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ここが最後の砦ではないか!

   朝日新聞に、氏岡さんが以下のようなことを書いていた。

  (2016.9.2 社説余滴)
 ★ ★ ★
次の学習指導要領が2020年度から小中高校で順次始まる。それに向け、中央教育審議会の部会が8月末、審議まとめ案を了承した。

 「我が国の子供たちの学びを支え、世界の子供たちの学びを後押しする」

 部会がまとめ案で自らそう述べるほど意欲的な案だ。

 これからの社会で必要な力を育てようと、中身は盛りだくさんになった。例えば、小学校。18年度から先行する道徳の教科化に加え、英語の高学年での教科化、プログラミング教育の必修化もある。

 特に英語はいまの時間割に入りきらず、短時間学習や土曜日、夏休みで対応する。学校はこなせるのか。

 小中高を通じた課題として文部科学相が中教審に諮問したときから盛り込まれていた「アクティブ・ラーニング」(能動的な学び)は、既に多くの学校が取り組んでいる。

 話し合いや発表を採り入れ、時間が足りなくなる授業をこの間、いくつも見た。

 深い学びを目指せば、相応の時間がかかり、教える中身を絞らざるを得ないと思うのだが、どこまで可能なのか。

 審議を傍聴していたが、こうした時間や内容の量をめぐる議論は深まらなかった。

 その一因は、文科省が「ゆとり教育」批判から受けた傷が、まだ癒えていないことにあるように思う。

 文科省は02年度からの前回の指導要領で、教える内容を3割削減し「学力低下を招く」と集中砲火を浴びた。

 その轍(てつ)を踏むまいと5月、馳浩(はせひろし)・文科相(当時)は「ゆとり教育との決別宣言」として、「内容の削減を行うことはしない」と言い切った。

 今回の指導要領がアクティブ・ラーニングなどで主体的な学びを重んじ、その姿勢がゆとり教育とも通じるため、自民党内から「また削るのか」と臆測する声が出て、対応を急いだのだ。そして議論は打ち止めになった。

 文科省は「ゆとりか詰め込みか」の対立を超え、「質も量も追求する」と言う。だからといって増やすにせよ減らすにせよ、量の検討をしなくてよいわけではないだろう。

 「ゆとり教育との決別」を掲げるなら、批判を恐れず、量の問題に向き合うべきではなかったか。

 中教審は年内の答申を目指し、指導要領は年度内に改訂される。足元の学校現場の現実を踏まえ、確実に実現できる内容か、その量はどうかを吟味してほしい。

 (うじおかまゆみ 教育社説担当)
 ★ ★ ★
 
 「足元の学校現場の現実を踏まえ、確実に実現できる内容か、その量はどうかを吟味してほしい」と氏岡さんは書かれている。

 まさにその通り。
 道徳の教科化、英語の教科化、プログラミングの実践、そしてアクティブラーニングなのである。

 現場では、その1つ1つの実践のために多大な時間がかかる。
 ただでさえ、これだけの過密の内容なのに、これにまた付け加えようとしている。
 
 旗を振る人間はいい。
 実践していくのは、現場教師なのである。
 ★
 私は、根本的な考え方のところで不信感がある。
 「教師を人間として見ているのか?」
 というどうにもならない不信感である。

 はっきり言っておくが、うまくいかない。
 今だってこなせなくて、疲弊しているのである。
 これ以上詰め込んで現場教師がこなせるはずがない。
 
 だから、形だけが繕われて、実質は形骸化する。
 やってるだけになる。

 そうでもしなければ、現場教師は生きていけないはずである。
 ★
 北海道の山田洋一先生がフェイスブックに書かれていた。
  ★ ★ ★
  昨夜は、電話でサークルメンバーと打ち合わせした。
「教師として生きる」も大事だけど「わたしとして生きる」ことも大切にする。
そんな新しい研究会を始める。
教師は「どのように指導するか」ということにばかり目が向いているが、そろそろ「どう生きるか」を真剣に考えよう。
下世話な言い方かもしれないが、教師であることの「うまみ」はどんどん減ってきているのだ。
教師という仕事をとらえなおしたり、自分の生きる目的みたいなことを考えなければ、ただのブラック労働になってしまう。
  ★ ★ ★
 私が「味噌汁・ご飯」授業を提唱したとき、そこに込めていたのは、いかに人間として仕事をとらえていくかという視点であった。
 
 保育園に子供を預けているママさん先生が、その忙しさの中できちんと教師としての生活が成り立っていく。
 そのための仕事を、どのように作り上げていけばいいか。
  ただ、給料のためだけの仕事ではなく、自分の仕事に誇りが持てるものにしたい。
 
 それが「日常授業を豊かにする」というテーマであった。

 この課題がこなせていれば、教師の仕事はなんとかなっていく。
 ここが最後に残された砦ではないか。

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

何度も乱入をお許しください。

「教師として生きる」も大事だけど「わたしとして生きる」ことも大切にする。

確かにそうです。

ママさん先生が子育てと仕事を両立する世の中になってほしいと思います。

しかし、私の学校の別の学年の先生(妊娠中)は、上のお子さんの体調不良やご自身の体調不良で、当日連絡で頻繁に休まれます。

そして、予習も準備も何もしていない(いや当日連絡なのでできない)教頭先生や教務主任の先生が教科書だけ持ってきて、ぶっつけ本番で授業されます。

それでいいのでしょうか?

また、遠足の日も当日ドタキャン欠席だったそうです。その結果、少ない人数の先生で遠足の引率をすることになり、道に迷い大変だったそうです。
これでいいのでしょうか?遠足の時に誰かがケガをして病院に連れていくことになったら、残りの先生でなんとかできたのでしょうか?

その先生は妊娠中にも限らず、土日は色々と遊びに行かれているそうです。その一方、体調不良で欠席なさる。理解不能です。

先生の有休は学期中に取りたいときに当日連絡で取っていいものなのでしょうか?それが先生の権利なのでしょうか?

野中先生は、厚生労働省が音頭を取ったファミリーサポート事業というのをご存じでしょうか?
子育てを手伝ってほしい人と子育てを手伝って収入を得たい人(ファミサポさん)とを結ぶ事業です。
ちょっとしたカゼぐらいなら、お子さんをファミサポさんに預けて、学校に来てもらいたいと思う私はモンペなのでしょうか?
ファミサポさんに払うお金は仕事を続けて行く上での経費(通勤に使うマイカー代や洋服代や化粧品代や書籍代と同じお金と考えてほしい)と考えてほしいとおもう私はモンペなのでしょうか?

知り合いの看護師によると、子供が入院しても仕事を休めない職場にいる母親もいるようです(なので母親が仕事中は子供一人で入院しているらしい)。これだけキツイ職場にいる人もいるのに、、。

先生のお子さんが入院されたら、さすがに、有休を取られてもいいと思いますが、、。

仕事に熱心に取り組んでくださる先生と手を抜きまくっている先生との格差が激しすぎる。
保護者としての正直な感想です。

投稿: ある保護者 | 2016年9月 4日 (日) 23時23分

失礼します。
5年目になる教員です。

教員だって1人の労働者です。
家庭もありますし、体調も悪くなります。
スーパーマンではありません。
もちろん、当日欠席も認められますし、権利であります。

妊娠中はつわりもありますし、当日欠席致し方ないかなと思います。
いくら教員でも教室の子どもより自分の子どもが大事です。

手を抜いているわけではありません。
その先生は仕事と家庭を両立させようと必死になっていると思います。

担任を責めないでください。

投稿: ある教員 | 2016年9月 5日 (月) 13時07分

皆様、「ママさん先生」はママさん先生にしかできない、「よい授業」というのがあると私は思います。小さな命を体に宿した大人を身近に見ることはあまりない経験だと思います。
そうした人は大人であっても大切にしなければならないことを学ぶことは例えば障害者との共生社会の実現のためにできる、最初の一歩になるのかもしれません。
保護者さんがお感じになった不満は私はもっともだと思います。その不満を校長や副校長に伝えることが大切だと私は思います。
そして、実際はどうだったのかを確認することが重要だと思います。
私も学年主任として「ママさん先生」を抱えていますが、となりの先生が何を教え、どの程度の進度で、どんな課題があり、どんなよさのある学級かは把握するようにしています。
ですから、いつ先生が休まれても、「続き」ができるようにしています。もちろん、十全ではありませんが。
もしも、学校全体のパフォーマンスを考えて発言されているのであれば、妊娠されている先生を無理して働かせるよりは、それをどうしてちゃんとサポートしてくれないのか、という観点で、提案をするのが改善(子供の利益の増進)のために良いと思います。

投稿: ENDO, Yasuhiro | 2016年9月 5日 (月) 23時29分

>教員だって1人の労働者です。

そうです。その通りです。
でも、民間企業でも、頻繁な当日欠席で同僚や顧客に迷惑をかける人はクビになります。例え福利厚生の整った大企業でもです。

当日欠席を権利と言えるところが、親方日の丸世間知らずと言われてしまうと思います。

それから、学校の正規採用の先生は、男女の賃金格差のある日本で女性が1000万近く稼げる数少ない職業なのです。
その自覚を持ってほしいと思います。
高給をもらうのは当然で、義務は一労働者並にしか果たさないのはおかしいと思います。

同じ子供と接する仕事でも、学童保育の指導員の先生には保護者としてそこまで要求しません。なぜなら、指導員は地域の最低賃金+30円で求人が出ているのを知っているからです。

この感覚わかっていただけますか?

そして、休む先生のせいで、教務主任先生や教頭先生の仕事が増え、夜10時ぐらいまで学校で残業されています。まさにスーパーマンのようです。いや過労死寸前だと思います。
休む先生はそのことをどう思われているのでしょうか?

>妊娠中はつわりもありますし、当日欠席致し方ないかなと思います。
民間企業ではつわりがつらいというだけでは休めません。つわりでケトン体(つわりで食べられず、体が飢餓状態になれば、尿検査で出る数値)がでなければ、休職の診断書を書いてもらえません。しかし、私の住む地域では、診断書なしでもれなく3週間の妊娠休暇を先生はとれます。これはアンフェアでしょう。

>いくら教員でも教室の子どもより自分の子どもが大事です。
これは失言では?
それを言えば、保護者だって、担任の先生の子よりも自分の子の方が大事です。担任の先生の子がどうなろうと知ったこっちゃありません。
以前、つわりで一か月以上休んだ(妊娠休暇と病欠を組み合わせて)先生が流産したとき「解決してよかったね♪」といった保護者がいてドン引きしましたが、それと同じレベルの失言では?

それから、現代の医学では、流産は胎児の原因(染色体異常)か母体の異常(血液凝固系その他の体質)が主であり、つわりの時に安静にしなかったことが流産の原因ではありません。安静にしていてもしていなかっても運命はかわりません。妊娠18週ぐらいまでは、多少の出血やお腹の張りがあって働いても、流産の原因になることはありません。

正しい医学的知識を持って、過大に権利を主張されないようにお願いします。

>手を抜いているわけではありません。
>その先生は仕事と家庭を両立させようと必死になっていると思います。

仕事を休む一方で、どこどこに遊びに行ったと児童に言うことがアウトなのです。
こういう感性の方が、道徳の成績をつけることに怖さを感じます。

投稿: ある保護者 | 2016年9月 6日 (火) 08時58分

>皆様、「ママさん先生」はママさん先生にしかできない、「よい授業」というのがあると私は思います。小さな命を体に宿した大人を身近に見ることはあまりない経験だと思います。

この考え方は違うと思います。子供のプレや幼稚園の友達のお母さんは常に誰かが妊娠していました。なので、子供はたくさんの妊婦さんを知っています。生まれたての赤ちゃんもたくさん見てきました。親の親戚や知人にもたくさん妊婦はいました。

>そうした人は大人であっても大切にしなければならないことを学ぶことは例えば障害者との共生社会の実現のためにできる、最初の一歩になるのかもしれません。

これを思いやってもらう側が言ってはいけないでしょう。モラルとして。何度も言いますが、こういう方が道徳を教えることに怖さを感じます。
こういう考え方はどの立場の人間が言うかで正しく美しくもなり、汚く卑しくもなります。

>私も学年主任として「ママさん先生」を抱えていますが、となりの先生が何を教え、どの程度の進度で、どんな課題があり、どんなよさのある学級かは把握するようにしています。

我が子のクラスの先生は、ママさんなのに学年主任です。隣のクラスの担任の先生は新人です。かなり大変な学年だと思います。

担任の先生は、一学期に2回子供の発熱で保育園から連絡があり、午後から早退されました。
その時も
病院に子供を預ける(小児科クリニックに併設されている病児保育と思われる)
おばあちゃんおじいちゃんに預ける
パパに預ける(先生のご主人も学校の先生らしい。休める曜日と休めない曜日があるらしい)
お手伝いさんに預ける
のどれかで、明日は学校に来るからと子供に説明して帰られたそうです。
子供の担任の先生に対しては、責任を持って働くということはどういうことなのか身をもって教えてくださる素晴らしい先生だと思っています。

>ですから、いつ先生が休まれても、「続き」ができるようにしています。もちろん、十全ではありませんが。
で、ここが問題なのだと思います。他の学年の当日欠席を繰り返す先生は理由を説明せず「休みます」としか言われません。日報どころか週報もつけておられないのか、前の席の子に「どこまでやった?」と聞いて代理の先生が授業をはじめます。で、前の子が言っていることが間違っていればそれで時間をロスします。つまり、正確に授業を把握している優等生が誰なのか?も先生が把握していないのです。

>もしも、学校全体のパフォーマンスを考えて発言されているのであれば、妊娠されている先生を無理して働かせるよりは、それをどうしてちゃんとサポートしてくれないのか、という観点で、提案をするのが改善(子供の利益の増進)のために良いと思います。

何度も、権利行使型の先生が休みまくり、クラスが荒れまくるということが繰り返されています。
でも何も改善されていません。
もう保護者としては、そのような先生のクラスにならないことを祈るのみです。

投稿: ある保護者 | 2016年9月 6日 (火) 17時32分

教員はクラスの子どもたちを大切に思っています。立場が違うので自分の子どもとは違う目線ですが、やんちゃな子もおとなしくて引っ込み思案な子も元気いっぱいな子も全員がかわいいです。伸ばしてあげたい、良いところを見つけてあげようと思っています。
妊娠した先生も具合が悪くなければできれば休みたくないのです。具合が悪くて無理して学校に行ってもつわりなどで体調が悪くて十分に子どもたちをみてあげられなくて、申し訳なくて、給食準備の時間になると気持ち悪くて、他の先生にすみませんと言いながら手伝ってもらって..体育は妊娠中は代わりの教員が入ることになっていますが、実際には入ってもらえないことがほとんどです。自分でなんとかしたり学年で対応してもらったり..その先生も休むときはまともに子どもたちを見られないくらい具合が悪いのだと思います。教頭先生や校長先生に悪いと思わず休んでいるわけではないと思います。学校の仕事は協力しなければできないので、そうだったら学校でやっていけません。
また、野中先生に習って最初の一カ月で必死にクラスの子どもたちを秩序あるクラスにしても、クラスを長く開ければ秩序は少しずつ崩れ、それだけ戻すのが大変になりそれは自分に跳ね返ってきます。軽い気持ちで休むはずありません。
つわりが軽い人も重い人もいるのです。教員の仕事は決して楽して稼げる仕事ではありません。そう思ってなっていたらあまりに理不尽でやってられなくてすぐにやめます。一度学校にいったら子どもたちが下校するまで座れないほどの重労働で(給食を食べるのに5分くらい座る)常に子どもたちをみていなくてはいけない仕事です。それでもやりがいを感じているから続けていられるのです。
お腹にいる子どもはかけがえのない大事な命です。先輩の先生の1人の保護者の方は妊娠中に担任になってもらえて先生の存在が生命の勉強になりました、と言って下さったそうです。
途中で担任を変わる時や体育の授業などで保護者の方が心配にならないように、退職されたベテランの先生などの登録制度などがあったらいいのにと思います。カナダの学校では教員が休む時自分で登録リストにある教員に連絡をとり、学習内容や連絡事項を伝えて休みを取れるそうです。
仕事をしていても自分の子どもを大切にできる社会になりますように

投稿: 普通の教員のうちの1人 | 2016年9月 6日 (火) 21時31分

失礼します。
担任にというよりは教師という職業に過度な期待があると思われます。
おそらく担任がだれであっても何かしらケチをつける方なのでしょう。失言とはやし立ててるところでも人格がうかがえます。

ある保護者さんがどこまで一般企業をご存知か知りませんが、私は企業からの転職組です。つわりがつらいというだけで休む方もいらっしゃいますし、当日休むのは人間として生活している以上、仕方のないことであります。特に女性は「産む」という性があるため、仕方のないことなのです。当日欠席がある場合はチームで対応します。それが企業、組織の在り方です。ちなみに福利厚生は満足というレベルではありませんでした。

その点では、お子さんが通われている学校は保護者さんにとって満足のいかないものとなっているかもしれません。ただ自習監督がいるのみの授業よりは数倍良いと思ったほうが良いと思います。

ちなみに子どもは4人おりますので染色体異常等の話は存じ上げます。いくら染色体異常が流産の原因だからという理由で「流産は関係ないからがんばれ」とは言えません。そんな職場は男性の私でも通いたくありませんし、組織としてアウトです。今の日本の労働社会の象徴ですが…

教頭や教務が10時過ぎまで働いていると把握している点も気になります。もう少しでモンスターになりかねません。もっと大らかに学校に接していただきたいです。

気持ちにゆとりを持つ。これが家庭教育で1番大事なことだと思います。
日本の教育に馴染めないならインターナショナルスクールや私立等に行かれた方が良いと思います。

投稿: ある教員 | 2016年9月 6日 (火) 21時45分


>担任にというよりは教師という職業に過度な期待があると思われます。
教師というより年収1000万円近い人に対する期待です。例えば、アメリカの小学校の先生は、ベテランでも年収4万ドルぐらいです。日本の小学校の先生はOECD諸外国と比べてかなり高給です。よって、日本の先生はOECD諸外国の先生よりも優秀であって当然だと思っています。
日本の先生の年収がOECD並に低かったら、こんなに期待しません。

>おそらく担任がだれであっても何かしらケチをつける方なのでしょう。
いえ、だれであってもケチはつけていません。子供の1年2年の担任の先生のことはすばらしいと思っています。また、幼稚園の担任の先生も良い方だったと思っています。

>失言とはやし立ててるところでも人格がうかがえます。
私はあなたの人格も疑います。あなたのような方が日本で先生をなさっていることを残念だと思います。

>ある保護者さんがどこまで一般企業をご存知か知りませんが、私は企業からの転職組です。つわりがつらいというだけで休む方もいらっしゃいますし、当日休むのは人間として生活している以上、仕方のないことであります。
私は製造業(大企業)のライン管理をしていました。ラインは3交代で動きます。例えば、一つのラインを5人の作業員で動かすとします。出勤時間になっても一人作業員が来れないとなると、帰宅する予定だった作業員が4時間残業(12時間労働)、8時間後に出勤する作業員に連絡して4時間早めに来てもらう(12時間労働)ということで対応しなければなりません。一人いない状態でラインを動かすことはできません。他のラインの作業員に来てもらうこともできません。なぜかというと、不良品が出たり、労災があったときに責任問題になるからです。人の都合がつかなければ、ラインを止めるしかありません。その分損失です。半製品を待っている次工程にも迷惑がかかります。
私はこういう厳しい環境で初めての総合職として働いていました。(私の前にも本社勤務のお飾り総合職はいたみたいですが、、)

世の中には、一か月でこれだけの仕事をすればいい(例一か月で何件契約を取ってこればあとは自由)という仕事と、毎日代わりの効かない仕事があるのをご存じでしたか?

>ちなみに子どもは4人おりますので染色体異常等の話は存じ上げます。いくら染色体異常が流産の原因だからという理由で「流産は関係ないからがんばれ」とは言えません。そんな職場は男性の私でも通いたくありませんし、組織としてアウトです。今の日本の労働社会の象徴ですが…
教員を一労働者というならば、他の労働者と同じ福利厚生にするべきだと申し上げたまでです。

>教頭や教務が10時過ぎまで働いていると把握している点も気になります。もう少しでモンスターになりかねません。もっと大らかに学校に接していただきたいです。
小学校に隣接するマンション(高層階)に住んでいます。ベランダから小学校は丸見えです。車がとまっているのも、電気がついているのも。小学校の方向は見ちゃいけないのですね笑。今後、夜洗濯物を干すときは、小学校の方向を見ないように気を付けます。爆

>気持ちにゆとりを持つ
そういうこといってゆとり教育は失敗しましたね。

>日本の教育に馴染めないならインターナショナルスクールや私立等に行かれた方が良いと思います。
こんなに公立学校がひどいとは思いませんでした。
知っていたら私立小学校を受験させたと思います。でも、私の住む地域の小学校は年間200万ぐらいかかるので、通わせるのは厳しいですが、、。

そろそろ、話題を出された野中先生のご意見が聞きたいです。

投稿: ある保護者 | 2016年9月 7日 (水) 10時42分

普通の教員のうちの1人様へ

世の中妊娠中でも立ちっぱなしの仕事なんて山ほどあります。匂いのキツイ職場、高温の職場も山ほどあります。

体が辛いなら退職されることもお考えになられてはいかがでしょうか?
保護者は無理して働いてほしいとは思っていません。

退職するか?
歯を食いしばってきっちり仕事をするか?
どちらかを選んでほしいと思っているだけです。保護者に思いやりを求めないで欲しいですね。

退職しても、常勤講師の仕事ならたくさんあります。
金だけで働いているわけではないと言われるなら、最終的に年収1000万稼げる正規採用にこだわる必要はありません。

>日本の教育に馴染めないならインターナショナルスクールや私立等に行かれた方が良いと思います。

と、ある教員様に言われてしまいましたが、きっちり仕事をできないなら退職された方が良いと思います。
退職されたらさすがに新しい人が配置されるでしょう。
保護者としてはその方が助かります。

投稿: ある保護者 | 2016年9月 7日 (水) 11時53分

乱入失礼致します。
ある保護者様の問いかけは、病欠の先生が引き継ぎ等もなく突然休むことで子どもたちや同僚の先生方に不利益があるというのはどうなのか、ということだったかと思います。
先日同僚が急な病欠をしました。お子さんがまだ小さいため頻繁に休まれたり、遅刻でいらしたりすることもあります。担任ももちろん持たれています。
しかし、子どもたちはそれで何か不満を言ったり担任に不信感を持ったりしているかといえば、そうでもありません。子どもたちからは慕われていますし、いらしているときにはきちんと仕事をしていますので、同僚からも迷惑だ、という声は上がらず、むしろ、あら大変ねーという感じです。
同僚もフォローし合うのが当然、という雰囲気です。
私は良い職場だと思っています。病気だから休む、無理をしない、大変なときはお互いフォローし合い、助け合うのが当然という雰囲気が子どもたちを健全に育てているように思います。
教員が割と多い職場なので、おそらくそのような職場ばかりではないと思いますが…。
病気の状態で出てきて、こなせる仕事ではありません。だからこそ、健康管理も仕事の一つと思っています。それでもお休みするときはありますので、子どもたちに不利益がないよう学年の教員で協力してフォローしています。
休んでしまったからといって、子どもたちに申し訳なさそうにオドオドしていたら、それこそ信頼関係が崩れてしまいます。
それでも確かにある保護者様のおっしゃるような納得のいかないケースというのは、あるのかなと思います。しかし、それはそもそも別の理由で子どもや保護者との信頼関係が薄いことが原因で、突然休むことが原因ではない気がします。休むにしてもそれぞれ事情があるかと思いますので、いらっしゃるときに責任を果たされている先生方は全く問題ないと思います。

投稿: スイちゃん | 2016年9月 7日 (水) 20時15分

他の仕事の準備に追われてコメントをしていません。今から北海道へ行きます。帰ってからコメントをします。

投稿: 野中信行 | 2016年9月 8日 (木) 06時24分

ある保護者さん。教員や学校に意見をおっしゃられるのではなく,日本の教育制度全体に問題があるということにも目を向けていただきたいです。そして,その意見を向ける先は,「国」なのではと思います。
 もし,教員免許をお持ちならば,(もちろん特別免許でも)是非,「現場」で一緒に働いてみませんか。中に入って働いてみないと分からない実態もあると思います。権利行使される先生方もいる中で,子どもたちを見て働いている教師もいます。野中先生は,そんな先生が,「生き抜くための」方法をおっしゃっているのではないでしょうか。
 「きっちりできない子ども」も「きっちりできる子ども」もいる。
国からお金をもらっていても,「きっちりできる教員」も「そうでもない教員」もいる。それが人の世界ではないですか。色々な人がいるから良いのです。バランスを取っているのです。

投稿: ある教師 | 2016年9月10日 (土) 20時18分

 お世話になっています。時々拝見して勉強させていただいています。

 ブログを拝見し、「わたしとして生き」ていないと「教師として生き」ることが難しいなぁと改めて思いいたりました。7年前に40歳を前に初担任。見事にクラスが荒れました。その時のことを思い返しても「わたしとして生き」て、子どもたちと向き合っていませんでした。「わたしとして生き」ようとシフトチェンジしたことで、仕事と家庭の両立についても、ほんの少し改善された気もします。

 ある保護者様からのご意見、学校としては真摯に受け止めていきたいです。天涯孤独の者でも、突然の欠勤はあります。ここは、ある保護者様もご理解いただいていると、文面より私は思いました。お子様の担任の先生の欠勤される姿も、責任ある社会人としての態度を学べる機会と評価してくださっています。

 更に、ある教員様を始め、現場の先生方で、しかも男性の先生方が現場のありようをきちんとコメントしてくださるお姿も本当に嬉しく思います。あからさまに「次、一緒に組むの、育休明けの人か」って顔をしかめていた男性教諭を見てきたので…

 問題なのは「自分の置かれた環境を考えて、常に突然に備えているのか」「頻繁な欠勤を避けるため、事前に何ができるか」ということなのだと思います。
 朝一本の電話で欠勤を伝えるのですが、「休みます」だけなのか「1時間目は○、2時間目は△…すみません」と言えるのかで随分違うと思います。更に放課後連絡して「明日は4限目から出勤するので…」ということができるか否か、ということであると思います。今の話題が育児であるだけで、ご自身の病気であっても介護であっても同じことが言えるのではないかと思います。
 それから、育児であるなら、最低3日間ほどは、病気の我が子を見守れるシフトを組むことができるかどうか、備えておくことが必要です。以前の同僚の方で、お子さんの発熱の為に、朝3時に学校に来て、自習課題を揃え、朝6時に帰って欠勤された方がいらっしゃいました。そこまでするかしないか、でなく、その「姿勢」から学ぶものはたくさんあると思います。

 野中先生も「ママさん先生が、その忙しさの中できちんと教師としての生活が成り立っていく。」と「きちんと」という表現を使われています。傍若無人に権利を行使することと「わたしとして生きる」ことは違うと野中先生も思われているのではないでしょうか。
 おそらく野中先生は本来、新学習指導要領の量と質についておっしゃりたいことがあったのでは、と勝手に推測しています。
 
 一般企業に勤めていた知人は、育児休暇明けに、遠方の事務所に転勤させられ、結局退職しました。保護者の方の中にはシフトを組むため1カ月以上前の予定を早く教えてほしいという方もいらっしゃいます。私も病児保育室には頻繁にお世話になり、保育士さんから注意を受けたこともあります。

 小学校勤務の立場から言えば、夜7時半には家族で夕食を囲める家庭が増えること、病児保育や夜間保育が必要な世の中になることを願っています。たくさんの方々が「わたしとして生きる」世の中になることを願います。

 野中先生のコメント、楽しみにしております。すぐには読めませんが。夏の研修、野中先生が来てくださると楽しみにしていたのですが、早い者勝ちの研修受付…せめて抽選にしてよ!教育委員会(怒)と吠えていました。
 
 

投稿: 通りすがり | 2016年9月11日 (日) 12時07分

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