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保護者の方からのコメントに答えて

私のブログを読んでおられる保護者の方から以下のようなコメントが載った。
 ★ ★ ★
はじめまして
保護者の立場から発言させていただきます。
私の子は小学2年生です。幸い2年間の担任の先生はとても授業が上手で人としても素晴らしい方です。
しかし、2年間とも両隣のクラスの先生があまりにもヒドイ。
もし、自分の子が隣のクラスだったら、ぶち切れると思います。
子供には、授業がヘタな先生が嫌だから、隣の学区に転校したい。
授業がヘタな先生が嫌だからクラスを変えてほしい。という権利はないのです。
しかし、先生にはうつ病になって、休職、休職手当で生活する権利はありますよね。
不公平だなあと思います。
大学3年生で授業がうまい学生は、受験塾(できれば大手できちんとしたマニュアルがあり、定期的に先輩講師からの授業見学でダメ出しがあるようなところ)で塾講師のバイトをしていたに一票ですね。
私も、学生時代と某資格試験受験のこと、塾講師をしていました。
塾講師仲間にも、教育大生がいましたが、教育実習ではえらい褒められて帰ってきましたね。日ごろ塾で鍛えられているからでしょう。
隣のクラスの担任を見ていておもうことは、6年間授業の上手な先生が担任だった場合と、6年間授業の下手な先生が担任だった場合では、ものすごく子供の学力に差がつくということです。
同じだけ、塾と自宅で勉強しても、行ける中学が1ランク2ランク変わってきます。
子供には、授業がヘタな先生で我慢する義務ってあるのですか?
授業がヘタな先生は自ら身を引いてもらいたいです(自主退職してほしい)。
中学受験塾並に授業が上手な先生に担任してほしいという要求は不当な要求なのでしょうかね。
教えてください。
投稿: ある保護者 | 2016年7月25日 (月)
 ★ ★ ★
 指摘されているところは、とてもよく分かる。
 まさに同感である。
 私も「味噌汁・ご飯」授業を提唱している立場から、そこのところを強く主張しているからである。

 ただ、中学受験並に授業が上手な先生に担任してほしいという要求は、少し違和感がある。
 というのは、学校の教師が追求すべき授業と、学習塾(特に受験に特化した塾)で追求する授業は、目的が違うからである。
 
 学校は、学習ばかりではなく、運動もさまざまな技能も、また生活規律なども学ぶトータルな教育の場である。
 一方、塾は学習に限定した教育の場である。
 
 学校は、個の子供を、人間として成長させる役割がある。つまり、共同体をひき継いでいく一社会人としての成長である。社会に通用していく人間を育てる役割である。
 
 一方塾は、進学塾の場合「受験用学力」の授受に特化した役割として成り立っている。(学校の授業を補完する学習塾も存在するが)
 だから、塾はテストの「点数」を上げることが授業の目的になる。

 学校は、「点数」を上げることだけが授業の目的ではない。
そこの違いはある。
  ★
 ただ、保護者の方が言われる通りに、授業を分かりやすく教えて、「点数」を上げていく授業にしていくことは、当然である。
 ここが公立の教師たちは、親方日の丸に守られていて、甘えがあることは事実である。

 ただ、公立の教師をしていた経験から1つだけ弁解させてもらえば、あまりにも授業にエネルギーを費やす時間が少なく、その他の膨大な仕事に振り回されていることである。

 勤務時間の中で1時間でも授業のための教材研究する時間がない。これが現実である。

 学校に1人でも2人でも教師が増え、クラスの人数が減っていけば、もう少し学校は余裕ができる。
 だが、OECD調査によれば、GDPに占める教育機関への公的支出の割合で日本は比較可能な32カ国中最下位である。最下位はすでに5年連続。

 毎年のように公的支援が減っている現実がある。
 教師の数を増やし、クラスの人数を減らすことなんて夢のまた夢。
 
  ★
 私たちはこういうリアルな現実の中で、それでも「日常授業」を豊かにしていく追求をしている。

 せめて、1時間でも勤務時間に授業準備ができる時間を作ろうよと主張している。

 明日はまた5,6時間の授業がある。
 そのために、1教科最低10分間は授業準備の時間を取ろうよというわけである。

 こうした中で、今教師たちは2人に1人が3年未満で辞職していく。
 厚生労働省の統計資料がそのことを明らかにしている。

 このままでは「学校」がもつはずはない。
 真剣にそう思っている。

 保護者の方、そういう現実があることも理解していただきたい。
 その現実の中で何ができるか。
 保護者の方の指摘を受け止めつつ、がんばっていきたい。   

 
 
 
 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私のコメントに丁寧に返信してくださりありがとうございます。

隣のクラスの先生は授業がヘタ(これは私が授業参観の時数回みました。)なことに加え、宿題をあまり出さない(これはママ友に確認)、掃除時間休み時間に教室におらず職員室にいたそうです(これは子供からの情報なので不確かかもしれない)。

掃除時間に掃除を子供たちと一緒にやることや、休み時間に順番に子供に声をかけて回ることで、信頼関係が気づけるのにと思います。

また、宿題についても、丸つけをして可愛いスタンプを押せば子供も喜んでくれると思うし、保護者にも頑張っていることがアピールできるのにとおもいます。

先生方が思われる以上に、保護者はプリント・ノート・問題集の使い方・教科書の書き込み(先生の指導による)で先生の授業の上手さをみていると思います。そして、そういうところでがんばっている先生は保護者として応援します。

学校と塾の決定的違いは
子も保護者も勉強したいとおもってやってくる。
定期的なテストでクラス分けされる。よって、同レベルの学力の生徒への授業はやりやすい。
他の子の迷惑になる行為をする生徒(授業中さわぐ等)は退塾していただける。

学校は、勉強したくない子もいるし、様々な学力の子がいるし、義務教育の間は退学させられないので大変だと思います。

それから、塾講師の仕事は点数アップだけではありません。受験に向かう子供達のメンタルサポートも大きな仕事です。
高学年になると、毎日4時半~9時まで塾にいる生活がはじまります。
子供は当然、休憩時間に弁当を食べます。でも、先輩講師も私も休憩時間に食事をせずに、心配な子(やる気のない子 成績が下がった子)に声掛けをしたりしていました。

中学受験は非情な世界で、誰でもが頑張れば志望校に合格できるわけではありません。小学生が多くを犠牲にして睡眠時間を削って勉強するのです。
メンタル的につらいと思います。これをサポートするのも塾講師の仕事です。
中学受験がうまくいってもいかなくても、中学受験でがんばった経験が子供のこれからの人生の大きな糧になるように、塾講師もがんばっています。

投稿: ある保護者 | 2016年7月27日 (水) 23時17分

それから、指導書についてこのブログで何度か取り上げられていますが、一保護者として一言申し上げたいです。

私も、過去に指導書を見たことがあります。
なんであんなに分厚いのですか?
時間があるときにじっくり読めば興味深い内容だと思います。2回3回と読めば新たな発見がある本だと思います。

おっしゃるように、1コマ10分の予習時間しかないのであれば、これらの指導書を最大9教科読むのは不可能だと思います。ならば、「これでバッチリ10分予習!」という10分で分かる副本をつけてみてはどうかと思います。
Aタイプ 学区のレベルが高く、クラスも落ち着いており、応用問題まで進める。
Bタイプ その逆
Cタイプ AとBの中間の学校むけ
と、3タイプぐらい用意すれば完璧だと思いますが、、。

報道のように教科書会社が賄賂を渡さなくても、そういう指導書をつくった教科書会社は採用されやすいと思いのですか?どう思われますか?

オリジナリティーのある授業を求めるから大変なのだと思います。

標準的なことを粛々とわかりやすくできる先生が、授業の上手な先生だと思います。

投稿: ある保護者 | 2016年7月27日 (水) 23時31分

 ある保護者様、はじめまして。
 PNはTOSS末端ですが、全くの個人的意見として受け止めてください。

「休み時間に声をかける」確かにできれば理想的です。ですが、宿題チェックや休みの子への手紙書き、学級外の仕事(委員会や校務分掌関連)、打ち合わせ(時間がここしかとれないこともある)、突然の対応(こどもの病気けが等々)など、休み時間が「暇」なことはなかなかありません。

「掃除指導」は、見回るか一緒にすることが大原則です。ただ、どこも時間が取れず、着替えに充てていた時もありました。もちろん、掃除が軌道に乗ったな、と確認してからでしたが。

「宿題のスタンプ」は、時間があるうちはできます。しかし、時間がないと、私は自分のアルファベットサインか、okサインで終わりです。スタンプを押す時間も厳しい・・・。

 授業が下手な先生を弁護するつもりは全くありませんが、現実はそうです。

 指導書について。

 私は、指導書はほとんど見ておりません。朱書きが邪魔だからです。厚い本は、該当箇所を探すのに時間がかかるからです。(厚く持ち運びが面倒ということもあります・・・)

 答えを迷ったり、疑問を感じたりした時に見る程度です。他には、研究授業の時(「ごちそう授業」的なもの・・・)。

 ただ、経験が浅い方は頼りにするものだと思います。私もそうでしたから。

 指導書の3タイプはよく考えられたと思います。
 ただし、2つの理由で利用し難いです。

 1つ目。教科書会社がそこまで作れるだろうか?
 2つ目。90%の子を基礎的なところまで引き上げていくのが精いっぱい。(残り10%は、どう考えてもきびしいので、ノートに写させるまでで終わってしまう。)応用的なところは、その場で考えた、時間的にできることをやるのが現実的。

 ということで、言い訳のオンパレードになってしまいましたが、分かっていただければ幸いです。

 そういう私も、2学期が始まったらこのブログにコメントすることも難しくなる・・・・まさに時間との戦いであります。
  

投稿: TOSS末端教師 | 2016年7月28日 (木) 13時58分

 このブログが大好きで毎日更新されるのを楽しみにしています。いつも野中先生に励まされています。

「子供には、授業がヘタな先生で我慢する義務ってあるのですか?
授業がヘタな先生は自ら身を引いてもらいたいです(自主退職してほしい)。中学受験塾並に授業が上手な先生に担任してほしいという要求は不当な要求なのでしょうかね。教えてください。

 保護者の方の要求も理解はできます。しかし,野中先生の言われるように,勤務の中で,1教科10分の教材研究すらできない現状があるのです。それが今の公教育(小学校)の現状です。保護者としても,公教育に限界が来ているという側面を理解されてコメントして欲しいです。「中学受験や並みに授業が上手な先生に担任してほしい。」ということも,現在の教員採用の現状(倍率や教員の質)も理解していただきたいです。

投稿: ある教師 | 2016年7月28日 (木) 16時41分

授業がヘタとはどのような状況なのでしょう。
指導書から目を離さず、生徒の反応を無視して授業を行うということでしょうか?
説明が長く、生徒が飽きてしまうということでしょうか?
もしも単に子どもが落ち着かない、私語が多いなどは授業がヘタだからとは限らないかと。
毎日教壇に立つ教員は、子どもとの関係性が授業に大きく出てきます。子どもとの関係がよければ大体の授業は上手く成り立ちます。
関係が悪くなると、もちろん言うことは聞きませんし、授業の内容がどんなに面白かったとしても反応は悪く、雰囲気も悪くなります。
ちょうど仲の悪いグループの人達に必死に明るく話しかけても相手にされないイメージです。
もっと言うと、振られた相手に必死にアピールする感じでしょうか。
そうなったら手を変え品を変え、頑張るしかないです。いかに相手の興味関心に見合う話をするか、いかに相手の領域に上手に入っていくか。
教員をやっていますが、授業の上手下手よりもむしろ子どもとの関係づくりに大体の教員は苦戦している印象です。

投稿: スイちゃん | 2016年7月29日 (金) 18時27分

このブログをいつも読み、勇気をもらっています。批判されることの多い中、野中先生の先生の味方目線でのこのブログが本当に心の味方となっています。

さて、保護者の方でしたら、子どもには授業が分かりやすく面倒見が良い先生を希望されるお気持ちも分かります、当然そうだと思います
子どもには、楽しく学校に行ってもらって、コンスタントに学力を伸ばし、元気な笑顔で帰ってきてもらうのが1番ですよね
(ただ中学受験なみにというのはちょっと求めるものが違うことは、分かってもらいたいです。中学受験の問題は、学校で教えるものとは全く違った学習が必要ですし、やはり学校は勉強だけでなく、生活そのものを学ぶ場所だと思います。子どもたちは、友達とのやりとりで本当にたくさんのことを学んでいます。学習でも、問題の内容は中学受験のものとは違っても、例えばクラスメイトに解き方を説明したり聞いたり、自分の解き方と比べたりすることはその子の様々な力を伸ばしていると思っています。学習レベルの差はあっても一緒に学ぶ中でどの子にも学ぶところのある時間になるようにはしたいとは思っています)

野中先生のおっしゃる通り、少し前の学校と今では、状況がどんどん変わってきています。10年ほど前には、保護者の方々は先生を応援する雰囲気がまだ残っていましたが、今の新採用の先生たちを見ると、保護者の方は基本かなり手厳しいです。もちろん新採用といえど、プロなんだからというのは分かりますが、もう少し温かい目でみてきただけると先生たちの元気が出ます。なにより、保護者と先生は敵対関係のようになってしまうことが結構あるのですが、子どもたちのことを思うもの同士なんですよね、本当は。
保護者の方も子どもも何も素晴らしい授業を望んでいるのではなく、コツコツと力を伸ばす先生を望んでいるんですよね

教員が疲弊せずに、家族も犠牲にせずに、子どもたちと毎日力を伸ばすためには、野中先生のみそ汁ごはんの授業、全員参加の授業、縦糸横糸が張られた学級経営、これからもっともっと大事になってくると思います。私も7時に学校に行き、帰りも平均7時に帰り、学期末は土日学校に行ったり、夜さらに残ったり家に持ち帰ったりしてぎりぎり仕事が終わる感じです。野中先生の技術を身につけて、もっと早く仕事を終わらせ、たまには妖怪ウォッチでも観て学校で子どもと話せるようなゆとりを持てるようにしていきたいです!

投稿: 普通の教員のうちの1人 | 2016年7月30日 (土) 01時47分

TOSS末端教師様
ある教師様
スイちゃん様
普通の教員のうちの一人様

お忙しいところコメントをありがとうございます。

中学受験並 授業がヘタという表現について補足させていただきます。

中学受験並というのは、中学受験塾で生き残っていける講師並という意味です。公立小学校で中学受験並の授業ができるわけがないことは私もわかっています。

授業がヘタというのは
板書がヘタでわかりにくい
黒板の方を向いたまま話す
何度も言い間違えや訂正があってわかりずらい
声が小さい
「ここ大事だよ」という授業のアクセントがない
授業参観日なのに準備不足
授業に子供を引き込めない

授業参観日なのに、指名した子が答えを間違ってもフォローなし
例 子供 5+7です。
先生 うーん 5+というところは合ってるよ。足し算なこともあってるよ。惜しい。5+8だね。
というように、間違った子のフォローができない。
そもそも、授業参観日には子供が恥をかかないように、正解を言える子をあてるのが原則では、、。

隣のクラスの子に一年分のプリントノートを見せてもらったが、私の子のクラスのプリントノートの3分の1もなかった。宿題のボリュームは5分の1以下。これでは、授業の質が維持できない。
というところです。

そして、スイちゃん様がおっしゃっているように、授業がヘタな以前に子供とのかかわり方にも問題がある先生です。
クラスで暴力があったことを被害児童の親が先生に相談しても、加害児童の親には報告しない。先生が加害児童を怒って終わり。
授業参観日に子供数人がトイレに行くふりをして教室からフラフラ出て行っても知らん顔。
先生が当日連絡で頻繁に休む(先生の子供の体調不良や先生の体調不良で)
授業中騒ぐ子を制止できない
等のことがありました。

親としては、授業がヘタな以前に子供とのかかわり方に問題のある先生に我が子の担任になってほしくない気持ちもありますね。

中学受験塾と学校の授業が違うことは私もわかります。
例えば、国語は効率よく短時間で問題を解くことのみを中学受験塾では教えます。
しかし、学校では、文章を長い時間をかけて読み込む。主人公の気持ちの変化を表を使って書いてみる。主人公になったつもりで手紙を書いてみる。等色々な視点から我が子の担任の先生は教えてくださいました。

授業がヘタで、子供とのかかわりかたに問題がある先生が担任になるとこういう授業が受けられなくなるのが嫌なのです。


投稿: ある保護者 | 2016年7月30日 (土) 22時25分

 ある保護者様
 丁寧にお返事していただき、ありがとうございます。

 お話の内容は、十分にわかりました。
 常識的なお考えと思います。かつ、教育関係に携わっていた方なので、一般の方より追究が鋭い(?)のだと思いました。

 「問題がある」とされている方々の経験年数がどれくらいかが気になります。
 
 少経験者なら、基礎的な勉強をし直せば、多分何とかなるでしょう。
 10年くらいの経験からは厳しくなります。
 20年以上では、「教育界から退場してほしい」と思われてしまうでしょう。かつて向山洋一氏が同様のことを言っていました。

 その先生を見ていないので断言できませんが、1教科10分程度の予習を確保すれば何とかなる、というレベルではない気がします。
 子どもとの関係づくりを学び直さないと非常にまずいのではないでしょうか?


 ただ、こういう風になったとしても、親(同僚)が支えようとするかどうかは、本人の一生懸命さに関わってきます。
 私の経験では・・・
 本人の懸命さが感じられた先生のクラスは、持ち直しました。
 他人のせいばかりにした先生のクラスは落ち着かないままでした。その人は、次の年もまた次の年も同様でした。

 (もちろん、「問題の子ども・親」が小者、かつパワハラがない場合です。これらは別の問題ですから)

ということで、その先生の意識が気になります。

 ただ、ちょっと気を抜くと私も危ないと思っています。
 危機を未然に防ぎ、危機には的確に素早く対応する。
 このことは常に心がけようと思っています。

投稿: TOSS末端教師 | 2016年8月 1日 (月) 00時44分

ある保護者様
ご丁寧なご返信ありがとうございます。
状況よくわかりました。
TOSS末端教師様がおっしゃるように経験年数にもよるかと思います。
経験も知識もあってこの対応ではかなり問題があるように思います。
逆に、経験年数の少ない教員であれば、このように対応してほしい、とお伝えすれば感謝されるかもしれません。
私含め、経験不足、力不足で事が起きているのであれば、早く適切なやり方を学び、出来る限り改善し、少しでも子どもたちにとってよい学びの場をつくりたいと考えているはずです。
どちらのケースにしろ、子どもも教員も不幸な現場があるのは事実であり、教員側の努力で改善できるものであれば、少しでも改善できるよう、学校側との話し合いが必要かと思います。

投稿: スイちゃん | 2016年8月 3日 (水) 14時52分

ある保護者様、お話すごくよく分かりました。
授業、ノート、宿題、から学校での様子を本当によく見ていられるのですね
私もよりよい授業、子どもとのかかわりが出来るように勉強し続けたいと思いました。

野中先生も言われているように、クラスが落ちつかず、学習に向かわなくなってしまうのは最初の関係づくりが重要で、最初に子どもたちとのかかわりを間違うと後からやり直すのは非常に難しくなります。また非常に難しいクラス編成に運悪くなってしまうということもあります(悪いほうに影響しあう子どもが集まってしまう、学習面で個別対応が必要な子があまりにも多いなど)
もちろん大変なクラス編成であっても、素晴らしい対応によってほとんどその子たちが悪くは目立たなくなることもあります。
私にはまだそれだけの自信はないので、最初の学級開きのときはとても緊張します。金の時間の一か月が勝負だと思って必死になっています

スイちゃん先生の言われる通り、経験の少ない教員であったり、経験があってもなんとかしようと改善しようと努力している様子があったら、ぜひ応援する気持ちになっていただければ、と思いました。甘えたことなのかも知れませんが、お家のかたの影響は子どもにとっては絶大で、子どもたちはお家の方の言っていることをそのまま真似をしたり、態度に表します。(先生の批判をすると学校でも行ない、みんなに広がるなど)状況をさらに悪くしないためにも保護者の方々の協力.応援が得られれば大変心強いです。

ただ、ちょっと話は変わりますが子どもたちのためには、手遅れにならないうちに学級を軌道修正できるシステムが学校にあればなぁ、と思いました。初任の先生には初任研指導の先生がいますが、次の年からはいません。隣のクラスにいても、自分のクラスもあるので気づいたときには手遅れになっていることがほとんどです。教育相談コーディネーターがクラスをまわってみてくれるシステムがあったり、校長先生がクラスをみていち早く察知してくれる場合もありますが、それができているのは本当に一部の学校だけだと思います。校長先生はそんな余裕がなかったり、コーディネーターの先生も教務や教科担任やクラス担任と兼任であったりして他のクラスをみる余裕はないからです。客観的にクラスを見て、適切な人員配置やアドバイスができるシステムがあったらなぁと本当に思います。やはり人を増やして余裕をもたらし、子どもも教員もみんながよい環境にいられるような方向に進む政策も望みたいです。

投稿: 普通の教員のうちの1人 | 2016年8月 5日 (金) 03時18分

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