早くやってくれ!
自民議連が文科相に以下のことを提言したということ。
http://this.kiji.is/110219549016915969
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教員、6時までに退校を
自民議連が文科相に提言
学校教員の長時間労働是正を検討している自民党の議員連盟(会長・塩谷立衆院議員)は31日、午後6時までに退校できる体制づくりや、部活動の負担軽減を求める提言の中間取りまとめを馳浩文部科学相に手渡した。
中間取りまとめは「教員の長時間労働に支えられている状況は既に限界」だとして、抜本的な改革が必要と指摘。
その上で(1)教員全員の午後6時までの退校を目指し、勤務時間管理や健康管理などを促進する(2)部活動は大会などを除き、土曜、日曜を休養日とする(3)業務を明確化し、給食費の徴収業務などを極力行わせない―ことなどを提言した。
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大賛成。
早くやってくれと言いたい。
だが、かけ声だけではだめだ。
実際の業務がそれだけあるために遅くなっているのである。
これを削っていかなければいけない。
文科省はじめ各教育委員会などからの提出文書は、前期だけで3000枚、一日あたり平均23,4枚になると聞いたことがある。ほとんど教頭、副校長の業務。
忙しくさせているのは、どこなのかはっきりすべきだ。
とにかく、まず最初にやらなければいけないのは、次のこと。
●午後5時を過ぎたら、学校は留守電にすること。
(緊急の場合の連絡だけをはっきりしておけばいい)
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2人の先生からコメントをもらった。
ありがとうございます。
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びっくりです。
野中先生と同じ横浜で教員を14年やっています。
私は前任校、現在の学校もそんなに遅くまで残っているいる人いません。5時になるとポツポツ帰り始め、7時までいると今日は遅いなぁ〜と言っている人がほとんどです。
遅くまでいるとなんで?という雰囲気になります。、もちろん終わらない仕事はあります。誰でも。
しかし、私自身教務主任をしていたのでよくわかりますが、そんなに多くの仕事に時間はかかりません。
明日に回せるものがほとんどです。
9時、10時までやって、、何が次の日にいかせるのでしょうか?
仕事術を研究してみたほうが。
今は研究主任してますが、指導案検討を本日行いましたが、30分超えると同じ話しか出ないので、開始時間と終了時間を書いて始めたら、2本で50分ほどで終わりました。板書を書いて検討してもです。
教員はなんでも輪番制を取ることが多いと思います。司会や記録。
そうすると慣れてない、要点を絞れないと途端に長くなるので、私はできる限り司会をやります。すると自分で時間をコントロールできるので早いです。
しかし、これも上記の校長の元だと手を抜いているとなるのですかね。
投稿: 同じ横浜です
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まったく同感です。
岩瀬直樹先生が、『成果を上げて5時に帰る教師の仕事術』という本を出されています。家庭も仕事も充実してこそ、豊かな教師人生を送ることができる…。そのことを知っているから、時間を大切にし、しかも成果を上げる仕事術を磨いていけるのだと思います。
確かに現場は多忙です。しかし、変えられるところは変えていく。それは、校内から、自学級から、地道に積み上げていくことで、可能になるのかもしれません。最近、そんなことを考えています。
投稿: 鈴木玄輝
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