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きこ先生の質問に答えて

  きこ先生から質問がありました。


  ★ ★ ★
こんにちは。以前中学校で講師をしていて叱ることができないことについて質問しました、きこです。なかなか実践は出来ていなく反省の日々です。
つい先日急遽1月から小学校に異動することが決まりました。まだ打ち合わせもしておらずほとんど情報がありません。(怪我で療養している先生の代わりで恐らく4年生。その先生は2月末に戻る。担任になるか専科かもよく分からない。一度その学校に授業研に行って3年生を見たときはあまり授業規律がなってないかなーと思った)そのような中で私はどんなことを気をつけていけば良いでしょうか。今年の4月に中学校に赴任したときは甘くて威厳が全くなかったので小学校ではある程度厳しめにいかなければいけないかなと思っています。ちなみには今日、野中先生の1ヶ月のシナリオ買いました!

投稿: きこ
 ★ ★ ★

 4年生の、一時的な担任になるかもしれないのですね。
 2ヶ月ほどの期間になりますね。

 この期間で何かやろうとすることはありません。
 担任の先生の今までやられてきたことを踏襲していけばいいのです。

 だから、先生との打ち合わせをきちんとしなければいけません。
 すんなりと今まで通りになれば、子供たちは安心しますから。

 分からないことがあったら、子供たちに「これは今までどのようにやられていたんですか?」と聞けばいいのです。

 厳しめというより、「教師」という姿勢で臨めばいいだけですよ。ダメなことをしたときには、きちんと叱ればいいのですよ。

 でも、横糸(子供たちと心の通じ合い)を数多く張ってくださいよ。
 子供たちとよく遊ぶこと。
 
 子供たちと笑い合うことがあったら、なおいいです。
 そのことで、簡単なゲームをしたりすることはいいですよ。  中村健一先生の『73のネタ大放出』(黎明書房)を手に入れて、子供たちと笑い合ってください。

  そして、どんどん子供たちをフォローすること。
 フォローとは、ほめたり、認めたり、励ましたりすることなどです。
 これはむずかしいことだと思われるでしょうが、大切なことです。子供たちのちょっとした「良い行為」を「〇〇さんの〇〇はとても良いですね!」と。大げさにほめて良いのですよ。

 だから、3日間で全部の子供たちの名前を覚えること。
 これは必須のことです。
  座席表を作って、まず順番に名前を覚えること。
 そして、顔と一致させていけばいいのです。

  きこ先生、この2ヶ月は神様が与えたくれた貴重な時間と思って(笑)、子供たちとの付き合い方をマスターしてください。がんばってくださいよ。
  ★
 ここまで書いて、追記としてきこ先生から担任ではないことのコメントがありました。
 
 そうすると、そんなに大変ではないですね。
 でも、基本は同じです。
 
 名前は早く覚えるのですよ。
  国語の授業の間に、余裕があればゲームを5分間ぐらい取るのがいいですよ(できるだけ見に来ている先生がいない時にやるんですよ<笑>)。
 
 子供たちは、このような時間が大好きですから。
  ★
 たった2ヶ月のことですが、教師として何を子供たちに印象づけるかということ。
 このことはとても大切なことなのです。

  私が教師になろうとしたときに、思い出した先生は、2人です。
 1人は、小林先生。
 もう1人は、名前も知らない先生です。

 小林先生は、3年生の時、担任の先生がお休みで代わりに1時間だけ補助にこられた隣の先生でした。

 お話をしてもらいました。
 そのお話のおもしろいこと、おもしろいこと。

 ずっと私の心に残り続けました。
 そして、私が教師になるとき、子供たちに絵本を読み聞かせたり、お話をしたりする教師になろうと思わせたのは、この小林先生の1時間だけのお話でした。

 もう1人の先生は、ほんとに名前も知らない先生です。
 2年生の時でしょうか。
 私は、選抜で隣の附属小学校での歌声コンクールに参加しておりました。ラジオ放送です。
  朝、校庭で友だちと遊んでいると、知らない先生が自分の学校の子供たちを連れてきて、
 「山の方から来たんだけれど、町の子供たちがどんな遊びをしているか、教えてくれないか?」と私たちに告げたのでした。
 一緒に遊びました。
 私が印象に残っているのは、その時の先生の態度です。
 そのさわやかさは、ずっと私の心に残り続けました。
 ほんの20分ぐらいの時間でした。
  ★
 私は、何を言いたいのでしょうか。
 それは、子供たちとの関係づくりは、時間の多さとかではなく、短い時間の中でも十分だということです。
 
 きこ先生が2ヶ月間で、どのような教師として子供たちに接していくか、それが大切なのですよ。
 がんばってほしいです。

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コメント

このようなまだ正規でもない一講師に丁寧な返信をありがとうございます。
野中先生の返信を見て思ったより気負う必要はないんだと思えました。短い期間ではありますがここで印象を残すことが出来たらきっと自分の自信になると思います。印象に残る先生を目指して頑張ります。

投稿: きこ | 2016年12月27日 (火) 21時36分

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