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つれづれなるままに~日本教育新聞の書評~

  ●箱根の強羅へ行く。とにかく寒い。

 雪がまだかなり残っていて、かろうじて歩道が歩ける程度。
 
 横浜教職員走友会の「迷走会」の集まり。
 60代以上の人たちが集まってくる。10人。
  宿泊したところは、文科省の宿泊施設。
 
  20年、30年の付き合いであるから、気兼ねなく何でも話せる間柄である。
 夕食では、「今日は遺言を一人ずつ話してもらいます」ということになる。
 その夜、11時頃までわいわいと話し込む。
 最高齢が70歳。私も含めて3人。
 その1人は、3月末のフルマラソンに出場するという。
  宿に着いたら走り、早朝にも起き出して、強羅の周りを走っている。
 まだまだ元気なのである。
 
●日本教育新聞に、算数本の書評が載る。
 評者は、新潟県十日町市教育委員会教育委員である庭野三省先生。
 昔からの、親しい知り合いである。
 ★ ★ ★
 研究より「日常授業」充実を
 本書で読者が注目しなければならないことは、「ごちそう授業」に当たる「研究授業」の在り方を、正面切って批判している点である。研究授業は全国各地にある教員養成系の教育学部にある附属小学校が、リーダー的存在で進めてきた長い歴史がある。しかし、その研究授業が「日常授業」を変えていないとの認識が本書の編著者にある。そこでどうするのか。
 算数の場合、従来型の問題解決型の授業に対して、「10分間授業準備法」「分割方式」「ときかたハカセ」の基本的な1時間の算数授業の展開を、本書で具体的に提案する。
 本来、研究授業は日常授業を充実させるために行われてきたはずである。そのために教師は精いっぱいに授業準備をして、臨んできた。しかし、それは一発勝負なのである。
 かつて附属小学校に勤務した評者の体験から言っても、研究授業や研究会に膨大な時間を費やす授業研究のやり方は、実に問題が多いと感じてきた。大切なことは編著たちが主張している日常授業(「味噌汁・ご飯」授業)の在り方なのである。
 本書は「『味噌汁・ご飯』授業 国語編」の姉妹版になる。学校現場がますます多忙になっている現在、本書は現場の算数授業の実践に複音書の役割を果たすに違いない。
 ★ ★ ★
 ずばり私たちの主張を、評してある。ありがたいことである。
 
  教育界も、やっと「働き方改革」が俎上に上ろうとしている。
 私は10年前から強く主張してきたことであるが、やっと、やっという思い。
 しかし、動きは鈍い。
 
 この働き方改革で、仕事の内容などだけではなく、本筋の授業もまた考え直さなくてはならないはずである。
 
 教育界は、「ごちそう授業」に染め上げられてきた。
 私たちの意識も、それに染め上げられている。
 
  それをひとつ一つ問い直していけるのかどうか。
 それがこれから問われることになろう。
 

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