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つれづれなるままに~第1次の「味噌汁・ご飯」授業研究会は解散です~

●10月5日に神戸へ行く。

 神戸のJR三宮駅の中にある三宮ターミナルホテルへ泊まる。
 
 6日の兵庫県三木市の初任者研修会の参加のためである。
 もうここには6年間ぐらい来ていることになる。

 今回も、3年生の初任者の教室で授業をし、講座を持つ。
 講座のテーマは、「授業を成り立たせるための基礎・基本」。
  ★
 6日9時頃にホテルへ指導主事の先生に迎えに来てもらう。
 三木市まで車で40分ぐらい。
 M小学校へ行く。

 3時間目と4時間目に、初任の先生2人の国語授業を見る。
 そして、私が5時間目に授業をする。
  ★
 3時間目に、3年生の国語の授業。「三年とうげ」の教材。
 大学出たての女性の先生。

 4時間目は、4年生の国語の授業。「プラタナスの木」の教材。臨任経験のある男性の先生。

 2人ともみごとな授業であった。
 初任でこれだけの授業ができれば、もう申し分のないできばえ。

 特に、女性のT先生の授業はみごと。
 また、男性のH先生も、すでに中堅の実力という感じ。
 ★
 5時間目に、3年生の初任のクラスで、いつもの詩の授業をする。
 楽しかった。
 
 最近授業をすることが、ほんとに楽しい。
  どうしたものか。

 5分ぐらい前に教室に行き、自己紹介をする。
 この5分で、雰囲気を作る。
 子供たちを笑わせて、授業がスムーズにできる雰囲気を作るのである。

 最近、「こう言えば、子供は笑うものだ!」という笑いの極意が分かってきた。

 ①意外性のある言葉を言う。
 ②「言葉遊び」を使う。
 ③会話を話の中に入れる。

 こんなことになる。
 
●10月12日に、東京O区の初任者研修会へ行く。
 小学校の初任の先生たちに、生活指導について話をする。
 テーマは、「生活指導の在り方と実際」。

 1 担任をする初任の先生がよく失敗する1つのこと。
   今もその失敗の後遺症があるかもしれない。
   それは何だろうか?
 2 子供との「関係づくり」をどうしたらいいか?
  3 「関わり」の基本について考える!
 4 いじめの指導をどうするか?
 5 クラスにいるやんちゃな子供を包み込む方法とは?

 以上のことについて話をする。
 
 私の話が、初任の先生たちに伝わっていけばいいと思いながら一生懸命に話す。
  ★
 1の失敗である。
 最初ほとんどの初任の先生が子供たちと友だちになろうとする。
 「仲良し友だち先生」と言っている。

 これは自然な付き合い方である。
 初任者は、これしか方法は持っていないからである。

 しかし、これでクラスが荒れ、辞めていった初任者は限りなくいる。
 ★
 どうすればいいのか?
 「友だち」ではなく、「先生」として付き合うこと。
 当たり前のことであるが、これができない。
 「先生」として付き合えば、子供たちは「先生」として対応してくれる。
 
 「友だち」感覚で子供たちと付き合えば、「友だち」みたいに遇してくれる。
 そうなるのである。
 教師と生徒の関係は、鏡の関係と表現してもいい。

 ジャック・ラカンが『自我(下)』の中で次のようなことを言っている。
 ★ ★ ★
 教えるというのは非常に問題の多いことで、私は今教卓のこちら側に立っていますが、この場所に連れてこられると、すくなくとも見掛け上は、誰でも一応それなりの役割は果たせます。(……)無知ゆえに不適格である教授はいたためしがありません。人は知っている者の立場に立たされている間はつねに十分に知っているのです。誰かが教える者としての立場に立つ限り、その人が役に立たないということは決してありません。
 ★ ★ ★

 教師が「教卓のこちら側」にいる限り、生徒はそういう存在として遇してくれる。
 それをラカンは言っている。

 私たちは、このことを「縦糸を張る」と主張してきたはずである。

●甥や姪が教員採用試験に合格し、退職時の教え子Sさんも横浜市の採用試験(養護教諭)に合格した。
 これらの報告を受け、嬉々としている。
 
 また、東京のK先生も、東京の採用試験に合格したことの連絡があった。
 メールで何度もやりとりをした先生である。

 うれしい連絡が続く。


●10月21日(土)に「味噌汁・ご飯」授業算数本の出版セミナーがある。

 今、その準備に追われている。

 このセミナーを終え、今年度をもって第1次の「味噌汁・ご飯」授業研究会は解散をする。

 7年間、研究会は続いてきたことになる。
 算数本の出版をもって終わりである。

 「始め」があれば、「終わり」は必ずある。
 解散をきちんと決めて、この会は続いてきたので、このセミナーでその任が終わることになる。

 もちろん、第2次の「味噌汁・ご飯」授業研究会を2018年度設立する。会長は、秦安彦校長になる。
  また、新しい試みが始まるであろう。

 「日常授業」改善の灯火を消してはならない。
 今は、ALの時代であり、それに邁進する学校現場になっているが、それが終了したあとには、必ず「日常授業」改善が問われる時代がくるはずである。

 かつて30年前に「新しい学力観」という形で、新しい教育の方法が導入された。総合が入った時代である。

 私はALの第1回戦だったと言っている。
 「ゆとり教育」という形で、大失敗したことになる。

 その失敗を受けて、基礎基本を徹底すべきであると登場したのが「100マス計算」の陰山先生であった。

 また、こんな時代がくるはずである。
 しかし、今度は大変な時代になる。
 学校教育そのものの存亡が問われる。 
 
 

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