年若き友へ(2)
ひとかどの教師人生をおくりたいと願うなら、そこに「時間」をかける必要がある。
才能や能力が左右すると考える人は多い。ちがう。
かける「時間」の量である。
たとえば、イチローのこと。
あの細身の体で、世界のトップレベルの記録を重ねている。
なぜ、そんなことができるのか。
それは、かける「時間」の量がはんぱでないから。
階段を上るときも、食事をしているときも、そのことを考えている。
すべての時間を野球人生にかけている。
だから、それができる。
もう1つ、徹底したルーティンをしている。
朝起きたら…、昼はカレーライスを食べる、球場に行ったら、…。
きちんときまったルーティンをかたくなにこなしている。
この世のあらゆるものは、「繰り返し」によって成り立っている。この世の本質は、「繰り返し」である。
だから、イチローは、この「繰り返し」(ルーティン)を存分に、徹底して使い切っている。
★
野球界の大スターイチローという極端な例を出したのは、そこから学ぶものが同じだと思うから。
かける「時間」と「繰り返し」(ルーティン)。
ひとかどのことをしようと思うなら、この2つを意識することなのである。
この2つは、その気になれば誰にも平等に与えられている。
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