つれづれなるままに~TOKIOの記者会見を見て~
●千葉柏市に研修講師として行く。
講師の先生たち80名。そして、希望者の先生方。
集めたのは、新しく講師として出発している先生たちだということ。
今年度採用試験を受けようと思っている先生方が数多くおられる。
ほとんど初任の先生たちと同じ状態なのである。
今、この講師の先生たちが、ほとんど何の研修もない状態で放置されている状態だという。
柏市は、これではいけないということで昨年度から講師研周を始められている。
講師だと言っても、ほとんどクラスを受け持っているのである。
びっしりと2時間。学級づくりと授業づくりについて話をする。
来年度の採用を願うばかりである。
●TOKIOの記者会見を見た。
この記者会見を見ながら涙を誘われるような気持ちになった。
★
この中の1人である松岡昌宏は、私のかつての勤務校で6年で卒業していった卒業生である。
記者会見では、山口に対して一番厳しく涙ながらに指摘していた。
「(山口がいずれの時期にTOKIOに戻りたいという発言に対して)あのような記者会見での甘えを、もしTOKIOが生みだしていたとしたなら、もう解散しなければいけない」と。
あるとき、卒業式が終わり、教室で指導要録を書いていると、突然「失礼します。ちょっとだけ入って良いでしょうか?」と入ってきた男がいた。後光が差すようなイケメンである。それが松岡だとは、あとで聞いた話である。
私は素知らぬ風に要録を書き続けたのだが、私の教室で松岡も6年生を過ごしたのである。
松岡を知る知り合いの先生は、「この前、市が尾の駅前でTOKIOが演奏をしていたんだけど、松岡君が私を見つけるととんできて、『先生、ご無沙汰しております!』と言うのよ。あんなに礼儀正しくなっているなんて思わなかったわ」と教えてくれた。
やんちゃな子供だったらしいが、なかなかに成長していったのである。
★
もはやTOKIOの面々は、ほとんどが40歳を越えている。40歳をどのように越えていけるのかは、大きな転換点なんだなと思ってしまう。
山口は、ここで躓いたのである。
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