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つれづれなるままに~今までの価値観がゆさぶられている~

  ●5月7日に、「味噌汁・ご飯」授業研究会を行った。
 私が最初に「『味噌汁・ご飯』授業の現在」、「算数の『味噌汁・ご飯」授業を提案する」の提案をした。
 
 それから2つの模擬授業(算数授業の例題指導)。
 教科書を使ったみごとな授業。
 「味噌汁・ご飯」授業では、このような授業を積み重ねれば確かな成果を上げていくはずである。

 文書提案は、以下の通り。
「特別支援の学級で算数の『味噌汁・ご飯』授業をした実践」
「どうして単元テストでクラス平均90点以上をあげるようになったか」
「学力テスト(横浜)を向上させた実践」
「最初の学習規律をどう身につけさせたか」
「N小学校における野中先生の授業を観て」という内容。
 
 刺激的で、充実した研究会であった。
 
●11年目と13年目の先生の話を聞いた。
 2人とも、Y市やK市の都市部での先生。
 同期全部が集まる研修会があったら、集まった人数は初任の頃の半分になっていたという話であった。
 
 いやいや、びっくり。
 2人とも30代の半ば。
 
 学校の中では、中堅で、中心を占めている存在であるはずだ。
  その年代がもう半分は辞職している。
 「おいおい、ほんとうかね!」とため息をつく。

 厚生労働省が昨年発表した資料によれば、3年未満の教師たちの辞職率が48.5%。
 2人に1人辞めている割合である。
 
 まさに、この数字を裏付ける話である。
 大変なことになっている。

 私は、「学校の終わり」現象が始まっていると言って顰蹙を買っているが、ほんとうにそうなっている。
 
 
●12日に、静岡県の掛川まで行く。
 静岡の初任者研修(静西地区)である。
 
 総合教育センターで180名の初任者に話をする。90分。
  大型連休で少しの休みが取れたのか、へとへとに疲れている表情はない。
 
 静岡は、全体的に子供たちは落ち着いている。
 だから、現在の時点でクラスが荒れているという事態はそんなに想定できない。
 それでもにぎやかになっているはずだ。
 これからなのだ。魔の6月がやってくる。

 これからどういう姿勢で「学級づくり」をしていくのかを話す。 来週は、静岡のもう一つの地区(静東地区)に行く。

●神田昌典さんの『2022ーこれから10年、活躍できる人の条件』(PHPビジネス新書)を読んでいたら、地震の話のことが出てきた。
  防災・危機管理の専門家 渡辺実先生の話が出ていた。
 2011年6月12日での話である。東北での大震災が起こった直後のことである。

 ・  今回の地震で、日本列島が東南東の方向に動きました。つま  り日本列島が傾いているのであり、それを補正するために、さ  らなる地震が起こるわけです。
 ・ なかでも首都圏については、立川断層帯の地震発生危険度が  増しました。立川断層は、東京都庁の下を通っています。 
 ・  列島全体が地震活性期に入っているので、いつ、どこで大規  模な震災が起こっても不思議ではありません。

 「地震活性期に入っているとすれば、いつごろまで注意すればい いんですか?」という問いに、
 渡辺先生は答える。
 「……少なくとも半世紀です。この活動期は、いまから振り返ると、阪神・淡路大震災からはじまったと考えられます。それが16年前ですから、あと最低34年は、見ていただかないと…」と。

 熊本地震は、こうして起こっている。

●玉置崇先生よりメールをもらう。
 岐阜聖徳大学教育学部の玉置崇ゼミ生(3年)の1人の発表である。
 玉置先生が出された課題は、『なぜ野中先生は「3・7・30の法則」を作ろうとされたのか』である。

http://www10.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2190001&type=1&column_id=231782&category_id=1159

 玉置先生は、この大学で何かを始めようとされている。
 いずれその全貌が分かってくるのであろう。

●横藤雅人先生が「かくれたカリキュラム」で2冊目の本を出された。
 『管理職・主任のための「かくれたカリキュラム」発見・改善ガイド 』(明治図書 横藤雅人・武藤久慶著)である。

 この本を読んだ、山形の鈴木玄輝先生が感想をフェイスブックに載せていた(玄輝先生は、『新卒教師時代を生き抜く365日の戦略』5年生 の著者でもある)。

 「もう1冊。横藤先生の新著。
  頭を揺さぶられる思いで読み進みました。
  自分自身の「在り方」を、一旦疑い、壊し、再構築するとこ  ろからしか、進歩はないと悟りました」

 恐らく、この本を読まれたら、このような感覚になるのではないか。
 今まで私たちが持っていた価値観に揺さぶりをかけられている。

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