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大変な状況になっているのだ!

   先のブログで以下のように書いた。

  ★ ★ ★
 このままいけば、学校は崩壊していく。
 私は、何年も前からそう言っている。
 学校現場は、もはや尋常な世界ではない。
 
 いじめを訴えていた仙台市立中2年の男子生徒の自殺は、もはや学校が学校としての呈をなしていない状況を露呈してしまった。
 
 生徒は、アンケートにも書き、先生にも訴えている。
 それでも、いじめは終わらず、その果てに自殺をしている。
  この自殺の影響は、かなり大きいと思わなければならない。
 
 もはや、いじめを受けている生徒が、学校や先生に相談することの無力さを、今回ははっきりと示したわけである。
 
 生徒にどうしろというのか。
 不登校になる以外に方法は、もうなくなったのである。
 
 現場にいた経験から分かるのだが、決して先生たちがサボっているとは思わない。
 もはや1つ1つの問題に、先生たちが、こだわっていることができないだけである。
 
 こういうカタチで、今学校現場が壊れていっている。 
  ★ ★ ★
 ここで仙台の中学2年の男子生徒の自殺について書いている。
 この仙台市は、2014年以降、市立中学の男子生徒3人が、いじめを受けたあとに自殺している。
 2014年9月 中学1年の男子生徒がいじめ自殺。
 学校は、その後、同級生らに「転校した」と説明していたことが判明。市教委は、遺族から公表しないように強く要請されたから、と。
 
 2016年2月 中学2年の男子生徒がいじめ自殺。
 父親が、第三者委員会による再調査を求める。
 
 2017年4月 中学2年の男子生徒がいじめ自殺。
 2教諭の体罰などが発覚。
 このような経過である。
 ★
 これは、もはや仙台市の教育委員会が、まともに機能していないことを物語っている。
 文科省の義家文科副大臣が乗り込み、市教委が機能不全に陥っていると指摘している。
 朝日新聞は、2017.5.25の朝刊で「仙台いじめ 鈍い対応」という見出しで記事にしている。
 
 こういうカタチで、学校単位ではなく、その市全体が壊れていっている。
 これは、象徴的な、1つの事態なのである。
 ★
 心配していたことが現実化している。
 全国学力テストで学習状況調査を行っていて、2014年は道徳偏差値が宮城、福島が都道府県ランキングで最下位に沈んでしまっていたわけである。
 
  http://tmaita77.blogspot.jp/2014/12/blog-post_11.html
 
 確実に子供たちが荒れていっている。
 その結果、学校も荒れていっていることが予測できたのである。
 
 その原因は、はっきりしている。
 震災や原発の後遺症である。
 
 私は福島のK市に長く関わってきたことで、講座で先生たちに「子供たちが荒れてきていませんか?」と尋ねたことがあった。
 先生たちは、「子供たちが荒れてきている。だから、学級も落ち着かなくなっている」という答えであった。
 
 宮城もまた、そういう状況が生まれてきているはずである。
 ★
 もはや、今までの方法が通用するはずがない。
 
  何を、どうすればいいのか、ほとんど見当もつかないのであろう。
 いやいや、大変なことになっているという認識がないのかもしれない。

 

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コメント

この前は、理科専科として高学年とどう接していくかについてアドバイスをいただき、ありがとうございました。

6年生との子どもたちとの関係は、正直男子女子ともによいとは言えません。
3クラスあるうち1クラスは、私の理科の授業ではどうもやる気のない態度を見せ、ノートを書くようにいってもなかなか書こうとしない男子が数名います。私の言動に反発する様子を見せることもよくあります。

また、別の1クラスは、理科の授業が息抜きのような態度を子どもたちが見せます。たまに、後ろに担任の先生がいるときは賢い様子を見せているので、正直落ち込みます。
授業力が未熟というのもありますが、この子たちと過去に関係作りで失敗したのが大きいのかなとも思っています。

この6年生とは、実は3年生のときと4年生のときにも関わりがありました。
3年生のときは、3クラスあるうち1クラスで、一部の4人の男子が授業妨害をしていたので、担任外だった私は補助で入ることになりました。しかし、その男子児童をうまく抑えることはできませんでした。
また、次の年に4年生の算数TTとして、この学年に関わるようになりました。
授業妨害していた4人の男子児童は、クラス替えにより単独になったことに加え、担任の先生の努力によって比較的落ち着くようになりました。ただ、その学年の子どもたちは、算数TTとして授業に入っていた私に対しては嫌っている子が多いと感じることもありました。

そういった経緯で、この子たちと過去に関係を築くのに失敗したかなという自覚もあります。
一部の男子には、私の注意が入りにくく、私が近づくと「あっちに行け」と言われたり、口答えが返ってきたりすることもあります。

子どもたちとの関係がよくないので、注意は必要最低限にし、子どもたちをほめたりねぎらったりする言葉を言うことを考えていますが、なかなかうまくそういった言葉が出てこなくて悩みます。

最近は、春の運動会の練習のため、組み体操などでも子どもたちと関わっています。
6年生の様子は全体的にダラダラしたムードで、私語が多かったり砂をかけたりすることも多いです。担任の先生が厳しく注意すると、静かになりますが、すぐにまた騒がしくなりしつこくくり返します。
私は、その様子を見て、注意することも考えましたが、関係がよくない私の注意は効果がないと思い、なるべく6年生のいるところからは離れるように行動したこともあります。
ただ、高学年の担任の先生からは「どの先生も同じように注意をしていかないといけない」と叱られ、6年生のいるところから逃げている自分に罪悪感を感じています。

理科の授業は、運動会の練習で疲れているせいか私語が多く、実験の説明をしても十分聞けていなかったり、全く別のことをしていることもあったため、思いっきり叱ったこともありました。
授業自体を充実したいと思い、実験等を積極的に取り入れるようにしていますが、子どもたちのふわふわした様子やダラダラしたムード、やる気のないムードを見ていると、何か事故が起きないかと心配にもなり、危険な実験はしたくないという思いにも駆られてしまうのです。

この子たちとの関わりは、まだまだ半年以上あるので、どう関係をよくしていけばよいか悩んでいます。

投稿: 20代男性教師 | 2017年6月 2日 (金) 21時29分

専科の先生は、専科の先生なりの苦労があると思います。
最初の関係作りで失敗すると、なかなかしんどいような気もします。
私自身もどうすればよいのかわからないです。
本当に申し訳ありません。

投稿: とも子 | 2017年6月15日 (木) 22時37分

 横レスながらすみません。
 発達障害・発達障害もどきの児童生徒が多いクラスは滅茶苦茶大変です。私も昨年度、男子数人しかまともでないクラスを担任し、3月は相当苦労しました。(女子はふつうでしたが、とてもカバーできませんでした。)
 30年近くやっていますが、(以下、言葉が悪くて失礼!)「あんなにひどい連中」「発達障害の巣屈ばかり」は初めてでした。メンバーがひどすぎ、今でもどうにもできなかったと思います。

 さて、この6年生は相当難しい学年ではありませんか?
 中学年の学級崩壊(もどき?)の危機を感じますし、ADHD/自閉症スペクトラム系がポイントポイントでいる学年ではないでしょうか?
運動会練習の私語・ふざけが高学年になっても「ひどい」のは論外です。ましてや、野中先生の言われる通り、理科の授業の席を自由だと強硬に主張した者は、論外中の論外です。話になりません。
 ひどさのレベルアップ次第では、外部機関介入(つまり警察など)も視野に入ってくるのではないでしょうか?【大げさかもしれませんが、そこまで考えないといけなくて、そうならなければ「よし」の程度かもしれません。見ていないので何とも分かりませんが。】

 となってくると、安全第一です。
 実験は極めて安全なものだけ児童にさせる、ちょっとでも危険を感じたら演示実験にしたり、デジタル教科書の大型テレビで見せたりするのがいいのではないでしょうか。

 児童との関係づくりは、真面目にやっている人たちから組み立てる。努力してもどうにもならん連中は、ほかに預ける、自分で抱え込もうとしない。
 もし、児童とトラブったら学年主任・管理職に預ける。これに尽きます。読む限り、経験の浅い先生が関わるのは難しすぎる学年です。

 自然に任せる、無理だと思ったら強行しない。これに尽きます。
【組織というのは、誰かが欠けたら補充されるようになっています。私がいないと・・・という意識は持ち過ぎないことです】

投稿: 某教師 | 2017年6月16日 (金) 01時53分

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