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つれづれなるままに~良い結婚式だった~

●6日、新幹線で新神戸へ行く。

 7日の兵庫県三木市の初任者授業研修会のためである。
 三宮の駅の中にあるホテルに泊まる。
 
 初めて三宮に来たことになる。
 阪神大震災のことを思う。
 ★
 7日、9:20指導主事の先生に迎えに来てもらい、三木市に向かう。車で40分ぐらい。
 もう三木市には、7年も通っている。
 
 3時間目、初任のS先生の2年国語の授業。
 「どうぶつ園のじゅうい」の教材。
 1時間たっぷり、授業を見られるというのも久しぶりのこと。
 
 初任者としてはなかなかの力量である。
 子供たちを惹きつける方法を身に付けている。
 
 子供たち全体をよく視ている。
 表情も、にこやか。
 
 最後の方で子供たちは飽きていたが、初任者でこれだけできれば合格点である。
 
 4時間目、初任のH先生の3年国語の授業。
 「3年とうげ」の教材。
 
 指導案を見せてもらえば、もっともむずかしいところ。
 これは大変だという思いになる。
 
 子供たちが紹介文を書いて、それぞれの班で紹介し、代表を選び、代表が全体の前で読むという流れ。
 
 紹介文を選ぶ観点が5つある。
 どの観点も、3年生には大変なこと。
 先生たちだってできないのではないだろうか。
 
 子供たちは先生の思いに、一生懸命に応えようとしている。
 そこのところが良い。
 ★
 5時間目、私が3年生の初任者のクラスで授業をする。
 いつもの「味噌汁・ご飯」授業。
 
 座席表をもらっていたので、新幹線の中で名前を覚えていく。
 私はいつも「示範授業」ではなく「提案授業」ですと言い換えている。
 
 提案授業には、テーマがある。
 どんなテーマで授業をしたのか、講座で初任の先生たちに考えてもらった。
 ★
 講座のテーマは、「授業を成り立たせるための基礎・基本」。
  演習形式で進めていく。
 
 ①2年S先生の授業検討
 ②3年H先生の授業検討
 ③野中の授業を参観して
 ④どんなことを心がけて授業をするか?
 ⑤身に付けるべき必須の技術とは?
 ⑥授業がうまくなるには?
 ★
 最近数多くの先生たちの授業を見せてもらいながら、特に感じることが、ごくごく基本的な技術を身に付けないで中堅やベテランになっていることである。
 少数ではない。かなり多い。
 
 たとえば、子供たちの顔を見ながら話をすること。これができていない先生がいる。
 
 また、子供たちに指示を出して、その確認をしないままに次の指示を出すということを繰り返している先生がいる。
 混乱することは当たり前。
 
 授業がうまく流れないのは、そういう基本的な土台がないままにむずかしいことをしようとするからである。
 このことは、かなり深刻なことである。
 
 教育委員会も、初任者指導で、こういう基礎・基本の技術を教えていない。
 
 学校現場も、基本的な必須の技術を身に付ける研修の場を持っていない。
 研究授業は行っているが、高尚なテーマで、その追求ばかりに追われて、このような基本的な技術を身に付ける研修の場がない。
 
 もちろん、教員養成の大学が教えなければいけないのだが、期待できない。こういうことを問題にもしていないのではないだろうか。
 
 だから、ベテランになっても、指導書がないと授業ができない状態を作り上げている。
 ★
 今回の90分の講座で、初任者はどんな技術を身に付けなくてはならないのか、どういうことをして授業をうまくしていくのか、を知ることができたはずである。
 ただ、これからである。
 
 知ることができただけでは身に付かない。
 
 模擬授業で繰り返し、練習させる。
 一人研究授業で、自分の授業を磨かせる。
 この2つだけで十分に基盤ができる。
 
 初任者の授業研修は、これだけで十分。
 余計なことをやり過ぎている。

●8日、山形の天童へ行く。
 東京から山形新幹線。
 
 天童まで3時間かかる。
 天童駅には、玄ちゃんと奥さんが迎えにきている。
 
 玄ちゃんとは、鈴木玄輝先生のこと。
 『新卒教師時代を生き抜く365日の戦略 5年生』(明治図書)の共著者。
 
 玄ちゃんと呼んでいる。
 私がまだ大池小に勤めている頃、私の教室を訪問してくれたことがある。それ以来の付き合い。
 
 9日の結婚披露宴に呼ばれている。
 30分ほどコーヒーを飲みながら話し、旅館へ直行。
  ★
 この旅館が素晴らしかった。
 温泉がすごい。露天風呂に何度も入る。
 食事がおいしい。
 
 何よりも良かったのは、夜10時頃には物音がしないこと。
 静寂の時間。
 
 テレビを止めて、しばしその静けさに浸る。
 こんな幸福感はなかなかない。
 いつもいつも物音の中で過ごしているので、こんな時間は貴重である。
 ★
 9日、11:30から結婚披露宴が始まる。
 120名の参加。
 
 素晴らしい結婚式だった。
 何が素晴らしかったのか?
 
 2人のために参加されている方々の思いが詰まっている式であることが実感できるからである。
 華美に流れることもなく、形式的でもない。
 
 2人が勤める学校の先生たちも大勢参加されていて、出し物が繰り出される。
 笑い転げるほどにおもしろい。
 
 その1つ1つで、2人が学校で大切に包まれていることを実感できる。
 そんな温かい宴であった。
 
 最後の勤務校の同僚であったMさんに出会った。久しぶりに出会ったM先生、I 先生に出会った。うれしかった。
 私はほっこりした気分で、また横浜の方へ帰ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

野中先生、はるばる山形まで起こしくださり、ありがとうございました。私もお会いできて、本当に楽しかったです。またお会いしましょうね。

投稿: まりも | 2016年10月12日 (水) 15時42分

野中先生、先日は大変ありがとうございました。
先生に祝福していただけたことは、一生のかけがえのない財産です。

また、ゆっくりお話できる日を楽しみにしております。
ありがとうございました。

投稿: げんちゃん | 2016年10月12日 (水) 22時24分

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