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仕事への手応えを取り戻す~ここへ戻っていく~

 算数の共同研究をやっている。
 すでに2学期の単元に挑戦してもらっている。
 共同研をやっている一人のS先生からメールをもらった。
 
 ★ ★ ★
現在、研究の単元の最中ですが、子供たちの様子が変わってきました。
以前から全員参加を常に意識していたつもりでしたが、それは単なる「つもり」だったことを痛感しています。
クラスには発達障害の子が6人おりますが、その子たちの様子が特に違います。ついてきているどころか、授業を楽しんでいます!
「○秒でやります」「○年生のスピードです」
「先生と同時に書き終わります」など、具体的な目標を示すだけで、目の色、鉛筆の走りが全く違いました。先日いただいた算数の授業記録の、野中先生の指導言はまさに目から鱗、でした。
 また、低学力児も力をつけてきています。
九九が微妙な子も、「過去のことは気にしないよ。これから変われるように頑張ろう」と声を掛けると、毎日空き時間に九九の練習をし、授業についてこれるようになりました。子供をやる気にさせるとはこういうことを言うのだなあと勉強になりました。学校行事で算数の時間が潰れると、その子が「先生、今日算数の授業ないのが残念です。算数やりたかった〜」とまで言うようになりました(笑)嬉しいことです。子供の向上的変容は教師の頑張るエネルギーになるなあと感じました。

授業中の手応えは感じつつあるので、数字で結果を出せるように更に邁進してまいりたいと思います。
 ★ ★ ★
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 「日常授業」の改善について書いてきた。
 その中で、多くの先生たちから無くなっていこうとしている最大のものが仕事への「手応え」なのだと指摘した。
  これについて、校長を経験された横藤雅人先生から次のように指摘を受けた。
 ★ ★ ★
 「一番大きなものは、仕事に『手応え』がなくなること」も全面的に同感です。その構成要素が「学力がつかない」「低学力児の固定化」「授業力が上がらない」の3要素というのも慧眼です。
 学校経営をしていた立場から言いますと、「説明責任」とか「危機管理」「多様性への対応」「個性の尊重」などなどへの対応をするために、何のためにするのかも、やって効果があったのかも分からない「アリバイづくり」文書づくりにとられる時間の増大も、仕事への誇りや面白さ、手応えを失わせる大きな要因だと感じます。
 ★ ★ ★
 重要な指摘である。
 「手応えの無さ」の構成要素を「学力がつかない」「低学力児の固定化」「授業力が上がらない」の3つのまとめとして上げてあるのは、その通りである。
 
  上にあげたS先生が、算数の共同研究でどれほどこの「手応え」が出てきているのか、分かってもらえるであろう。
 横藤先生が指摘されている、3つの構成要素をS先生は克服していかれている。

 教師は、どこで、何に、喜びを感じ、仕事への充実感を増していくのか、はっきりしているのである。
 
 ここへ戻っていくことである。

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