« 学校は早く留守電にすること | トップページ | 文ヶ岡小の訪問(3)~「授業の振り返り方」について~ »

文ヶ岡小訪問(2)~授業の見方ということ~

  文ヶ岡小の研究主任の先生から、2つの課題を与えられていた。

 「授業の見方」はどうしたらいいか。
 「授業の振り返り方」はどうしたらいいか。
 これはとても大切な課題で、ちょっと真剣に考えて講座で先生方に提起した。
 ★
 まず、授業の見方。
 「授業がうまくなる授業の見方の極意」という提案になる。
 先生方は、研究授業を見に行く。
 何を見るのか。どこを見るのか。
 それぞれ人それぞれである。
 ただ、漫然と見ているだけでは、自分の授業がうまくなることはない。
 人の授業を見るのは、自分の授業をうまくするためである。
 こういう視点がないと、ほとんど時間の無駄遣いになる。
 ★
 たとえば、保護者の参観授業。
 親たちは何を見るのか。どこを見るのか。
 親たちは、我が子を見る。ただひたすら。
 
 他は漫然と見る。
 担任の評価をするためである。
 どこを見るのか。
 
 ほとんど子供たちの挙手の多さを見る。
  挙手する子供が多いと、この先生は授業がうまいと思う。
 挙手する子供が少ないと、授業が下手だと思う。
 家に帰ったら、ラインでその評価具合を他の保護者に連絡する。
 「先生の授業は下手くそだったわよ。今年ははずれね」と。
  よくあることなのである。
 このレベルに教師も陥っているとすると、時間の無駄遣いになる。
 だけど、あるのではないか。
 そのクラスへ行き、挙手する子供が多くいると、まず「活発な子供たちが多く、とても積極的に授業に参加していました」という感想になる。
 
 私たちはこのレベルに陥らないようにしなくてはならない。
 
  ★
  じゃあどうすればいいのか。
 
 1つの授業を見るごとに、Before、Afterの違いを自分の授業に作っていけるか、それが問われる。
 どうするのか。
 授業はさまざまである。うまい授業があり、つまんない授業もある。
 うまい授業からしか学べないというのは勘違い。
 どんな授業からでも学べる。
 この授業から学ぶこと。
 ①まねできることはないか、自分の授業に取り入れていけることはないか。
 ②ここは私ならこうする。
 この2つの視点から授業を見るわけである。
 そして、今までのBeforeから、Afterへ変えていく。
 ちょっとでもいい。
 すぐにAfterはむずかしいかもしれない。でも変えていく。
 「○○先生の授業を見せてもらって、私の授業はここが
  変わりました」
 このように言えるBefore、Afterを作り上げるのである。
  ★
 このような「授業の見方」をきちんとすることができれば、
自分の授業は格段にレベルアップしていくことになる。
 
 繰り返しになるが、人の授業を見るのは、自分の授業をレベルアップしていくためである。
 このことを忘れてはいけない。
 
 
 

|
|

« 学校は早く留守電にすること | トップページ | 文ヶ岡小の訪問(3)~「授業の振り返り方」について~ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/65740432

この記事へのトラックバック一覧です: 文ヶ岡小訪問(2)~授業の見方ということ~:

« 学校は早く留守電にすること | トップページ | 文ヶ岡小の訪問(3)~「授業の振り返り方」について~ »