« 「日常授業」の改善(2)~ぶっつけ本番授業~ | トップページ | つれづれなるままに~今自分ができることをやる~ »

「日常授業」の改善(3)~なぜ、授業の技量が上がらないのか~

一部の先生がやっていることを極端に話しているのだろうか。 
「野中先生、極端な言い方ですよ。私は研究授業から学ぶことが多いし、日頃の授業にも生かしています」と言われる。

 もちろん、そんなことはある。
 何事にも、その気があれば学べるものである。

 私が問題にしているのは、そんな個人的な心持ちではなく、「現実」の研究システムの問題である。
 ★
 現実的に「あれはあれ、これはこれ」の論理での研究システムを何十年も続けてきて、そしてどうなったのか。

 教師の授業技量は、上がらなかった。
  私は、ここ4年ぐらいで1000人以上の先生たちの授業を見てきて、はっきりと断言できる。

 中堅やベテランになっても、相変わらず初任者と同じような授業をしている先生が数多くいる。
 毎日5,6時間の授業をしているのに、ほとんど授業の技量があがっていない。
 こんなこと、他の職業ではありえないこと。
 
 どうしてこんなことになるのか?
 
「ぶっつけ本番授業」の慣れの果てである。
 要するに、「日常授業」は「無法地帯」だったのである。

 研究授業は精力的に取り組んで精一杯の授業を見せようとするが、「日常授業」はまた別の授業になる。
 お客さんがきたときには、「ごちそう料理」を振る舞うが、日常に戻れば、お粗末なジャンク・フード料理になるというのと似ている。
                                                                                             (続く)


 

|
|

« 「日常授業」の改善(2)~ぶっつけ本番授業~ | トップページ | つれづれなるままに~今自分ができることをやる~ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/63557594

この記事へのトラックバック一覧です: 「日常授業」の改善(3)~なぜ、授業の技量が上がらないのか~:

« 「日常授業」の改善(2)~ぶっつけ本番授業~ | トップページ | つれづれなるままに~今自分ができることをやる~ »