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第1次の「味噌汁・ご飯」授業研究会が終わる

  21日、「味噌汁・ご飯」授業(算数)セミナーを開くことができた。

 台風が来る前日である。
 それでも雨が冷たく降っている。
 
 その中を先生方に参加していただいた。
 ありがたいことである。
 
 遠く福島や愛知から見えている方もいて、ほんとに申し訳ない気持ちであった。
  ★
 ところが、大失態をする。
 パソコンを持ってくるのを忘れたのである。

 これではパワーポイントは使えない。
 やむなく自宅へ取りに帰る。
 予定時間までに戻ってこれるのだろうか。

 道路はものすごく混んでいる。
 どうなるのだろうか。

 運良く近道を知っているタクシーの運転手さんの車に乗ることができた。
 開始10分前に戻ってこられる。やれ、やれ。
 ★
 4時間の講座。
 熱心に耳を傾けてもらえる。
 
 雨の中を参加してもらった方に、「来て良かった!」というプレゼントができたかどうか?
 ありがとうございました。
 ★
 ALの時代に、「味噌汁・ご飯」授業はなかなか馴染めない。
 
 だが、必ずこの授業が問われる時代は来るのだと、考えている。
  どんなに提案性のある授業でも、そこに「日常性」が込められてなければ、絵に描いた餅に過ぎない。
 
今、公開の授業研究会で提案されているのは、この種の「絵に描いた餅」授業ではないだろうか。

 「日常性」とは、この授業が、明日も明後日も、同じようにこの教室でなされるということ。
 そういう提案になっているかどうかなのである。

 この「日常授業」で、先生たちがきちんとした手応えがなければ意味がない。
 大切なのは、「研究授業」という非日常ではなく、毎日の「日常授業」なのである。
 ★
 セミナーに参加した先生の1人に、すでに「味噌汁・ご飯」授業で算数を実践されている先生がいて、おもしろい話を聞いた。

 問題解決学習で研究をしている学校。
 その先生は、日頃は「味噌汁・ご飯」授業で行い、研究授業は、問題解決学習で行った、と。

 その学校で算数の好き嫌いの調査をしたら、ダントツにその先生のクラスが算数好きが多くて、他の先生たちから評判になったという。
「どうしてあのクラスだけがこんなに多いのか?」と。

 子供たちが何を望んでいるのか、ということが分かる事例である。
 ★
 終わった。
 「味噌汁・ご飯」授業研究会を始めて、7年間が過ぎる。 ここで第1次の研究会は、解散する。

 組織はいつまでもだらだらと続けると退廃する。
 ちょうど良い頃合いである。

 「味噌汁・ご飯」授業というネーミングは、国語本、算数本の編集者の1人であった小島康親先生と、ふと電車の中で交わした会話から始まったものである。

 もう現役を引退していて実践ができなかった。
 そこで、親しい先生たちに呼びかけ、実践をしてもらい、ここまで実践をつないできたことになる。

 第2次の「味噌汁・ご飯」授業研究会もすぐに始まる。
 また、新しい試みがなされるはずである。
 


 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

味噌汁ご飯算数セミナーに参加した千葉の清水です。
来て良かった!と思いました。
今の教育現場に最も必要される内容でした。

私も久しぶりに現場に戻ったので,日常授業の大切さを再確認しています。そして,久しぶりにセミナーに参加した私への心温まるメッセージ,感激いたしました。

ご飯と味噌汁の朝食は実行できない慌ただしい日々を過ごしていますが,野中先生のお言葉を胸に精進していかねばと思いました。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 清水秀峰 | 2017年10月29日 (日) 23時48分

初めまして
突然ですが … 先生のブログに「凌ぐ」と言う言葉が 何度も出てきます。
とてもつらい言葉です。

本日 ニュースに取り上げられていました 福岡市のイジメの件
教師、関係者
凌ぐ以外 方法は無いのでしょうか?
被害者とされる母親の インスタグラムを 見ました。
遡って よく見てみると
母親が 心に何らかの問題を抱えておられるようです。
そのような状態での子育ての結果も
今回の子供の不登校・体調不良に関係しているのでは?

母親のインスタグラムは
明らかに マスコミや世間を煽っていますし それを楽しんでいるようにも感じます。
もちろん イジメは 許される事ではありません。
しかし 真実は?まだ明らかにされてはいません。

インスタグラムのハッシュタグには 現在消されていますが
担任の先生の 本名も記載されていました。
SNSでの 一方的な母親の書込み

被害者とされる子供
加害者とされる子供たち
学校の子供たち
先生方
地域の人たち

みんな 凌いでいます。

これからの時代
特にSNSとの関わり方は 深く子供たちにも影響してきますね。

投稿: princess | 2017年11月15日 (水) 12時11分

確かに私は「凌ぐ」というのをよく使っています。
 大変なクラスの状況になっている先生たちに、とにかく「凌いで」いくのだということで書いているわけです。
 私の人生を振り返ってみても、何度かしんどい状況があり、凌ぐ以外になかったことがあります。あのとき、凌げなければ今はないのです。
 とても辛い言葉ですが、必ず人生には何度か訪れるのです。
 福岡市のいじめ事件については、何の知見がありませんのでコメントできません。ごめんなさい。
 

投稿: 野中信行 | 2017年11月16日 (木) 10時48分

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