大谷翔平が身に付けた「冷静な適応力」とは?
今、メジャーリーグで大活躍している大谷翔平は、人間の可能性をさらに追求する人として私たちの前に現れている。
その活躍にわくわくする。
彼の活躍は、私たちを元気にする。
サンデーモーニングで張本さんが言われていた。
「大谷は、日本にいるときには打者としては並の打者だった。 でも、今の大谷は、私たちが30年代に理想とした打ち方 を身に付けている。どこで、あんな打ち方を身に付けたの か?」と。
張本さんは、珍しく大谷を誉めていた。
オープン戦では、まったくだめであった。
それが、いつのまにかメジャーリーグに合わせた投げ方、打ち方を身に付けている。
監督は、「適応力がある!」と。
大谷は、あのような派手な賑わいのなかにあって、どこか冷静な対応ができる。キーワードは、「冷静な適応力」ということになる。
こんな方法をどこで身に付けたのか。
それはとても興味ぶかいことになる。
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大谷翔平で、話題になったことがある。高校生の時に作成したものだという。
これは「目標達成表」となっている。
でも、この表の原点は、今泉浩晃さんの「マンダラート」であることは、ほとんど知られていない。
この表は、今泉さんの発祥である。
それを他の人はマネしているだけである。
大谷翔平は、今もきっとこのマンダラートを使って、じっくりと考えているのではないか。
そのように私は予想する。
それが、あの「冷静な適応力」を生みだしているのではないか。
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実は、私も、このマンダラートを使って「考えた」ことがある。
「味噌汁・ご飯」授業についてである。
だれも、「日常授業」についての研究なんてしたことがなかったのである。
このほとんどについて、私はマンダラートで考え続けた。
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人は、日頃「思う」ことは始終やっている。
でも、「考える」ことはやっていない。
「考えてみなさい」と指示されていることなども、「思ってみなさい」と言っていることで、実際の「考える」ということではない。
人はほとんど「考えて」いないのである。
「じゃあ、じっくり考えてみよう」と身構えても、考えられることはたいしたことはない。
そのことを今泉さんは指摘されている。
そして、「考える」ためには、ツールがいるのだとも。
今泉さんは、その「考える」ツールを「マンダラート」として提起している。
http://www.mandal-art.com/
「WelcomeSeminar」をクリックしてください。
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じっくりと考える。
誰でもが、そのように言う。
しかし、ほとんどがそうできない。
思いを連ねているだけである。
「考える」ことはどうすることか、今泉さんに教えてもらったことになる。
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