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クラスが荒れていくのは、いつも共通している!(1)

 10連休が終わって、いつもの学級が戻ってくる。
 
 この時期に必ず寄せられる初任者の悩みは、いつも共通である。

 相談1 子供たちがいつもざわざわしていて、落ち着きません。注意
     すればその場は何とかなりますが、また同じようになってし
     まいます。どうしたらいいんでしょうか?

 相談2 子供たちが思うように動かなくて、しょっちゅう叱っている
     状態が続いています。いつも叱るのはいけないとは分かって
     いますが、ついつい叱ってしまいます。どうしたらいいでし
     ょうか?

 相談3 学級が壊れかかっています。私の言うことに反発する子供が
     いたり、授業が始まるのに5分もかかってしまうことがあっ
     たりします。これからどうしたらいいでしょうか。
  
 初任者には、程度の差はあっても起こってくることである。
 
 ★
 なぜ、こんなことになるのか。
 そこには、共通の原因がある。

 まとめていえば、次の3点になる。

 ①子供との最初の関わり方(関係づくり)を間違っていること。
  最初「仲良し友達先生」として対応してしまっていて、そのつけが
  この時期に現れてくる。

 ②学級づくりをきちんとしないために起こること。子供たちが自分
  たちで教室を動かしていく「仕組みづくり」をしていないために、
  学級がまだ「群れ」のままの状態で推移している。

 ③子供たちへの最初の関わりは、きちんと「基礎・基本」の方法があ
  る。
  1つ目は、「指示ー確認」の原則。
  2つ目は、学級のルールづくりをすること。


 いや、初任者だけの問題ではない。
 いつも学級が不安定になる先生のクラスは、この3点ができていないから学級が荒れてくるのである。

 私は、学級の方法として「学級づくり3原則」を提唱してきた。

 1つは、関係づくり。
 2つ目は、仕組みづくり。
 3つ目は、集団づくり。

 先ほどの①の「仲良し友達先生」の問題は、この「関係づくり」に問題がある。
 きちんと縦糸・横糸を張っていないために起こってくる。

 ②の群れの状態は、「仕組みづくり」の問題。
 早く子供たちが自分たちで教室を動かしていけるように仕組みをつくらなければならないのに、それができていない結果である。仕組みづくりは、1週間で終えなければならない。

 ③の基礎・基本の問題は、縦糸・横糸張りとも関係してくるが、「群れ」から「集団」へ変えていく方法のことである。
 要するに、この方法を知らないのである。
 知らないことは恐ろしい。

 これらの解決は、そんなにむずかしいことではない。
 今からでも何とかなる。
 1学期の間は修正可能なのである。
                   (つづく)


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