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どうすれば授業はうまくなるのか(11)

      どうすれば授業はうまくなるのか(11)

                         ~「全員参加」の授業づくり~
 
  1,簡単な授業準備。
  2,基礎学力保障のための「授業づくり」。
  3,全員参加の「授業づくり」。

3 全員参加の「授業づくり」。
 学力向上を図る「70点の授業づくり」について書いてきた。
 いよいよ最終回になる。
 
 さて、最後は、「全員参加」の授業づくりになる。
 
 ここで最初にはっきりさせておかなくてはならないこと。
 それは、授業の「主体」は、誰であるかということ。
 これである。
 
 講座などで先生たちに聞くと、ほとんど「子供」という答えになる。
  「学習の主体は、子供ですけど、授業の主体は、教師でなくてはなりません」とはっきりさせる。
 
 なぜか。
 それは、授業には、本時の目標があり、それを達成させるのは、教師以外にないからである。
 
 だから、教師は、意図的に授業を作らなければならない。
 
 ここを勘違いするから、授業で子供たちを司会役にさせたりして、教師はできるだけ話さないように心がけようとする。
 
 「授業の主人公は、子供である」と。
 活発に子供が話し合い、討論し、活動をすれば、それで満足する。
 見栄えは良い。
 
 私も、若い頃そんな授業に憧れてきたので、えらそうには言えないが、自己満足にしか過ぎなかった。
  ★
 私たちが主張する「全員参加」の考え方には、子供たち一人一人をいかに育てていくかの思想が込められている。
 
 自分の考えを持つこと。
 それを言語化すること。
 他者に伝えられること。
 
 このような子供たちを育てようとする。
 そのためには、外向的な子供ばかりに挙手発言をさせるような授業ではダメである。
 
 内向的な子供にも、自分の考えを表明できる場が必要。
  それを意識的に教師は、授業で作らなければならない。
 
 授業は、「強制」によって成り立つ。
 これは厳しい言葉だが、当たり前なのである。
 
 だから、「味噌汁・ご飯」授業は、授業で全員参加をさせる授業を意図する。
 挙手もあるが、どんどん指名をする。
 
 列指名、名前指名、男女別指名、……。
 また、ペア相談―発表、グループ相談―発表もある。
 ★
 もう1つ。
 「全員参加」の考え方に付け加えたいことがある。
 
 それは、全員参加は、全員を授業に参加させるということだけではなく、低学力児を中位に上げていく(できれば上位に)手立てを取ることである。
 これについては、繰り返さない。
  ★
 「学力向上を図る70点の授業づくり」をまとめたい。
 
 ①簡単な授業準備をする
 ②分割システムを整える
 ③授業の基本型(指導言―活動―フォロー)で授業をする 
 ④全員参加の授業にする
 
 この4つをシステム化すればいいのである。(完)

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