「味噌汁・ご飯」授業 算数編に込めたこと(2)
授業をインプットとアウトプットと位置づけ、算数授業の中心を「ときかたハカセ」に絞ったこと
私たちは、授業を「インプット」と「アウトプット」で成り立つものと位置づけた。
算数教科書は、ほとんど例題と類題、練習問題で構成されている。
例題指導がインプット部分で、類題、練習問題がアウトプット部分である。
インプットは、アウトプットによって完結する。
だから、45分の授業では、必ずインプットとアウトプットで完結するように取り組む。
向山型算数では、「何十というパーツから組み立てられている」と向山先生は言われている。
私たちは大きなパーツを「ときかたハカセ」にした。
シンプルに1つに絞った。
ポイントは、インプットからアウトプットへつなげていくものは何かということであった。
それを「ときかたハカセ」にしたのである。
例題指導で、そのまとめ(解き方)を「ときかたハカセ」とする。
その「ときかたハカセ」を活用して、類題、練習問題の練習をする。そして、解き方を身に付ける。
ただ、これだけのことである。
指導は、教科書通りに進める。70点の授業でいいのである。
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