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「味噌汁・ご飯」授業 算数編に込めたこと(3)

  ○学力を、点数=学力なんだと提示したこと

 
 これは、西川純先生の学力論と認知心理学の成果を全面的に参照して展開しているものである。
 多分、一番批判や非難が集中するところ。
 
 でも、そういう人たちは、反対に「じゃあ、あなたの学力論は何ですか?」「どうやって、評価しているのですか?」に答えなければならない。
 
 私たちは、「ほんとうの学力なんてないんだ」「学力は操作的定義をして出てきたテストの点数で表す以外にない」「学力はテストによってそれぞれ違ってくる」と提起している。
  ★
 日常授業を、毎日5,6時間行っている。
 何のために授業をしているのか。
 
 もちろん、学力を身に付けさせるため。
 このことを否定する人はいない(あまり意識もしていないのだが…)。
 その結果、どの程度学力が身に付いているか評価しなければいけない。これも当たり前のこと。
 
 何で評価しているのか。
 単元テストで行っている。
 小学校は、ほとんどが市販テストを使っている。
 私たちは、その点数を学力と位置づけている。
 ★
 こうなると、思考が止まる。
 「点数が学力だなんて、それはあまりにも短絡した考え方ではないですか?」
 「学力はテストだけでは測れないのではないですか?」
 「点数、点数となってしまって、塾みたいで学校教育の目的と違ってくるのではないですか?」
 ……
 とにかく抵抗がある。
 学校教育には、さまざまなタブーがある。
 この学力問題も、そのタブーの1つ。
  ★
 私たちは、錯綜している学力論に与していない。
 そんなことよりも、目の前の子供たちの学力が上げること。クラスにいる低学力児の成績を上げること。
 そこに集中する。
  今、学校現場で生き抜くというのは、こういうことだと主張したい。

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