「日常授業の改善」(1)~あれはあれ、これはこれ~
福山憲市先生が、新しい学校に異動された。
担任を久しぶりに持たれている。
楽しみ、楽しみ。
その途中経過がフェイスブックに掲載されている。
今日は、こういうこと。
★ ★ ★
「日常授業の改善」がメインの校内研修計画が通る!!
今年度は転勤して研修主任・学力向上主任共に持っています。(その他4つの主任)今日は今年度の校内研修の方向を決めました。昨年度のものを大きく変え、「日常授業の改善」に焦点を当てたものにさせていただくことができました。野中信行先生とコラボ講座をした時から、思いが同じだねーと言うようなことを言われ、嬉しくなり、研修主任になったら、再び「日常授業の改善」に力を注ぎたいと思っていたのです。ステキな同僚に恵まれ、新しい「場」で、新しい試みに挑戦することができます。学級担任に復帰するだけでなく、新しい試みの校内研修、みんなで取り組むものにも挑戦できることに幸せです。(*^_^*)
★ ★ ★
今、福山先生は現場の先生たちがやらなければいけないことは「日常授業の改善」なのだと考えられている。
だから、新しい学校で、すぐに、こういう提案をなされている。
私と授業改革の志は同じである。
★
このブログで、何度も書いてきたことがあるが、今まで日本の「授業研究」は、「ごちそう授業」の追求をしてきた。
それを「研究授業」として具現化してきた。
今でもそれがなされている。
「何が問題なのだ!」と言われる。
その研究授業は、さまざまな教材研究がなされて、さまざまな準備がなされて、そして精一杯の授業を提示しようとする。
子供が意欲的に発言し、話し合い、討論できる。
できればそんな研究授業を示したい。
いいじゃないか。
研究授業後の話し合いでは、「とても子供たちが意欲的に発言していて良かったです」「子供たちが協力する姿がとても良かった!」……というような話し合いがなされる。
研究授業者は、満足する。「良かった!」と。
ところが、その研究授業が終わると1年間すべての授業が終わったような状態になる。
明日からは、またいつもの「日常授業」に戻る。
「あれはあれ、これはこれ」なのである。(続く)
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