20代男性教師の先生に答える~理科専科の仕事~
20代男性教師の先生から相談を受けた。
今回は理科専科だそうだ。
★ ★ ★
先日は、私の高学年女子への対応についてアドバイスをいただき、ありがとうございました。
今年度、5年生と6年生の理科専科担当になりました。
私は、これまで年度か高学年の理科専科を担当しましたが、振り返ってみると、男子は比較的うまく関係を築けるものの、女子はなかなかうまく関係を築くことのできない子も多くいました。
また、専科の時間は、息抜きのような時間になり、
担任の先生が授業するときと比べていい加減な授業の受け方になるなどして、授業規律が崩れてきていることを感じることも多かったです。
専科の場合、担任と比べて子どもたちと接する時間も少ないため、
関係を築きにくいと感じることも多いです。
どんなことに気をつけていけばよいか、教えていただきたいのです。
投稿: 20代男性教師
★ ★ ★
私が理科専科をしたことがないので、なかなかうまく伝えられない。
お薦めの本の紹介にかえたい。
「味噌汁・ご飯」授業として教科書を教えると言っているが、理科の場合、教科書の教え方はちょっと工夫しなければいけない。
専科だから準備の時間が取れるであろうから、ちょうどいい。
そこでぜひとも参考にしてほしい本を紹介したい。
今、京都の文教大学に勤めている大前暁政先生が出されている本である。
『理科の授業が楽しくなる本』『たいくつな理科授業から脱出する本』『なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか』(1年~6年)<教育出版>
早速、『なぜクラスじゅうが理科に夢中になるのか』(5,6年)の本はすぐさま買ってほしい。
★
もともと理科の授業は、子供たちにとって楽しみにするものである。
ぜひとも、そのような授業を作り出してほしいものである。
多分、つまらなくなっているのは、先生の説明が長々しくて、なかなか実験に入らないのではないんだろうか?
①説明を端的に短く。
②実験をきちんと。
③問題の予想を立てさせる。
④実験のグループは、4人(あるいは3人)。
5人以上にしたら、傍観者が出る。
⑤実験の作業も、いつも決まった子供がやらないで、
順番に作業をするようにさせる。
⑥準備、後片付けを大切に。
きちんと確認。
こんなことを気をつけてほしい。
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