つれづれなるままに~北海道で大変な目に遭う~
●12月7日(水)13:30発の新千歳行きの飛行機に乗る。
快適である。新千歳空港も晴れている。
すぐに常宿にしている新札幌のアークシティホテルへ行く。
ここは駅まで1分。どこへ行くにもとても便利なホテルである。また、朝食がおいしいので気に入っている。
夜、S先生と会い、一献。
●12月8日(木)5:30起床。仕事をする。
9:08の電車に乗る。9:49手稲駅に教頭先生が向かえに見えている。
今日は、石狩市立花川小学校の学校訪問である。
この学校へ来るのは2回目。
でも、1回目は(4年前)冬休みだったために、先生たちの授業を見ていない。子供たちの様子も見ていない。
今回初めて授業も子供たちも見るのである。
楽しみにしていた。
この学校は、学校力事業(今23校)の中でも、学力はトップの学校で、全国平均より10点程度上の成績。北海道でこのような成績を上げるのは大変なことである。
4時間目、14クラスの授業参観をする。
1クラス2分40秒と設定。
私がストップウォッチを持って回る。
2分40秒で何を見るかである。
ところが、この設定がうまくいかず、6年生の2クラスへはたどり着けなかったのである。失敗、失敗。
★
5時間目に私のいつもの国語の詩の授業。
3年2組。初任の先生のクラス。
おもしろいクラスだった。
★
午後、90分の講演を行う。
★
夜、新札幌へ戻り、そこで懇親会を開いてもらう。
若い先生たちも交えて、授業談義。
いやいや、楽しい会であった。
●12月9日(金)6:00起床。
9:29の電車に乗る。
電車から降りると道教委石狩局のA指導主事が待っておられる。
またまた、一緒である。先日も若草小で一緒だったのである。
雪が降っている。大雪である。
千歳市立桜木小学校の学校訪問。
この学校には2年前に訪れている。
4時間目には早速私が授業をする。
今回は道徳の授業。
3年2組。初任の先生のクラス。
これも楽しい授業。
3年生ぐらいだと、何を言っても笑ってくれる。
5時間目は、公開の授業研究会。
今度こそ全部のクラスを回れるようにする。
3分の授業参観。12クラス。
そして、その後講演。80分。
千歳の初任者も参加していて、急遽初任者を意識した内容を付け加える。
★
夜、またまた新札幌に戻り、懇親会を開いてもらえる。
おいしい海鮮料理に舌鼓を打つ。
それからまた千歳のルートインホテルへ戻る。
●12月10日(土)7:00起床。
外を見ると、大雪である。
すぐに「これは飛行機が飛ぶのだろうか?」と心配になる。
9:20ホテルのバスで新千歳空港に急ぐ。
12:00の飛行機。
搭乗手続きが中断中になっている。
だが、この時までは大変な事態になることを予想だにしていなかったことになる。
昼前に乗る飛行機が欠航になる。
初めてのこと。
どうするか、となる。
とりあえず、欠航の手続きをしなければならない。
ものすごい数の人たちが並んでいる。
並ぶ以外にない。
並びながら、泊まっていたルートインホテルへ連絡。
運良く取れる。
4時間並ぶ。
そして、伝えれたことが「明日の飛行機は全部満席です。キャンセル待ちしかありません。明日朝6:30から開きます」ということ。
たったこれだけに4時間も並ばなければならなかったのである。
JALのカウンターは、2人のいつもの対応をしている。
こんな大雪の非常事態は想定されるはずだが、それに対応できていない。大失態であろう。
稲盛さんが会長になって大改革をしたことで、JALは良くなったということで、私もJALの会員になった。
それが、こんな大失態をしている。あきれかえる対応である。
やっと3時30頃になって、他のカウンターでも業務を始める。私は4時間並んだのだが、きっと5,6時間並んだ人も多かったと思われる。
その日、空港に泊まった人たちは数多くいたという。
12日現在でも1000人の人たちが空港にいるというテレビ放送。
★
10日は、運良く昨日泊まったホテルを取ることができた。
さて、11日。雪は降り続いている。
朝5時に起きて、タクシーで空港へ駆けつける。
6:30のキャンセル待ちに並ぶ。
6:30になったら、ずらりと職員がカウンターの前に並び、深々と挨拶をして業務が始まる。
昨日の対応への抗議が数多かったのであろう。
テキパキとした対応。これで良いのである。
この対応をどうして昨日できなかったのか。
羽田行きは5番目のキャンセル待ちだという。
9:00発の飛行機が取れる。
乗り込んだが、動かない。
滑走路が閉鎖されたからである。
一旦飛行機を降りて、ロビーで待機。
その間にも次の羽田行きの飛行機は欠航になる。
11:50に再び乗り込む。
やっと12:05に動き出す。
丸24時間待たされたことになる。
飛び立ったときの安堵感は大変なものである。
こんなに羽田が遠いものだと思わなかった。
13:38に羽田へ降り立つ。
ここはもう別天地。
晴れ渡り、穏やかな気候。
もうしばらくは北海道は勘弁してほしいと、しみじみと思う(笑)。
と言っても、また来年の1月10日は今度はもっと寒い北見へ行くのだが…。
●12日に起き出して、元気であることに気づく。
北海道の後遺症がない。
予定も詰まっている。
5日間に溜まったメールの返信をする。
すぐに15日の三島での講演会の準備。
まだ、資料を送っていない。
急ぎ午前中で仕上げ、送付する。
連載の教育新聞の原稿も気になる。
午後から取りかかる。
数えてみると、あと18日で今年も終わりなのだ。
何という日々を送っていることか。
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