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つれづれなるままに~またまた、北海道です~

●山田太一のドラマスペシャル「5年目のひとり」を見た。

 山田太一という脚本家が、3.11の震災を経て5年目に何を考えているのか、それを知りたいという思いであった。
 重い課題だったが、自分は3.11から何を学んできたのかと、突きつけられた思いになった。

●54年ぶりの雪。朝方から雪が降った。
 寒い、寒い。この寒さも、54年ぶりという。
 さまざまな異常気象が、私たちを襲ってくる。
 こんなに異常が続いたら、異常が普通になっていくのでは
ないかと思ったりする。

●11月29日から12月1日まで北海道札幌へ行った。
 恵庭市立若草小学校を訪問するためである。
 私は道教委の学校力アドバイザーを務めていて、学校からお呼びがかかれば、こうして訪問することになる。
 
 雪の北海道である。とにかく寒い。
 
 30日に若草小学校を訪問する。
 3,4時間目で授業を見せてもらう。
 1学年3クラス、4クラスある学校なので大規模校になる。
 1クラス4分程度で回っていく。

 子供たちは落ち着いていて、学習への集中度も良い。
 
 そして、午後の5時間目の私にも授業をさせてもらう。
 授業をした方が訴えることが明確になるからである。
  6年生のクラス。
 素晴らしいクラス。こんな6年生にはなかなか巡り会えない。
  午後から近隣の先生方も見えていて、授業を参観してもらった。
 そして、その後80分の講演である。
 学力をどのようにして上げるかを中心にして話をする。

●また、今週も北海道へ行く。
 今度は、2つの学校を訪問する。
 もう千人近くの先生たちの授業を見てきていることになる。
 これだけ場数を経れば、授業のどこを見ればいいかが分かってくる。
 そこに授業力が集約される。
 ★
 だが、最近気づくのだが、先生たちはむずかしいことばかりに手を出して、基本的なことが疎かになっている。
 
 ある学校で、校長先生から「先生、あの2つのクラスがちょっと不安定で困っています。どこが問題なのか見ていただけませんか?」と頼まれたことがあった。
 
 1つのクラスを見る。
 元気で、意欲的な先生。でも、子供は落ち着かない。
 しばらく見ていると、先生が指示を出される。
「ノートをしまいます」という指示。子供たちは、テキトウにしまっている。そしたら、しまっている途中で、次の指示。

「あららら…」と。この先生は、指示を出したら、きちんと確認しないままに次の指示を出す。それが習慣になっているのである。
 子供たちが不安定になるのは、ここなのだ。
 要するに、「指示―確認」という基本的な教育技術をこなしていないのである。
 ★
 もう1つのクラスを見る。
 クラスに行ったとたんに、おかしなことに気づく。
 その先生、子供の顔を見ないで話しかけている。
 教科書を見たり、ノートを見たり、黒板を見たり、…時々ちらっと子供を見る。
 
 このようなことを繰り返している。
 子供たちが不安定になるのは、ここなのだ。
 教師は、子供たち一人一人とコンタクトを取りながら、話しかけなければならない。
 
 それができていない。
 これも基本的な教育技術なのだ。

 初任の時、このような基本的なことを身に付けてきていないわけである。
 でも、今でもきちんと指導してあげなければ、なぜクラスが不安定になるのか半信半疑であろう。 
 
 土台をきちんと積み上げないまま、むずかしいことをやろうとする。
 でも、現実的にはできないわけである。
 
 

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