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旭川の大有小学校へ行きました!

  11月7日、北海道旭川に行く。

 旭川空港。ここは3度目になるのか。
 寒いことを予想していたが、さほどでもない(私が旭川を去った次の日から一気に寒くなったということだから、ついていたのである)。
 
 旭川空港へ着くと、バスに乗って、旭川駅へ。
 駅前のルートインに宿泊する。

 8日に、旭川大有小学校での「学校力向上に関する総合実践事業アドバイザー派遣事業・教育講演会」に呼んでもらえたわけである。

 その夜、道教委上川局の指導主事の先生たちと、大有小学校の先生たちとの懇親会に招いてもらう。来てもらったS支援課長とは、オホーツク局でよく知っていた方で、「えっ~~~~~どうしてここに?」という会話から始まる。
 ★
 翌日、8:45に指導主事の先生に迎えに来てもらい、大有小学校へ行く。
 
 この日、2時間目に、授業をする5年生のクラスで私の話をすることになっている。
 5時間目に授業をする。
 そのために、自己紹介代わりの話をするのである。

 1時間いただけるということで、いつもの「怖い話」に、「汚い話」に、「おもしろい話」をする。

 予想通りに、この5年生のクラスは、のりまくってくれた。
 最高のクラス。

 最初は、「へびと○○○」の話。汚い話。
 ここでおおいに笑わせる。

 そして、「この大有小学校で起こった震え上がる大事件」。
怖い話である。
  電気を消し、カーテンを引く。

「昨日、旭川駅前のルートインというホテルに早めに着いたので、近くを散歩していました。たまたま、畑を耕しているおじいさんに出会いました。ブロッコリーや大根を植えているということでした。
 『どうしてここに来たのですか?』と問われたので、『明日大有小学校へ行くのですよ』と答えると、『えっ~~』とびっくりされた。『私は30年前にあの小学校の管理人をしていました。あの事件があって、次の日にはぷっつりと辞めてしまいました。』『先生、あの学校の夜は怖いですよ』と。
 『何があったのですか?』と言うと、『先生、この話は誰にも言ってはダメですよ』と言われて話してもらいました。
『だから、絶対に誰にも話してはダメだよ』。
 ………」
 
 ここから理科室を登場させ、標本箱、骸骨というパターンになる。
 この小学校で起こった大事件という「リアルさ」が必要である。

 子供たちの感想には、「こわい話がとてもリアルでこわかったです」「こわい話が、耳をふさいでも聞こえたから、一人で帰れない」……などがあった。
 
 これ、みんな作り話。
 「子供たちに、そんなにウソばかりついていいのか?」(笑)と。
 
 野口芳宏先生は言われた。
 「冷たい真実よりも、温かいウソを」と。
 私は忠実に守っている(笑)。
 ★
 3時間目から先生たちの授業を見せてもらう。
 公開の授業。
 他の学校からも参観に見えている。

 確かに先生たちの授業のレベルは高い。
  この学校は、平成24,25年度はかなり学力が落ち込んでいたのだが、平成25年度に学校力向上事業を引き受けて、一気にレベルアップを果たしている。

 今年度は、全国平均を超えるというより、算数は秋田の平均を超えていっている。
 ★
 5時間目に、いつもの国語の授業をする。
 「ごちそう授業」ではない。
 「小刻み活動法」を取り入れた「味噌汁・ご飯」授業になる。

 楽しい授業であった。
 子供たちの感想には、「書くのが速くて、少し書ききれるかふあんだったけど、先生がおもしろくて、ふあんなどがふきとばされました。楽しいじゅぎょうをありがとうございました。また来てくださいね」。
 「おもしろかった。久しぶりに発表ができた」。
 「めったにない授業で詩のきまりなどを見つけるのがたのしかったです」…という感想が続いた。
 
  ほとんどの先生が、いつもは「つまんない授業」をしているはずである。
 そんなに毎日おもしろく、楽しい授業ができるはずがない。
 授業準備の時間も限られているからだ。

 でも、その「つまんない授業」をいつのまにか子供たちが「集中している」授業に変えたい。
 それが「小刻み活動法」である。
 子供たちは集中せざるをえない。

 私は、この「小刻み活動法」を駆使できれば、「日常授業」は十分ではないか、と思っている。
 ★
 90分の講演のあとに、大有小の先生たちへ授業への助言という時間が取られる。30分ほど。

 先生たちの授業は、3分しか見ていない。
 その3分だけの時間に何を見たのか。
 一人一人の先生に伝える。

 この学校のノート指導は素晴らしい。
 子供たちの集中力もみごとである。

 さまざまに綿密な計画がなされ、徹底されている。
 頭が下がる思いがする。
 ★
 その日、旭川は冷たい雨になっていた。
 横浜に帰り着いたのは、深夜の12時頃。
 長い一日であった。
 


 

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