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初任者の1ヶ月

  親しい知り合いのK先生が、1ヶ月だけ教育委員会から頼まれて初任者指導をされた。

 ボランティアである。
 
  週に3日だけ出勤して、初任者のクラスに張り付いて指導をする。
 もちろん、学校には初任者指導の先生はいるわけであるが、その先生もクラスを持って、その任に当たっている。
 だから、その先生でも、初任者優先で指導がされるわけではない。
 
 そこで、せめて1ヶ月でもボランティアで初任者に張り付いて指導をしてほしいという教育委員会の要望である。
 
 このY市は、数多くの初任者が辞めていく実態があり、きっと担当者は頭を抱えているのであろう。
 
 K先生に話を聞いてみると、「やっぱり、そうなんだ!」という初任者の様子が伝わってくる。
 
 ★
 この初任者は、4月7日に、授業を始めている。
 5日が始業式であるので、3日目にもう授業を始めているのである。
 私なら「えっ~~」となるところである。

 私は「学級づくり」というのだが、とりあえず1週間で学級の仕組みを作らなければならない。
 子供たちが朝来てから帰るまでの「教室の一日」を構成する仕組みである。
 
 これを優先して行わなければならない。
 今は、この「学級づくり」を優先して行わなければ、クラスはスムーズに動いていかないのである。
 最優先課題である。

 ところが、この初任者は、ほとんど何もその仕組みづくりをやらないままに授業だけは始めている。

 「学級づくり」が必要だという意識がまったくない。

 でも、考えてみれば、大学では「学級づくり」が必要だという発想を何も学んできていない初任者は、こうする以外にないのではないかと思ってしまう。

 何としても授業だけは早く始めなければいけないと、なっているのである。
 しかも、授業の最初は、「学習規律」から入っていかなくてはならないが、そんなことはまったく想定されていない。
 ★
 K先生が、28日までに書かれたレポートを読み、ここから何が読み取れるか。
 それを今まとめているところである。
 
 まとめたら、初任者指導の関係の先生方へ送付したいと考えている。
 初任者の現状と、何をなさなければいけないかが、現実の初任者指導とかなりずれている。
 
  この認識を担当者に持ってもらわなければ、初任者のクラスが荒れて、初任者が辞めていく事態を押しとどめることはできないのである。
 
 
 

 

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