 ③授業のテンポの無さ
 
 ほとんどが、この3つのやり方を間違ったのである。
 
 授業での問題があるとすれば、「スピード・テンポ」がなくなることからくる問題である。
 だらだらとした授業。空白のある授業。担任のおしゃべりばかりの授業。
 こんな授業をしょっちゅうやっている。
 ★
 どうしたらいいか。

 まず、クラスに「スピード感」を回復させなくてはならない。

 何をするか。
 以下のことをする。

 まず「スピードのない活動」を止める。

 ①すべての活動の「始め」と「終わり」をきちんと守る。
 ②学校で決められた日課表をきちんと守る。
 ③休み時間に食い込む授業は絶対にしない。
 ④だらだらとした「朝の会」をやめる。
 ⑤授業はすぐ始める。
 ⑥だらだらとした「終わりの会」をやめる。

 そして、「空白の時間」をつくらない活動や授業をするのである。
 
 授業は、スピード・テンポを考える。
 とんとんとんとテンポ良く進んでいく授業にすることである。  
 ★
 これらについては、『必ずクラスを立て直す教師の回復術!』(学陽書房 拙著)にくわしく書いている。参考にしてほしい。

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