つれづれなるままに~岩見沢市立南小の本が出版~
●2月17日に「味噌汁・ご飯」授業シリーズ本が出る。
大曲小、網走小に続いて、北海道シリーズの3冊目である。
北海道岩見沢市立南小学校からの本。
算数本であるが、私が監修をしている。
私が最初にこの学校を訪問したときに驚いたことがある。
高学年の算数ノートの素晴らしさ。
全部の子供たち。
「これは、これは、すごいことになっている!」と思ったものである。
聞いてみると、全国学力テストはすでに秋田県の平均を抜いたということ。
この6年生なら、それはそうであろうと思われるものだった。
この学校が何をやったのか。ぜひこの本を読んでほしいものである。
●愛知県あま市の甚目寺南中学校から呼ばれて、訪問した。
先生たち相手に、道徳の模擬授業を行い、そして学級経営のことについて話した。
小学校だけしか経験したことがない私が、中学校で何が語れるかなと思ったが、仕方がない、小学校のことを語るしかないのである。
数年前まではこの学校は、荒れていたらしいが、今年度は一番落ち着いた状態ができていると、教頭先生が語られていた。
講座を行って、確かに先生たちの元気さと、明るさは、この学校の状態を物語っていると思われた。
学校は、先生たちが元気でなければ始まらないのである。
そのことをこの中学校はみごとに表現されている。
校長先生が、「先生たちにお願いしたことがあります。『どんな子供にも一声かけてください』と。」と言われた。
講座が終わって校長先生と校長室に帰っていると、玄関に一人の生徒がいた。校長先生は、窓をどんと叩いて合図をされていた。
私は、このことだと思った。
●教育新聞の最後の連載原稿3月号を送った。
12回にわたって書き続けてきた原稿である。
1200字の原稿。
1つのテーマしか書けない。
文章力が試されるのだ。
それでも、苦しむことなく書き続けてこられたのはうれしいできごとだった。
いやいや、むしろ自分の実践をまとめられることの喜びの方が大きかった。ありがたいことである。
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