横浜市教育委員会が動いた!
横浜市教育委員会が動いた。
朝日新聞によると、次のようになる。(2018.3.16朝刊)
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横浜市教育委員会は15日、市立学校の教職員の長時間労働などを改善しようと、「教職員の働き方改革プラン(案)」を発表した。16日の市教委臨時会で審議され、策定される見込み。
市教委によると、2013年度に市立学校の教職員を対象にしたアンケートで、時間外勤務が月80時間を超えた教職員の割合は、小学校で27.5%、中学校で22.9%だった。また、午後7時までに退勤できなかった教職員は65%だった。さらに、今年度、2月末までに約4割の教職員が年休を10日以上取得できなかったという。
こうした状況を改善しようと、「時間外勤務月80時間超の教職員割合0%」「19時までに退勤する教職員の割合70%以上」「年休取得日数全員10日以上」などの達成目標を設定した。
目標達成のために、午後4時45分以降は学校の電話を順次留守番電話に切り替える。△子育てなどで早めに帰宅する職員が在宅でテレワークできるシステムの導入△フレックスタイム制度の導入△週に平日1日以上、土日はどちらか1日以上の部活動休養日を設定するといった改革を進めるという。
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「4時45分以降は学校の電話を順次留守番電話に切り替える」と。
このことだけでも、画期的なことである。
私は、ずっと以前より留守電に切り替えることを早くやるべきだと主張してきた。
このことだけでも、どれだけ先生たちの仕事の軽減になるか計り知れないことである。
やっと、やっとである。
多分、これから一気に全国にこの取り組みは広がっていくはずである。
問題は、雑多な仕事内容をそのままにしたままで、「早く帰れ!」コールをしても、そのまま家へ持ち帰ることになるだけである。
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今回の「働き方改革」は良い機会である。
この機会に一気に仕事の軽減を図るべきである。
軽減の視点は何か。
先生たちが本務(学級経営や授業)に集中できる時間とゆとりを確保してあげることになる。
こんな当たり前のことが今までなおざりにされてきたのである。
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